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16
Oct,2017
池田 あさき
投稿者:池田 あさき
(本部)

2017年10月16日

私のネイルアートへのこだわり。
テンションも女子力もアップで 一石二鳥?!

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池田 あさき
投稿者:池田 あさき(本部)

こんにちは、本部の池田です。

突然ですが、私はネイルアートがすごく好きで、ネイルサロンに欠かさず通っています。
自分の爪が可愛いと、とてもテンションがあがるし、ネイルを見るだけで元気がでるものです。今回は、私とネイルアートとの関係や私のネイルへのこだわりについてご紹介したいと思います。

前職が洋服販売の仕事だったというのもあり、その頃も欠かさずネイルサロンでジェルネイルをしてもらっていました。ジェルネイルは、女子っぽいツヤが出てもちが良いのが特徴です。マニキュアに比べると値段が高く、はがす(=オフ)作業が大変ですが私はズボラな性格なこともあり、まめに塗りなおす必要があるマニキュアより、ネイルサロンで施術してもらう、ジェルネイル派です。

現在の、サロンでのジェルネイル派に落ち着くまでには紆余曲折もありました。

手軽に、自分で出来るマニキュアと、サロンでプロに頼むジェルネイル。両方にそれぞれ、メリットとデメリットがあります。簡単に、表で比較してみました。

  マニキュア
(自分で施術を行う場合)
ジェルネイル
(ネイルサロンで施術を行う場合)
仕上げ方 乾かすのに2~3時間かかる LEDやUVランプで硬化
(20秒から数分)
持ち 2~3日 2~3週間
価格 100円均一でも販売されていて比較的安価 10,000円~15,000円ほど
はがし方 除光液で簡単にはがれる マニキュアよりはがすのに手間がかかる
ツヤ ツヤはでない ツヤがある

ネイルサロンに通わず、マニキュアをしていた時もありました。
マニキュアは手軽にはがせるので、色やデザインも頻繁に好みで変えられるのが
メリットですが、やはりジェルネイルのツヤが好きな私はジェルネイルキットを購入して自分でジェルネイルをしていました。

ネットや本などでやり方を調べて、みようみまねでやっていましたが、ネイリストという資格があるぐらいなのでやはり技術が必要です。

ネイルサロンに行くと分かりますが、ネイリストさんの仕事は本当に細かく、まさに職人です。それを素人の私がやると、オフ(=ネイルをはがす)にかなり時間がかかり、自分で爪を痛めてしまったり、ネイル用のシールを使っても出来るデザインに限界があります。
休日にオフ~仕上げまで丸一日かかって、ぐったりしてしまうことも(笑)

それならネイルサロンへ行けば良いのですが、しっかり施術となると最低でも2、3時間は必要になります。転職などもして仕事が忙しくなると時間もなくなり、ネイルサロン通いをしばらくお休みしていました。

ですが、そんな私にネイルサロンに通う楽しみを思い出させてくれた、運命の出会いがあったのです。
 

運命のネイルサロンとの出会い

その後、久しぶりにネイルサロンに行く機会がありました。
自分にとって、一世一代のイベントでネイルをお願いすることになったのです。いろいろなネイルサロンを調べましたが、いまいち決め手にかけて迷っていました。

そんなとき、とあるお店で「発色が良くて、デザインセンスも良いサロンだよ~」と、某ネイルサロンを紹介していただきました。そのお店には、紹介していただいたネイルサロンに通っている方が何人もいらっしゃるとのこと。

直感で、今回のイベントでのネイルは、そこにお願いしよう、と決めました。
イベントのロケーションが海だったので、スワロフスキーが日差しにあたってキラキラするようなネイルを提案してくださり、これまた一世一代の(?!)とってもキュートなネイルにしてくださいました。

施術してくださったオーナーさんとのお話も楽しいし、センスも素敵。
個人のネイルサロンの落ち着いた雰囲気も、自分にあっているな~と思いました。
なにより、オーナーの方の高い技術で爪が痛まずにネイルが続けられますし、このサロンに通う事で健康的で丈夫な爪にしていく「爪育」も始めることができました。
久々に「通いたい!!」と思えるネイルサロンに出会えたのです。

このことををきっかけに、現在も3〜4週間に1回のペースでお願いしています。


歴代のお気に入りのネイルたち。ピックアップしてみると、ピンクのネイルが多いですね。


職人技を見ながらの至福の時間
ジェルネイルのオフから完成まで

通っているサロンでは、いつもオーナーの方と楽しいお話しをしながら、ネイルを施術していただいています。

お話しをするのは最近の話題から、他愛のないことまで、気づくとたくさん笑って時間が過ぎています。人生の先輩でもあるので、いろいろとアドバイスをいただくことも。
ネイルアートをただ施術してもらっているのではなく、私にとってはリラックスしながら美しいネイルが仕上がっているという、至福の時間でもあります。

いつもはお話しながら、完成していくネイルをうっとりと眺めているのですが、今回は特別にお願いして、施術の様子を紹介させていただくことにしました。

順を追って、丁寧なお仕事をご紹介します!
 

1 フィルイン

まずは伸びて、自爪が見えているカラーを、オフ(=はがす)します。
「ベース」といって、一層だけあるジェルは残して、専用の機械を使って、表面のカラーやパーツをとりのぞきます。

女性がメイクをするときに、下地を塗りますが、「ベース」はそれと一緒です。
機械は、歯医者さんにある、歯を削る機械に見た目も音もよく似ています。
ベースを残すと、自爪を削ることはないので、自爪が痛みません。
その後、別の機械を使って、甘皮処理をします。
(甘皮とは、爪の根本にある膜のようなものです。)
これをとることによって、爪がくっきり見えます。


歯医者さんのような機械をつかって、前回のアートをオフしてもらいます

まれにベースが浮いている爪に関しては、ジェルリムーバーをコットンに浸し、指ごとアルミホイルで巻き、ベースを溶かして取り除いて塗りなおします。


一本一本、指をアルミホイルで包んでオフします
 

2 爪の長さの調節

次に、爪の長さをやすりで削って整えます。ここは微調整が必要なのでやはり、機械ではなくて手作業になります。
爪が割れてしまうなどして短い爪になってしまった場合、他の長い爪に合わせて長さを出すという技もあります。


職人技のようなやすりがけです。爪の形が綺麗に揃っていきます。

長さの調節が終わると、ジェルがのりやすいように、爪の油分や水分をしっかり飛ばします。ジェルと爪の間に隙間があるとカビが発生する原因になるので、しっかり予防してくださいます。
 

3 透明なジェルでベースづくり

次に、透明なジェルを塗ります。
ここで、爪のフォルムを決めるので、いろいろな角度から確認しつつ、
慎重に作業を進めます。


ベースとなるジェルを爪にのせる作業は真剣そのものです。片方の手が施術中は、もう片方はLEDランプでジェルを固めます。完成するまで、交互に何度も固めていきます

透明なジェルが塗れたところで、LEDランプで硬化(=固める)します。
これは最新の機械を使っているので20秒で硬化されます。マニキュアから比べると脅威的な早さです。技術は日々、進化していくものですね…。

LEDランプは、敏感な方は結構熱さを感じるそうですが
私は鈍感なのか「うっすら熱くなるかな」程度でそんなに熱く感じません。
この後も、カラーやパーツをのせるたびLEDランプで硬化していきます。
 

4 デザインを決める

いよいよ、デザインを作っていきます!
優柔不断な私は、いつもどういうデザインにするか迷って、悩んでしまいます。
すごく幸せな悩みですよね。

この日は、あらかじめしたいと思っていたデザインを考えていたので写真を見せて
進めてもらうことに。

今回は、最初から「絶対赤を使いたい」というのは決めていました。
秋らしく、大人っぽい、そしてこの記事に載せるので今流行りの写真映えする
ネイルという、欲張りなイメージを持っていました(笑)

ネイルのデザインは、引き算をするのが私のこだわり。
ポイントになるアクセントカラーのある爪は何本かにして、残りの爪はシンプルに。

今回はベースをシースルーの黒にして赤いホログラムを散らして…
と思い、デザインを作っていっていただきました。


メインは黒のシースルーカラーに赤いハートのホログラムという、かっこいいデザインにしようと思ったのですが…

ただ、このデザインに、他の爪は何色があうのか…。

サンプルでもってきていた画像は、全部の爪が黒でしたが、
私はポイントの爪以外は他の色にしたいと思っていました。
けれど、何色が合うか分からず…。

私にとっては挑戦でもあるカラー、黒。
とりあえずポイントの爪を作ってみて、あとの爪のデザインを考えよう!ということになりました。

※ホログラム

ジェルのカラーとともに、爪にアクセントとなる輝きを与えるホログラムたち。たくさんのカラーや数えきれないほどのパーツが詰まった夢の引き出し(笑)から毎回さまざまな技を駆使してアートをしてくださいます。

 

5 まだまだつづく、楽しいデザイン決め

ところが、ここでまさかのハプニング!!

両手の爪に1本づつデザインを作っていただいたところで
「うーん、何かが思っていた雰囲気と違うような…」と内心考えていると
オーナーさんも、同じことを思っていたらしく
「池田さんの雰囲気じゃないわね…」と。
「やり直そう!!いまの忘れよう!!」
と、もう一度やり直してくださることになりました。
こんなことは、初めてでした。
洋服の試着と一緒で実際、自分の爪にのせてみると「イメージと違った」
ということもあるのですね…。いつもはデザインを決めたらやり直すということがなかったので、自分でも驚きです。
そして、一からやり直してくださるオーナーさんに感謝です。

私にはどうやら、こういったハードな雰囲気のネイルは合わないようです。
このネイルが似合う格好いい女性にはとても憧れますが、私には一生かけてもなれそうにないな、と思います(笑)。

デザイン決め仕切り直し、ということで
オーナーさんオリジナルのサンプルを見ながら考えはじめました。

前回のネイルが、夏の可愛さ全開のネイルだったので、「秋だしかっこいい雰囲気がいいな」と思い、オーナーさんに相談。

「やっぱり赤は捨てがたいんです」

秋になると赤いネイルがしたくなるのです。
かといって、初秋の今は少し軽やかさがないと重苦しい。
(この記事を書いているのは、9月上旬です)

同じ赤でも、ワインレッドの赤、ぱきっとした赤、透け感のあるシアーな赤…、何通りものいろいろな種類の赤があります。


いくつか赤をピックアップしてもらい、実際に爪にのせてもらって確認してみると、自分の肌色との相性が分かりやすいです。

悩みに悩んだ結果、マゼンダが混じっている、「ロイヤルルージュ」をチョイス。
色味としては、ボルドーです。


メインカラーの「ロイヤルルージュ」。この赤に合うデザインを決めていきます。
 

6 いよいよネイルアート

「ロイヤルルージュ」のカラーの爪には、ゴールドのラメラインを入れていただきました。
中指と小指だけ、ラインテープ、スワロフスキーと金色のホログラムがついてます。

スワロフスキーなどのジェルで接着するパーツは、やはり取れやすいです。
家事なども普通にする日常生活で取れては困るので、凹凸をあまり感じなくなるぐらい頑丈にジェルでつけてくださいます。普段、どこかに引っかけることはないですし、違和感も全くないです。

次に、ポイントカラー「ロイヤルルージュ」の爪を引き立たせるシンプルな爪は、今回は白をベースにしていただくことに。「ホワイトオニキス」という色にビッグシェル(大きめの貝)をくだいたものと、アクセントに金箔を入れてもらいました!
夏の名残りがありつつ、秋のカラーを取り入れた大人な雰囲気のネイルになりました。

最後に、「ホワイトオニキス」の爪だけ、また軽く削りをかけます。
こうすることによって、凹凸が完全になくなり、貝の輝きも深みが増します。

仕上がったネイルをふき取り、最後にネイルのケアに使われるオイルを塗ってもらって完成です!!

7 完成!


秋の始まりにぴったりなネイルの完成です。

優柔不断な私なので、ここまで来るのに色々迷ってしまいましたが、
私のこだわりだった「赤」をベースに、私の思い描くイメージをくみ取った上で、
オーナーさんにじっくり付き合っていただき、とても素敵な秋ネイルに完成しました。
いつもながら今回も、お気に入りのネイルです!!

ジェルネイルは爪の強度をあげてくれるので爪が折れにくくなり、爪の長さを保つことができます。
自爪を削らない施術をしてくださるので爪が丈夫になり、元々私の爪はチビ爪だったのですがここまで伸ばせるようになりました。


なぜ、私はネイルアートをしているのか

ネイルアートは、生きていく上で必ず必要なものではありません。
それなのに、なぜ私はいつもネイルアートをしているのか。

ネイルをしているとしていないとでは、やっぱり自分の気分に差がでます。
手はやはり、自分の視界に入りやすいパーツですよね。
何かしているときでも、ふと目に入る手元が可愛いと、それだけで癒されますしテンションがあがって、やる気がでるのです。
人からどう見られているか、ということではなく完全に自己満足です(笑)。

可愛いネイルにしてもらって、オーナーさんとたわいもない会話を楽しんで…。
ネイルサロンは、私の月1回の憩いの場となっています。
日々、がんばっている、自分へのご褒美です!


ふわふわなソファーで、施術中は楽しいひとときです。

新しいネイルに変えてもらった帰り道は、ひとりでルンルンです(笑)
爪を見ては、一人でにやけて、傍から見ると危ない人になっていることでしょう。
お風呂に浸かっていると、つい自分のネイルに見とれちゃいます。

普段から、通勤途中の電車で可愛いネイルのデザインをインスタグラムやネイルアプリでちょこちょこチェックするのが、密かな楽しみだったり。

これからも、日々を頑張るためにも、ネイルサロンへ通いたいと思います。
次回はどんなデザインにしようかな。

この投稿を書いた人

池田 あさき

池田 あさき(いけだ あさき)本部

神奈川県生まれ、東京の田舎育ち。 犬が好きで、トリマーの専門学校を卒業。 最近だんだんお酒が飲める量が増えてきましたがビールが飲めるようになるには、まだまだかかりそうです…。

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