2017年06月

7

水曜日の投稿

加倉井 宏美
投稿者:加倉井 宏美
(Webディレクター)

2017年06月07日

運用チームのスーパーヒーロー!!
松永 悟はみんなを救う

メンバー紹介

加倉井 宏美
投稿者:加倉井 宏美(Webディレクター)

今回は、社内でも「パパ」「お父さん」との愛称で呼ばれている
運用チームのスーパーヒーローをご紹介しよう。

その名も松永 悟。36歳。身長178cm。岡山出身。既婚者。子供は2人。
歳が私とひとまわり近く離れた松永は同期。
長いこと一緒に案件も回してきた言わば同志でもある。

在籍するクリエティブ部ではコーダー兼、ディレクター兼、班長とありとあらゆる役職をこなし、みんなから頼られる存在。
部内で松永にお世話になってない人など、いないのでは無いだろうか。

そんな松永のことを僭越ながら同じ運用チームの加倉井が、少しばかり語りたいと思う。
 

駆け出しのヒーロー、やさしいサンタ。

かれこれ3年前。
松永は私より1ヶ月前ほど先に入社をしていた。
身長が高く、ひょろっとしていて正直少し頼りない雰囲気があったが、新人とは言い難いほどテキパキと難しい業務をこなす。
物腰も柔らかで、見た目からも話し方からも、全身から優しい人だとすぐ分かる。
Web制作の職業訓練校にまだ在学していた松永は、15時には授業を受けに退社。

妻子持ちだと風の噂で聞いて驚いた。

コーダー兼ディレクターとして働く彼は、入社早々に技術においても周りから信頼を得て、人柄の良さも相まって、自然と他の人から仕事を持ちかけられるようになっていた。そのうち舞い込む案件が増えていき、リソース調整で頭を抱えながら、先輩に相談している松永の姿を実によく覚えている。

リーダー栗原曰く、やる気は満々だったがおっちょこちょいな部分が要所要所で垣間見られる人だった、とのこと。しかし、どんな仕事であってもちゃんと向き合ってくれるのが松永だったと話す。

私と松永は同じ案件を回す機会がなく、話す機会も多くはなかった。
入社して初めてのクリスマスを迎える前日のこと。たまたまひと息つくタイミングが一緒だった松永に、娘さんのクリスマスプレゼントについて聞いてみたところ、目をキラキラさせて、

「僕、サンタさんやるんですよ!」

どうやら、親戚の集まるクリスマスパーティーで、サンタさんの格好をしてプレゼントを渡すらしい。確かプレゼントは自転車だったと思う。
忙しく仕事している姿しか知らなかったが、本当にやさしいお父さんなんだと心底思った1年目の冬だった。
 

ヒーローは、バラエティにとんだ過去から
武器を得た。

松永は多種多様な経歴を持っており、ひと言で説明するのは難しい。
なので順を追って簡単に説明しよう。


船のオペレーター時代。ソウルでの一枚。ビシッとスーツは様になっているが、雰囲気は今とあまり変わらない。

その1.チェッカー

ソフト開発の会社に就職した松永は、ものさすで言う品質管理の部署についた。
開発のされたソフトをテスト起動させて、チェックを行っていた。
だいぶ前からITに対する意識があったようだ。また、一つの問題に真剣に向き合う姿勢はこの頃から。

その2-1.アパレル店員

前職とは一変して某有名ブランドのアパレル店員の時代もあった。
お客様への電話をふくめ、接客業経験は今の業務でも垣間見ることが出来る。何より相手の立場に立って行動や発言が出来る松永は、画面ごしであれ、電話ごしであれ、まるで目の前にお客様がいるかのように接している。

その2-2. EC サイトの制作

アパレル店員時代。
友人のツテで個人の EC サイトの制作・運営を行っていたそうだ。
HTML も CSS も独学で学び作り上げた。また、おどろくことに SEO 対策も勉強し導入。
検索の上位に上がるようにいろいろと試行錯誤していたらしい。

その3.海上運搬のオペレーター

これまた前職とも、前前職とも一変した海上運搬のオペレーター。
あちこちの港に着く船のルートの確認や、入港手続きを行っていた。
台風などの悪天候で船の進行が遅れたり、元の港に戻る際の手続きの変更や、別の船を目的の港へ向かわせたりと、各方面に連絡をとって調整するのが大変だったらしい。

松永の Web ディレクターとしての案件調整も迅速である。
短納期ご希望の依頼をいただいた場合でも、デザイナー、コーダーのリソース確認ふくめ、お客様の都合もお伺いし、納品日までの日程を臨機応変に決めていく。
そのスピードと確実性は、見ていて気持ちが良いくらいだ。
 

気さくで素直で前向きな
スーパーヒーローの誕生。

多種多用な職歴を経て、Webの運用に転身した理由は、「便利なものを作りたかった。」だった。ECサイトの制作経験から、便利なものをつくることに好感触を得たそうだ。

モノサスを選んだ理由は、職業訓練校の先生のひとことから。1社目でストレート採用だった。
松永ほどの逸材を見逃さなかったのは、当時採用担当であった現部署のリーダー栗原である。栗原今世紀最大の大手柄といっても過言ではない。

そして、過去の職歴を見ても全部が松永の武器になっている。
向き合う姿勢、物腰の柔らかさ、制作とその利便性を高める向上心、柔軟に対応し人を巻き込んでいく力。そこに素直さと経験と勉強の積み重ねで松永はどんどん超人になっていく。

また、彼の凄いところは、安定したモチベーションとメンタルにもある。
風邪をひいていても、深夜作業の翌日だったとしても、どんなに案件で追い詰められたとしても、キーボードを打つスピードは早いまま。案件に対する姿勢もスピードも変わらないのだ。

おのずとみんな松永に意見を求めるようになった。
ましてや面倒見も良く、絶対に人を見放したりしないため、以前は声をかけるたびに手を止めて一人ひとりの話に耳を傾けていた。傾けるだけでなく、「あれやってみたらいいじゃん!」「これやってみました?」「自分やりますよ!」と知識を配り、全力の返答をくれる。

あまりにもみんなが声をかけるから、松永の作業が進まず、一時期問題に上がったこともあった為、「デスクに目印を出していてる時は作業に集中するから話しかけるのを控える!」なんてルールも存在したくらいだ。

そんな私がここ最近は1番声をかけている気もする。いつも申し訳ない。


手を止めて真剣に相談にのる松永。的確なアドバイスに思わず「ほー」「へー」と頷いてしまう。

また、松永が頭角を現したのが、とある EC サイトの新規案件立ち上げに一意奮闘した時だ。
コーディングするだけでも大変な案件であったが、JavaScript をゴリゴリ書き、複雑な処理と動きを再現した。
また、通常の案件よりテキストの流し込みが多く、混乱する部分を CSV で処理する仕組みを取り入れ、その後の運用の効率をあげたり、多種多様な内容をやってのけたのだ。
ましてや、1つだけでも大変な仕事を、同時に2つこなす時期もあった。
運用の基盤となるベースも作り上げ、今では安定した状態で部下に引き継ぐことができている。

リーダー栗原も、彼のコーディング技術は入社してから著しく成長したと舌をまく。
自主的に案件をこなしていたことはもちろん、業務外での日々の努力の賜物だと一目置いているようだ。
 

みんなを助けるアンパンマンと、
それを助けるジャムおじさんとバタ子さん。

んー。
ここでもっと松永の武勇伝を語りたいところではあるが、日頃からお世話になりすぎて、何を書いて良いか分からない。助けてもらったというエピソードはもちろんある。しかし、ここで書いてもグッとくるものが書けるかどうか…。

正直、スーパーヒーローとはやし立ててはいるものの、スーパーマンやバットマンみたいに派手な部類のヒーローはちょっと違うのだ。
どちらかというと、アンパンマンや水戸黄門といった毎日毎日コツコツと世直ししているヒーローが松永の姿に近い。

アンパンマンのストーリーでは、ジャムおじさんが危険を察知し新しい顔を作り、バタ子さんが豪速球で顔を入れ替える。最終的には一撃必殺のアンパンチでバイキンマンは破れる訳だが、ジャムおじさんやバタ子さんのサポートを無視することはできない。
もちろんアンパンマンの正義感と、アンパンチの必殺技がなくては、この一連は成り立たないのだ。

松永の周りも、優秀で迅速に対応してくれるデザイナーがおり、ピンチの時はあふれた案件を拾う部下がいる。なおピンチの時は別部署の人脈も話を聞いてくれる。お客様も松永を信頼し、見積もりやスケジュールの調整にOKを出してくれる。

アンパンマンがお腹を空かせた子に、顔の一部をあげる姿は松永に重なるものがあるなと思う。
自分の身を挺して人を助けるからこそ、皆が応援し、いざという時に力になる。それは顔の一部をもらってない仲間でも、その姿を見て支援しようと思うのだ。
これは、スーパーマンやバットマンではできない芸当である。

安定したモチベーションとメンタル、人柄と経験、これらを合わせた決定打といえる武器があり、サポートしてくれる人達がいるからこそ、松永がヒーローである所以だ。

アンパンマンの武勇伝を具体的にあげろと言われても案外難しい。
でも確実にお世話になっていると心の底から自信を持って言える。
運用チームにとって松永の存在は計り知れないほど大きい。


真剣に画面に向かう。カメラのレンズを向けてもお構いなしの高い集中力。それでも「松永さーん」と呼ばれたら手を止める。

そんな松永が、昨年育児休暇で1ヶ月不在にするという話があった。
これはジャムおじさんやバタ子で街を救わなくてはいけないということだ。なんてこった。
 

ヒーローの実体は2児のパパ。

クリスマスの話以降、松永とは子供のことについて世間話をする機会は多く、子供の話をする松永は完全に親バカの部類に属する。

そして松永は世間でよく言う愛妻家である。
奥さんの身を案じる言葉は何度も耳にしていたが、妊娠となればなおの事。

松永の不在は不安ではあったが、松永に育児休暇をとってほしいと誰もが思っていた。

育児休暇にともない、案件の引継ぎなどあれこれ大変ではあったが、無事に休暇に入った松永から、部署のグループチャットに産まれたばかりの第二子の報告がきた。

「昨夜、4010gで無事に生まれました。賢ちゃんです。」


産まれたての賢ちゃん。2016年5月27日。

大きい!添付された写真からも大きいと良く分かる。
安堵とともに、グループチャットはメンバーからのおめでとうの嵐であった。
別部署の人からも、「お父さん(松永さん)のお子さん産まれたんでしょ?」と食い込み気味に聞いてくる人が何人かいたくらい、社内ではお祝いムードだった。

そんな松永の育児休暇に関する記事が既に公開されている。
「モノサス初、パパが育休をとってみました。家庭と仕事で変わったこと。」

復帰後も、頬骨を高くして長女の椿ちゃんと長男の賢ちゃんの話をしてくれる。

「賢ちゃんが大きすぎてバンボ(赤ちゃん用の椅子)に入らないんです(笑)」
「椿(第一子の娘)が晴れの日に『今日雨降るよ』って言ってきたんですけど、その日の夕方に本当に雨降ったんですよ!凄くないですか?!」
「運動会のパパさんリレーで走るんですけど、ちゃんと走れるか心配で」

私の周りで子育てしている男性はあまりおらず、父親目線の話は新鮮でとても面白い。
自分の父も他の人に話す事があったのだろうか。
自分と父ってどうだったけな~っと、じんわり思い出して少しばかり田舎の父に会いたくなった。


松永家。賢ちゃんが生まれて1歳の誕生日会の写真。奥様が美人過ぎていつも皆に驚かれ、松永は毎度鼻の下を伸ばす。松永の携帯の待ち受けは椿ちゃんの絵。家族の絵も、ほっぺを水彩でチークをつけたり、松永の髭などよく書き込んでいたり本当に上手!

松永曰く、父親になってから仕草について、より気をつけるようになったそうだ。
「子供たちは良くも悪くも親の真似をするので、子供が悪い仕草をしていると、背筋が伸びる思いをします。常に意識できているわけではないですが、家いるときであっても、これでいいんだっけと考えるようになりました。」

優しく、そして力強い松永の背中を見て、椿ちゃんも賢ちゃんも健やかに育つのだろう。
子ども達が20歳になったら「家族で笑いながら食事を囲んで、お酒が飲める家族になるといいな」と話していた。
心配しなくてもその時は来るだろうが、私も勝手ながらその願いが叶うことを切に願う。
 

「円滑な運用」をめざすヒーロー、
スキルとやさしさを伝播する、
底知れない力を宿して。

「もっと効率的でストレスを軽減した状態で、円滑に案件をすすめたい。」
今後したい事を聞いた時、メラメラと力強く、実に現実味をおびた言葉が返ってきた。

ここ数年で、運用チームにご依頼いただく内容のレベルが各段に上がってきている。
SEO 対策、新規ツールへの切替、セキュリティ対策、アナリティクス解析、SNS の動向などなど変化が絶えない Web 業界は、常に新しい技術が開発され続け、お客様のサイトもそれにともなった更新の対応をしなくてはならない。

新しい技術の導入には、効率がアップする場合もあれば、今までのフローが通用せず時間が大幅にかかってしまう場合もある。人的ミスも防ぐために、各自のスキル向上が求められた。

そんな時、松永が部内向けにスキル向上を図った勉強会を行ったことがある。
運用を行う上で Git(バージョン管理システム)の需要が高まり始めていたが、基礎から実践における使用方法まで把握しているスタッフは少なかった。便利な反面、使用方法を一歩間違えれば事故が起きかねないツールである。
そこで先陣切って Git の導入をしていた松永が立ち上がった。


みんなの前でこのポーズ。凄いきまっている。スポットライトも松永に当たっている。

仕組みをふくめ、基礎一つひとつの操作を正しい意味で理解し、実際に各自で Git も操作した。
この会の良かったところは、みんなが手をあげて質問しやすかったところにある。
狭い部屋での講習ではあるが、自然と距離が近くなり良い意味で緊張感がなく、ごく単純なことでも手をあげて話せる会だった。
何より、松永が楽しそうに講義していたのが、一番印象的だった。

Git の勉強会に始まり、松永の「あれやってみたらいいじゃん!」「これやってみました?」は、周囲の人のスキルが向上し、松永の目指す「円滑な運用」へ、着実に進んでいるのかもしれない。

班員の中でも一番長く松永の下で案件をこなしてきた垳田(いげた)曰く、松永の知識を少しでも多く学び、次の人へ繋げていけたらと話す。
そんな垳田にも後輩ができ、指導する立場になった。きっと垳田も、手を止めて一人ひとりの話に耳を傾けて知識を配っているに違いない。
知識は次から次へと広まり、運用チームは松永の影響を受けてどこまでも回っていくのだろう。


松永班、総勢5名。左から松永、佐藤、垳田、村上、高橋。ハングアウトにて神山とミーティング中。そして画面左端、見切れる栗原。

ほんの一部であるが、松永の凄さは伝わっただろうか。
班長としての松永についてや、カラオケで輝く松永など、まだまだ話したいことはあるのだが、ひとまずこのくらいにしておこう。底知れない男こそ松永である。

いつもありがとう。ヒーロー松永。

この投稿を書いた人

加倉井 宏美

加倉井 宏美(かくらい ひろみ)Webディレクター

茨城県過疎地帯出身。田舎に絶望し上京したものの、今では田舎に恋い焦がれています。口下手なディレクターですが、本当はもっとお喋りがしたい。可能であれば大好きな日本酒を囲んで、自然の中で。

加倉井 宏美が書いた他の記事を見る