2018年10月

31

水曜日の投稿

今井 智也
投稿者:今井 智也
(デザイナー)

2018年10月31日

気になる3Dアーティスト・
モーショングラフィックアーティスト
独自の世界観を築く4人をご紹介

デザインの目のつけどころ

今井 智也
投稿者:今井 智也(デザイナー)

デザイン部の今井です。
今回は Web やテクノロジーではなく、自分の最も好きな分野である、
「3D・モーショングラフィックス」のアーティストをご紹介したいと思います。

自分は Web を始める前、3Dや映像制作の勉強をしていた時期があり、
今でも勉強や情報収集をしています。(なかなか自分の作品は作れていませんが…)

以前の記事でもご紹介した、ポートフォリオサイト「behance」の中から自分が気になった
アメリカ、中国、チェコの3Dアーティスト・モーショングラフィックスをご紹介したいと思います。


独特な色使いで、毎日1作品を生み出す
beeple(アメリカ)
https://www.beeple-crap.com/

アメリカの3D・モーショングラフィックスアーティスト。
本名は Mike Winkelmann。VJ、映像制作、ミュージシャンの PV やライブ映像の制作など活動は多岐に渡ります。また、最近では彼の作品が LOUIS VUITTON のスプリングコレクションに採用されるなど、映像のみならず様々なシーンで活躍しています。

2017年には東京で開催された「Motion Plus Design Tokyo」にゲストスピーカーとして来日しています。

こちらは3年前の作品。
自身のWebサイトにはメイキングやプロジェクトファイルが公開されており、大変勉強になります。

そして彼が毎日欠かさず行っている事があります。
1日1作品を制作、公開する「everydays」というプロジェクト。
2007年から作り続けて、11年間休むことなく作品を公開し続けています。
これはなかなか真似できませんね。

彼が毎日生み出す作品は独特な色使い、引き込まれる世界観がとても印象的です。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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圧倒的なセンスで物語の世界を表現
YONGSUB SONG(アメリカ)
https://yongsubsong.com/

YONGSUB SONG さんはアメリカのモーショングラフィックアーティストです。
彼の手掛ける作品は有名な映画・ドラマのオープニング、GUIアニメーションなど。
「アントマン」、「パシフィック・リム」、「X-MEN」、「オブリビオン」のオープニング、「プロメテウス」や「アイアンマン」の作中で使われる GUI アニメーションのデザイン。全体的にスタイリッシュでクールな作品が多いですね。


このアーティストを知ったきっかけは、「アメリカン・ゴッズ」という海外ドラマ。
メインタイトルアニメーションを手掛けてらっしゃいます。初めて見たとき痺れました…

その中でも彼の手がける、海外ドラマのオープニングがとてもクール。

自分は海外ドラマをよくみるのですが、「アメリカン・ゴッズ」という作品のオープニングは秀逸。物語の雰囲気をクールで不気味に上手く伝えていると思います。
(ドラマの内容は描写が結構グロかったりするので、耐性がある方のみおすすめします。)


海外ドラマの「ウエストワールド」。海外ドラマのOPはセンスの塊です。



こちらは映画「プロメテウス」(エイリアンの前日譚)のGUIアニメーション。

CGでしか表現できない、幻想的な空気感
XiaoLin Zeng(中国)
https://zaoeyo.com/

XiaoLin Zeng さんは中国のヴィジュアルアーティスト。
この方に関してあまり詳しいことはわからないのですが、今年の「Motion Plus Design Tokyo」でもゲストスピーカーとして来日していたそうです。

彼の作品を初めて目にしたのは behance でした。
「Pauseフェスティバル」というビジネスイベントのオープニングムービーだったのですが、フォトリアル CG、BGM、タイポグラフィーアニメーション、どれをとっても洗練されていて、それぞれがうまく1つに組み合わさり、見る者を引き込むムービになっています。


Pause フェスティバルというビジネスイベントのオープニングムービー。
「これからなにがはじまるんだろう?」とドキドキさせるような素敵なムービー。




イタリア・ミラノで開催されたDigital Design Daysというイベントのオープニングムービー。
こちらも暗めの世界観ですが、幻想的で惹きつけるムービーです。


また、日本を代表するアニメ「AKIRA」のトリビュートムービーをアッシュ・ソープというクリエイターの方と共作。こちらのムービーはアニメのカットを忠実にCGで再現しており、CGでしかだせない空気感や世界観をうまく表現しています。



「AWAKEN AKIRA」AKIRAファンにはたまらない仕上がりです。

荒廃した世界に残ったポップカルチャーを描く
Filip Hodas(チェコ)

Filip Hodas さんはチェコ共和国プラハ在住の3Dアーティスト。
この方の作品の表現方法が面白く、有名なキャラクターを絶望的で荒廃した世界で描くという「ポップカルチャー・ディストピア」シリーズとして behance や Instagram で作品を公開しています。錆びついていて、苔も生え、忘れ去られた感じが華やかなキャラクターと相反している。ギャップがすばらしいです。



独自の世界観を掘り下げ、自分のセンスを貫く

今回は4人の3Dアーティスト・モーショングラフィックアーティストをご紹介いたしましたが、他にも世の中には素晴らしいアーティストがたくさんいます。

彼らの作品を見ていて共通する部分があります。

自分のセンスを信じて、独自の世界観を作り出し映像やグラフィックに落とし込む。
一見簡単に思えることですが、自分のこだわりをアウトプットすることは並大抵の事ではないと思っています。

彼らの作品を通じ、改めてデジタルアートの楽しさに気付かされました。

この投稿を書いた人

今井 智也

今井 智也(いまい ともや)デザイナー

Apple,ガジェット,エレクトロニックな音楽が大大大好きなデザイナー。1983年東京生まれ。A型。好きなフォントはFutura。猫好きだけど猫アレルギー。最近ジョンマスターオーガニックにハマりました。モノサスPerfume分科会の会長やってます。

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