2015年12月

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木曜日の投稿

中庭 佳子
投稿者:中庭 佳子
(編集、デザイン、何でも屋担当)

2015年12月10日

2015年 社員旅行 in 座間味島
レポート

TOPICS

中庭 佳子
投稿者:中庭 佳子(編集、デザイン、何でも屋担当)

社員旅行は、みなさんお好きですか?
Googleで「社員旅行」に関連する検索キーワード欄をみると、「行きたくない」という言葉が出てきますが、あまり好きじゃないよ、という人もいますよね。
行きたくない理由としては、「仕事とプライベートは別」「上司に気をつかう」「24時間仕事をしている気がする」「自分の行きたいところに行けない」などがあげられ、ふむふむ、分かる分かる…。とも思います。けれど、社員旅行委員・道場は言いました、「社員旅行でないと体験できない旅にしたいんだ」と。

行き先は沖縄県 座間味島。リゾートホテルのふかふかベッドや、高級レストランの豪華な食事はありませんでしたが、かわりに自然の中に自分たちの寝床を作ったり、自前の食材で料理することを楽しむ、そんなDIY感あふれる旅でした。実はこの旅行、委員がいちから企画したもの。企画からDIYだったのです。そんなオリジナルな社員旅行は、みんなとコミュニケーションをとりながら島を楽しむ、個人では体験できないような旅でした。(そんな旅行委員へのインタビューは、明日の「ものさす式 DIY」にて紹介します。)

さて、「社員旅行でないと体験できない旅」とは、いったいどんな旅だったのか…。
「2015年 社員旅行 in 座間味島」をレポートします。


座間味島1日目:10月16日(金)
沖縄は曇り、フィリピンは台風
それでもDIYキャンプは始まった

今回の社員旅行、行き先は「無人島・安室島」。沖縄県座間味島からフェリーで20分ほど行ける安室島でキャンプをする予定でした。出発は6月15日を予定していましたが、この時期には稀な大型台風3連チャンが沖縄に直撃したため、延期となりました。

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2015年6月15日の日本付近の気象衛星。沖縄に厚みをもった雲が直撃している。
tenk,jp 過去の天気2015年6月15日より

2回目の挑戦となった4ヶ月後の10月16日、次こそ、いざ無人島・安室島へ!といきこんでいた私たちでしたが、今度はフィリピンの台風の影響で、安室島行きのフェリーが欠航となった知らせを受けました。代わりに座間味島・阿真ビーチでキャンプをすることに。無人島に行けなかったのはちょっと残念でしたが、座間味島でのキャンプも十分楽しそうだ!といさんでフェリーに乗り込みました。

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那覇へ前日入りしていた私たちが、朝の10時から乗り込む座間味島行きのフェリー。

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那覇の「泊港」から「座間味港」までのチケット。

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海の様子が気持ちよく、客室から出て、熱い日差しの甲板の上で過ごしました。

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見晴らしがよい柱の上であぐらをかく社員も。

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潮風を感じながら日光浴と島までの景色を堪能する社員。

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約2時間の船旅の後、座間味港に到着。

PM 2:00
座間味港からバスに乗って、阿真ビーチのキャンプ場に着いた私たち。さぁキャンプのはじまりです。
まずは2〜3人ごとにチームを組んでテントを張りました。
私自身、実は一度もテントを張ったことがありません。テント泊自体が初めてだったんです。外で寝るってどんなだろう、とワクワクしながら挑戦です。

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まず各チームに渡されるのは、こんな小さな袋ふたつ。

テント張り、やってみて分かりました。意外と難しいってことに…。
渡されたテントの袋を広げると、似たような化学繊維の布やらポール、たくさんの釘が出てきました。何をどう組み立てればよいのやら…。
説明書をみてもよくわからない。そもそも見る気がしない…。
説明書の解読はチームメイトの降旗にお任せし(すみません!)、私は他のチームのやり方を偵察係。お互いあーでもないこーでもないと、試行錯誤しながらテントを組み立てました。

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普段仕事ではあまり関わらないメンバーとも協力しながらテント張り。

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骨組みのポールをぐいぐい差し込む、同じチームの降旗。

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約1時間ほどでようやくテント張り終了。

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テント近くに物干し竿をつくる社員も。

野外に突然現れた自分たちの部屋。それはプライベートな空間が野外に拡張されたような、不思議な感覚です。

PM 4:00
設営が終わった後は、夕食まで自由時間です。
テントの中でゆっくりするもよし、BBQの準備を手伝うもよし、海で遊ぶもよし。
私は阿真ビーチにくり出してみました。そこは真っ白いさらさらな砂浜と、ターコイズブルーの海が広がっています。
海に入ってみると、たくさんのサンゴ礁がうごめいていました。その日は大きなウミガメまでみられて、なにか縁起の良い気持ちに。

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のっそのっそと動く、威厳のあるウミガメ。

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海に向かって石を投げる水きりに夢中の社員たち。

一方BBQの準備も進めます。丸太を移動させてベンチを作ったり、炭で火をおこしたり、ライトをセッティングしたりと、それぞれ立ち回ります。

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丸太を運んでバーベキュー用のベンチづくり。

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バーベキュー用の火を起こし中。

食材は全て那覇の市場で自分たちで調達したものを持ち込みました。調理班の人は切ったり焼いたり大忙し。

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肉を焼くことに対して異常にモチベーションが高い代表・林

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この日ずっと食材をカットしてくれた原澤。

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バーベキューの準備が進む中、丸太で作ったベンチや椅子にこしかけ、小休憩。

PM 6:00頃
そろそろ日も暮れそうだ、とばかりに乾杯の音頭。同時に、BBQのはじまりのゴングも鳴りました。すでにジュージューと肉を焼く匂いはあたりに広がり、みんなのおなかもペコペコ。
やっぱり自分たちで作った料理はおいしいね!と、盛り上がるBBQは、夜半近くまで行われました。

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夜のビーチは真っ暗闇で星がびっしり。星の撮影に釘付けになる社員も。

夜は自分たちで張ったテントの中で、寝袋にくるまって就寝です。
眠りにつくまでずっと星をみていたい、そんなロマンチックな社員は、外のブルーシートでみの虫のようにくるまって眠りました。

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星を眺めながら眠る社員4名(男性3名、女性1名)。


座間味島2日目:10月16日(金)
海と珊瑚、
さよならは突然やってくる

AM 8:30
2日目の朝、起きるやいなや、さっそくテントの撤収作業です。昨夜飲み過ぎたからと言って、うつらうつらしている場合ではありません。テントの骨組みやら垂れ幕やらを、ガンガン解体し始めます。
せっかく張ったテントを解体するのは、少しだけなごり惜しいような...。そんな哀愁を感じながら作業をしました。

全てのテントをキャンプ場の受付へ返却し完了!、と思ったら、テントに使われた釘が全部18本も足りない?!とのこと。各々が足元を探しますが、2〜3本しか見つからず、埒があきません。そこで編み出したのが、全員で横一列になり、前進しながら足下を捜索する戦法です。これならテントを張った領域をくまなく捜索できるのではないか、ということで一致団結、人海戦術です。はたからみたら、朝から奇妙な集団の光景でした。

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AM 9:45
その後、港近くの民宿へ移動しました。スキューバダイビングを体験をする組は、荷物を置いてすぐ、港にむかいます。

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座間味島二日目に泊まった、ペンションハウスザマミ。

ここでも私は全てがはじめての体験。ウエットスーツ、シュノーケル、フィンなど、初めてのものばかり身につけながら海に潜ります。

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そして海の中は珊瑚の新世界!あたかも竜宮城のよう!

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シュノーケルの慣れない息継ぎも忘れるほど、その幻想的な光景に魅入らされました。

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PM 4:20
そろそろスキューバチームが港に戻ってくる頃です。その頃、港に旅行委員・道場の姿が。
わざわざ彼らのお出迎えのためにやってきたのでしょうか。

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自転車でスキューバチームを待ち構える道場氏。

船が見えると、道場は彼らに手をふります。
おお、わざわざお出迎え?みたいな光景でしたが、彼女は開口一番、

「宮川さんいますか?!」
何やら必死な形相です。

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必死だが決して自転車から降りない道場氏。ぽかんとする宮川。(真ん中黒いTシャツ

「いそいで今から帰りのフェリーに乗れますか?」

海水で湿った髪の毛も乾かぬうちに、なんなんだ?といった感じで宮川はぽかんとしています。

「明日の那覇行きの高速船が天候不良で欠航が決まりました!今日の最終の船でここを出ないとタイに帰れません!その船はあと20分後に出航します!!」

宮川はモノサス・タイランドへ赴任中の身です。タイ往きの帰りの飛行機は、明日の午前中の高速船に乗れば間に合うはずったのですが、その便が高波の影響で欠航になってしまったのです。
旅行委員・道場は、海の上にいて電話のつながらない宮川に、一刻も早くこのことを伝えなければならない!という使命感で、今か今かと港で待っていたのでした。

あさってに大切な打ち合わせを控える宮川は、予定どおり明日の飛行機で帰らなければなりません。社員旅行を残り1日をみんなと一緒に過ごせぬまま、大急ぎで宿に帰り、なんとかフェリーに駆け込み、間に合いました。

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大急ぎで荷物をまとめ、民宿を後にする宮川。その唐突な別れを惜しみました。

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神の浜展望台から宮川ののったフェリーに手をふる斎藤と道場。


PM7:00
夜はみんなで地元の人が集まる居酒屋へ。島料理を堪能しつつ、お互いが昨日今日体験したこと報告しあったり、一芸をお披露目?した楽しい会となりました。

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地元の大衆居酒屋、まるみ屋にて乾杯。

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「このうまさ、工場圏内。」という秀逸なコピーの入ったオリオン樽生の電光看板。


座間味島3日目:10月17日(日)
島巡り

最終日はお昼過ぎまで自由時間。最後の座間味島の数時間は、おのおの島巡りをしたり、海でのんびりすごしました。

日の出とともにランニングしたり…

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浜辺でゆったり過ごしたり…

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ハイキングに出かけたり…

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頭に巻いたタオルがさまになっている村上のハイキング風景。

自転車で島をめぐったりします。

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こんなに自転車が楽しいのはじめて!とよろこぶ斎藤。

かたやツーリングで島をめぐるチームも現れました。

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手にしたバイクで走り出そうとする3人組。

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ツーリングもみんなとだと楽しいね。

多くの人々は島を全貌できる展望台をめぐりました。

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ウナジノサチ展望台の岬。

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高月山展望台によじ登る三名。

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ウナジノサチ展望台で風を楽しむ道場。

楽しみ方がたくさんあるのも座間味島のよいところ。みんなが思い思いに、残された時間の使い方を工夫し、島を満喫しているようでした。

座間味島と自然が豊かな場所で、普段ともに働くメンバーと時間を過ごした社員旅行。キャンプにスキューバダイビング、島めぐりに地元の居酒屋…。夜は星を観に、みんなで自転車をこいでビーチにくり出すことも。
いい大人ですが、なんだか童心に帰ったような、ワクワクする旅行でした。
そしてその楽しさは、旅行委員・道場が言うように、みんなでと一緒だからこそ体験できたものだったのかもしれません。

そんな旅行を企画・実行した、旅行委員の工夫(苦労)話については、明日投稿の「ものさす式 DIY」にて詳しくご紹介します。それではまた!

この投稿を書いた人

中庭 佳子

中庭 佳子(なかにわ けいこ)編集、デザイン、何でも屋担当

初代ものさす編集長。最近は古い一軒家に引っ越して、庭づくりや家のDIYに没頭する日々。ラジオ好き。チャンネルはほぼAM954。地ビールに目がない。レペゼン埼玉。

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