2016年07月

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水曜日の投稿

今井 智也
投稿者:今井 智也
(デザイナー)

2016年07月13日

デザイナーはどうやってinputしているのか
自分的、アイデア収集術

デザインの目のつけどころ

今井 智也
投稿者:今井 智也(デザイナー)

こんにちは。デザイン部の今井です。

デザイナーの皆さんは、日頃どのようにしてアイデアを探していますか?
専門誌やファッション誌からヒントを得たり、映像やアート作品から刺激を受けたり。人によって情報の探し方はさまざまですが、Webという仕組みのおかげで、様々なアイデアソースにだれでも簡単にアクセス・発信できるようになりました。

しかし、逆を言うと情報が溢れすぎていて自分がほしい情報になかなか辿りつけないこともしばしば。いかに自分が欲しい情報だけを見つけだすかは、どのサービスから探すのかによって、大きく変わるのではないでしょうか。

今回はデザイナーとして自分が日頃どのようなサービスを使い、それをどのように仕事に活かしているか簡単にご紹介したいと思います。
 

デザイン、アプリ、テクノロジー…このアドオンがあればだいたいOK
Muzli


Muzil:https://muz.li/

Muzilはデザイントレンドや新しいサービス、アプリなどの情報を有名Webサービスから自動的に収集してくれるキュレーションサービスです。

ブラウザでも見れますが、Chromeのアドオンが便利です。新しいタブを開くと上記のような画面が開き、様々なジャンルの新着記事が並びます。このサービスは海外のサービスなので記事はすべて英語です(自分はまったく英語ができません)が、なんとか単語を拾って情報収集しています。

機能としては画面左側にあるアイコンをクリックすると各有名Webサイトごとの情報を表示してくれます。ブックマーク機能もあり、気に入った記事があれば、後で見ることもできるので重宝しています。UIもGood。

自分は新し物好きなので、暇さえあればMuzliを使い、プロジェクトスタート前のアイデア探しや新しいapp探しの旅にでます。
いいアイデアがあれば早速自分の仕事に活かしてみたり、作業効率化の為に新しいサービスやアプリを試してみたり。案件ごとに新しいアイデアを活かせるのはMuzliのお陰です。良質なデザインやアイデアに毎日触れることはいい刺激になりますね。もうMuzliなしでは生きていけません。

同じようなサービスだとPandaというのもあります。
 

世界中のクリエイターが集う、デザインSNS
dribbleBehance


dribbble(左):https://dribbble.com/
behance(右): https://www.behance.net/

言わずと知れた2大デザインSNS、dribbleとBehanceです。

dribbleは誰でも作品を投稿できるわけではなく、招待制のSNSになっています。
ある程度のスキルを持ったデザイナーさんが作品を投稿していて、自然とクオリティーの高い作品が集まっています。

Behanceもdribbleと同様、自分の作品を投稿しオンライン上にポートフォリオを作成、公開できる場となっています。

この2つのサービスに投稿される作品は多岐に渡り、Web、アプリデザイン、グラフィック、アート作品、映像、写真、装丁…などノンジャンルで作品が投稿されており、様々なジャンルからインスピレーションやアイデアを得られます。
このサービスを利用することにより、世界のデザイントレンドをすばやく把握することができ、プロジェクトや自分の作品作りに活かすことができました。

dribbleはWebやアプリなどのUIデザインの投稿が多く、対してBehanceは
グラフィックデザインやアートなどの投稿が多いように思います。
自分の担当しているプロジェクトによってdribbleとBehanceを使い分けています。
ただなんとなく眺めているだけでも楽しいサービスです。

他にもPinterestや国内だとFICCさんが運営するJAYPEGなどもあります。
 

Webデザインのベンチマーク探しならここ
straightline bookmarkAWWWARDS


straightline bookmark(左): http://bm.straightline.jp/
AWWWARDS(右): http://www.awwwards.com/

こちらの2サイトにはもう何年も前からお世話になっています。

straightline bookmarkは国内外からクオリティーの高いWebサイトを集めたデザインギャラリーです。特徴としては色やジャンルでデザインを絞り込める他、レイアウトで絞り込める機能もあります。

AWWWARDSは海外のサイトです。
一見ただのギャラリーサイトかと思いきや、Webサイトを評価するアワードサイトなのです。各国のWebデザイナーが評価しているのですが、サイトに登録すると一般のユーザーでも評価ができるそうです。

この2サイトに関してもベンチマーク探しの時に使い分けていて、基本的に日本のサイトを作ることがメインなので、straightline bookmarkを多用していますが、LPページやリッチコンテンツ、少し尖ったアイデアが欲しい時にはAWWWARDSを見て参考にしています。「このようなトーン&マナーがいい」、「この雰囲気の写真が近いかも」とクライアントがイメージに近いものをギャラリーサイトから選んでもらうこともあります。それを参考にクライアントのイメージやメッセージを形にしています。

Webサイトのギャラリーサイトは、他にもWeb design Bookmark S5-StyleCSS WINNERなどもあります。
 

自分のセンスやデザインを見る目を磨く
Fubiz


Fubiz : http://www.fubiz.net/

世界中のアートやテクノロジー、デザイントレンドなどを紹介するデザインブログです。フランス発のブログなので、本文はフランス語。
何を書いてあるのかまったく分かりませんが、写真中心のブログなので記事はなんとなく理解できます。

Webに関するデザインや技術的な記事は一切ありませんが、アート、フォトグラフィー、プロダクトデザイン、建築、グラフィック、最新テクノロジーの記事が中心になっていてただなんとなく眺めているだけでも楽しめるブログです。

自分は気分転換にこのサイトを訪れてます。直接自分のプロジェクトには影響しなくても、自分のセンスやデザインを見る目が磨かれるような気がします。
また、デザインになにか味付けをしたり、アート要素をとりいれてみたり…とそんな時にふと訪れてしまうサイトです。

ちなみにiPhoneアプリもあり、いつでもfubizの記事を見ることもできます。
 

日々、input→output

案件が多忙になってくると目の前のことでいっぱいになり、ついついinputすることが疎かになってしまいがちですが、自分は今回紹介したサービスやサイトを使って、毎日5分〜10分でも最新のトレンドをチェックするようにしています。

もちろん、Webから得た情報だけではなく、現場のデザイナーやコーダーから自分の知らないアイデアや情報を教えてもらうことも多々あります。

今では「input→output」が日課です。

日常におけるinputから、アイデアの引き出しを増やしつづけること。そのアイデアをoutputして、案件に活かしていくこと。その繰り返しによって、新しい表現が可能になったり、一歩進んだデザインに近づくことができると思っています。

この投稿を書いた人

今井 智也

今井 智也(いまい ともや)デザイナー

Apple,ガジェット,エレクトロニックな音楽が大大大好きなデザイナー。1983年東京生まれ。A型。好きなフォントはFutura。猫好きだけど猫アレルギー。最近ジョンマスターオーガニックにハマりました。モノサスPerfume分科会の会長やってます。

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