
2016年03月15日
「笑い」をとおした
関西での仕事と暮らし
こんにちは、大阪事務所の吉永です。
早いものでもう3月の中旬。例年であれば、冬の間に数回街全体が雪で真っ白になることがあったのですが、今年はもうなさそうなこの暖かさ。この調子で行くと、こちらの桜は3月中に満開を迎えそうな日が続いています。
さて、前回までは大阪事務所の話を中心にしていましたが、今回は「関西」のことについて話をしたいと思います。
関西の人が大切にしていること
関西の人は「笑い」を大切にしている。
これは関西圏以外の人でも周知のことだと思いますが、実際にはどうなのか。
「実際に大切にしています。」私はそう言い切れます。
確かに、日本全国で「笑い」がない、求めない。という地域はないでしょう。
しかしながら、関西圏ではそれをより強く求めていると思います。
関西の多くの人が会話の中に「オチ」をおき、わざとボケ、そして相手にツッコませる。
そうすることでに生み出される「笑い」を大切にしている、そう実感しています。
大阪事務所の隣の敷地にある石碑。ここから「笑い」を興行とする寄席が始まった。
仕事の中でも現れる
コミュニケーションのための「笑い」
これは日々の仕事の中でも顔を出します。
仕事の会話中にボケてツッコみまくる、ということではなく、合間合間に笑えるポイントを探し、笑う。
仕事の中でそんなことは必要ないかもしれませんが、それがあることによってより親密なコミュニケーションが取れ、より円滑に仕事ができるのも事実です。
前回の記事で「関西での仕事はお客さんとの距離が近い」と書いたことも、ここに通づるのかもしれません。
実際に、話が面白い、相手を笑わすことが上手な営業の方は、こちらでは特に成績優秀と聞きます。
大阪市内のきれいなビル群の地下。きれいな街並みでも、少し入り込むとコテコテしたエリアがまだ残っている。
なぜ、「笑い」を大切にするのか
暮らしや仕事の中で「笑い」を大切にする。
それは、なんでもない日々の日常をより豊かにしようと試行錯誤してきた結果ではないでしょうか。
ただ単にバカをしているのではなく、会話を楽しみ、日々を豊かにしていこうする表れなのだと思っています。
こんなことを言ってはおりますが、私自身高校生まではこの「笑い=話をするならオモシロく」というのが非常に苦手でした...。
それが今では(年のせいなのか)好きでたまりません。
自分自身が何でもオモシロく話すことができるわけではありませんが、まわりのそのような会話を聞いているだけでも、楽しくて仕方ないのです。
私だけでなく関西に住む多くの人はそれを楽しみ、日々を暮らしていると感じています。
今回は以上です。
また来月あたりに!