2016年12月

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火曜日の投稿

坂本 靖夫
投稿者:坂本 靖夫
(マーケティング部営業)

2016年12月06日

リニューアルとその後の運用
-コーポレートサイトの育て方-

BtoB研

坂本 靖夫
投稿者:坂本 靖夫(マーケティング部営業)

こんにちは、BtoB チームの坂本です。

度々このコーナーで取り上げてきた、コーポレートサイトのリニューアル。
RFPの作成から始まり、コンペの実施、制作会社の選定…
社内調整を重ねてプロジェクトを進めて、ようやくサイトが公開!
担当者の方は、やっと肩の荷がおり、一息つきたいところだと思います。

しかし、サイトの公開は新たなスタートでもあります。
その瞬間、Webの「運用」が始まるのです。
設計した時にはベストだと思って公開するサイトですが、
使ってみてわかる改善点や、日常の更新方法など、いろいろ課題はでてきます。

どんなことに気をつけて、最適な「運用」をおこなっていけば良いのか。
今回は、リニューアル後に考えるべき、運用の考え方についてお伝えします。
 

まずは「守り」の運用を確実に

一口に「運用」といっても、大きくわけて2つの軸で考えていくことが必要です。
それは「守り」と「攻め」です。
新しいことをやろうという想いが強すぎて、まずやるべきことが疎かにならないように、
以下のような項目をしっかり運用していくことが重要です。
 

1. 自社情報(製品情報・社内体制)のメンテナンス

もっとも重要な製品情報(新製品の投入・仕様変更等)をはじめ、
社内体制の変更、役員交代、新規拠点の開設・移転など、
会社をとりまく環境は日々変わってると思います。
しかし、意外とサイトの更新が忘れられがちな項目でもあります。
現場に即した内容を、スピーディにサイトにも反映しましょう。
 

2. IR情報の更新

上場している会社に欠かせないIR情報。
どの会社でも気にしている箇所なので、更新を忘れることはないと思いますが、
情報をアップするタイミングなど、慎重にケアする必要がある項目の一つです。
(IR情報については、自動更新ツールを導入している企業も多数)
 

3. CSR情報の発信

企業として様々な社会的意義のある取り組みをしているにも関わらず、
Webで開示できていないケースがたまに見受けられます。
力を入れた取り組みが発信されないのは、非常にもったいないです。
しっかりWebでも訴求していきましょう。

こうして書くと当たり前のことばかりですが、意外と抜け漏れがあるのも事実…
CMSなどの仕組みを導入して、運用業務の負荷を軽減するなど、

まずは、守りの運用を安定してできる体制づくりを進めましょう。


次に、大事なのは「攻め」の運用

守りの運用が安定してきたら、次はいよいよ攻めの運用です。
サイトの価値を更にあげるために、様々な改善をすすめていきましょう。
 

1. UI(ユーザーインターフェイス)の見直し

お問い合わせアップを目指したのに、見込んだほど問い合わせがこない場合など、
UIの見直しが必要になるケースがあります。

「どこから問合わせすればいいのか見つけにくい」
「ここにもフォームがあったら便利なのに」
「製品からのお問合わせをするときに、紐付けがあったら楽だな」

実際にサイトを使ってみた実感を踏まえて、
公開前には気づかなかった課題に合わせてUI改善を進めます。
 

2. フォーム項目の見直し

UIを改善して、お問い合わせページまでユーザーがきているにもかかわらず、
お問い合わせ「完了」画面まで進んでいない、というケースもあります。

質問項目が多すぎたり、入力必須項目が多い、など
ユーザーは面倒くさいと思ったら、離脱してしまうものです。

そういう場合には、質問項目を見直すとともに、
入力補助機能など、使い勝手が向上するよう改善を図っていきます。


 

3. デバイス対応

リニューアルしてしばらく経つと、
デバイスのアクセス状況に変化が起こるケースがあります。

予想以上にスマホからのアクセスが増えていたり、
Googleの評価方法が変わって表示順位が下がったり、
タブレットで説明する際に使いづらいという声が現場から挙がる、など。
これも必要に応じて、最適化を図る必要があります。
 

4. 新規コンテンツ制作

リニューアル時には充分に対応できなかった新規のコンテンツの追加。
これはまさに攻めの運用です。

自社の魅力が伝わるように、商品をプロジェクトストーリーで紹介したり、
これまでの自社のヒストリーを動画で表現したり。
絶対に必要というわけではありませんが、
サイトに変化をもたらし、インパクトを与えることができるため、
積極的に取り組んでいきたいところです。
 

5. Webの変遷に合わせた最適化

日々新しい技術が登場するWebの世界では、
リニューアル時の状態が、そのまま最適であり続けるわけではありません。

PCサイトとSPサイトを別々に作っていたものが
レスポンシブWebデザインで対応するように変わったように、
現在だと、常時SSL化対応や、AIによるバーチャルお問い合わせ対応などの
技術も登場しています。

いたずらに流行を追う必要はありませんが、
必要な技術は積極的に自社サイトにも組み込んでいきましょう!
 

まとめ

これまで我々は、数多くのコーポレートサイトのリニューアルを手がけてきましたが、
やはり、皆様、どうしても「公開」ということがゴールになってしまい、
その後の「運用」にまで充分に手が回っていなかったように思えます。

しかし、Webサイトは公開後の「運用」こそが重要です。
まずは守りの運用を、確実に実行していきましょう。
そして、その土台ができあがってから、攻めへと転じていきましょう。

「リニューアルが完成したらあとはなんとかなる」
「CMSを導入したから、あとは各部署で更新するから大丈夫」では、
リニューアルが活かされることも、CMSが十分に活用されることもありません。

いつ?誰が?どうやって運用するのか?というところまで、
細かく決めておく必要があります。

もし、社内での運用が難しい場合は、外部のプロに依頼するのもひとつの手です。
弊社でも「Webマスター代行サービス」などの運用体制を用意しておりますので、
お困りの場合などは、お気軽にご相談ください。

リニューアルで生まれた新しいWebサイト。
大切に手をかけながら、ぜひ大きな木に育てていってください。

この投稿を書いた人

坂本 靖夫

坂本 靖夫(さかもと やすお)マーケティング部営業

仕事内容は、BtoB企業を中心に、コーポレートサイトのリニューアル提案をしています。 好きなものは、夏、海、祭、旅、お酒。 南国宮崎生まれ。 おもしろい人、こと、ものを探して。

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