Tue.
8
Mar,2016
中庭 佳子
投稿者:中庭 佳子
(何でも屋担当)

2016年03月08日

"正直な今"からはじめる
ひらかれたコミュニケーション

初代・編集長のつれづれ草

中庭 佳子
投稿者:中庭 佳子(何でも屋担当)

編集長の中庭です。
ものさすサイトを立ち上げて4ヶ月が経ちました。

働く、暮らす、生きる。
色々なモノサシの、集まり。
「ものさす」ひとの、正直な今。

トップページの右肩に上記のような言葉がありますが、ものさすサイトでは、この「正直な今」という言葉を座右の銘(?!)とし、私たちの働き方と暮らし方、日々の会社の様子などを、できるだけありのままにお伝えしようと心がけています。

毎日の投稿は、スタッフ全員が持ち回りで書いていますが、サイトを通していろいろな反応をいただくことも増えてきたようです。
仕事の相談はもちろん、お客様がサイトで顔を見て声をかけてくださったり、日々の仕事ぶりをご家族が知る機会になったり。なかでも、採用活動に変化が現れたという話が興味深かったので、今日はそのことをご紹介したいと思います。

変わる面接の景色

先日、代表・林が「最近、面接に来る子がモノサスのことをよく知っているんだよなぁ」と不思議そうに話していました。

どういうことか詳しく聞いてみると、

「社員旅行、無人島に行こうとしてたんですよね。座間味島、楽しそうでした。」
「私、ベストモノサシスト獲ると思います!」
「社食ってどんな制度なんですか?」
「タイの内装工事大変でしたね。」

などなど、サイトの記事を読んでいなければわからないような、細かい事情まで踏まえた発言をする方が増えているそうです。

サイトを通してモノサスを理解してくれているので、面接の場で「会社のことを説明する」よりも、その方の人となりや、どうしてうちに入りたいのかなど、「相手のはなしを聞く」ことに集中できるようになり、結果的に以前よりも、お互いが深くわかり合えるようになった、とのことでした。

これまでは応募動機などを聞いても「うちのことあんまり知らないのに、それ本音なのかな?」と感じることもあったようですが(その頃はwebサイトにも今ほど情報があったわけではないので仕方ないのですが…。)、このサイトによって、私たちの多様な面が表面化されたことで、応募する方もさまざまなポイントで共感し、面接に来てくれるようになったのです。
 

スケルトン化するモノサス
これからのコミュニケーションのゆくえ

日本の文化には"ホンネとタテマエ"という考えがあります。
このサイトが「正直」であろうとするならば、"ホンネ"と"タテマエ"はできるだけ一致させ、モノサスをスケルトンな状態にひらいていく必要があるでしょう。そのため投稿者には一人称(私は〜)で語ることを推奨し、さまざまな出来事や体験談を、できるだけありのまま語ってもらうようにしています。

そんなことを積み重ねていくことで、会社の輪郭が「うちの会社はこうです」という決まった言葉によってではなく、個々の多様な「正直な今」の点が集まりから、ぼんやり浮かび上がってきているように感じます。
そんな私たちに、さまざまなポイントで共感し、応募してくれる方々の様子を聞いて、外との新しいコミュニケーションが見えてきたような気がしています。
自分たちをひらくことで、より深いコミュニケーショがとれるようになった採用活動のように、他者とのつながり方がこれまでと変わってくるかもしれません。

ひきつづき、ものさすサイトをとおして、多様な言葉と表現で私たちのことを伝え、また、ものさすサイトの向こう側にいるみなさんとコミュニケーションをとる方法を探っていきたいと思います。

編集部より

みなさんの声をお聞かせください。

当サイトについて、お問い合わせフォームよりメッセージをいただけると嬉しいです。

あの記事はこんな風に思った。
いつもこんな時に読んでいる。
自分は〜〜という者だ。
こんな記事が読みたい。

などなど、単純な感想でも、名乗っていただくだけでも構いません。
いただいたメッセージはものさすサイトの今後に役立たせていただいたり、繁忙期でも記事をあきらめないよう、スタッフの励みにいたします(笑)ので、よろしくお願いします。

メッセージを送る

 

この投稿を書いた人

中庭 佳子

中庭 佳子(なかにわ けいこ)何でも屋担当

こどもが生まれてからは早寝早起き3度の食事づくりの日々。好きだったランニングと地ビールが遠のき早3年目…。家をDIYで改装し、週末ギャラリー運営中。仕事はやってきたものをいろいろやってます(主にWeb制作)。

中庭 佳子が書いた他の記事を見る