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Nov,2019
原田 礼
投稿者:原田 礼

2019年11月29日

色々大変でみんな記事が書けない...のか

ものさすサイト、再始動への道

原田 礼
投稿者:原田 礼

こんにちは。モノサス クリエイティブ部原田です。
現在ディレクターとしてお客様のもとに常駐しています。普段はなかなか自社にいることができないのですが、モノサスの中でも何かしたいと思い、ものさすサイト再始動のための集まりに参加しています。

ものさすサイトは2019年の1月まで毎日記事を更新していたのですが、一旦おやすみという形で記事更新をストップしていました。
毎日更新ストップから二ヶ月後、もう一度リブートしよう!と有志にて集まりを定期的に開き、サイトをより良くしようと活動しています。
集まりの中で言いたいことを言ったり、みんなの意見を聞いたり、それはそれで楽しいし振り返ってみると自分の成長につながっているなと感じているのですが、
だいぶ長い期間集まりを繰り返しているのに
「記事が書けていない」
というおっきな壁を乗り越えられていない。筆が進まないとはちょっと違う、そもそもの書き始める準備ができない状態。どうしたら良いのか頭を悩ませています。

私自身も「あ、書きますよ!とりあえず2本くらい」と元気よく言い出しながら数ヶ月着手できていません。でも最近のものさすサイトの集まりで大分エンパワーメントされて、だったら記事をかけないことを記事にしとくか、という気持ちで今書いています。

私も含めてですが、ものさすサイトの集まりでは
「入社のきっかけがものさすサイトだった(次の良い採用につなげたい)」
「みんなの記事を読むのが好き」
「よい血行、よい受注のためにものさすサイトを続けていきたい」
「まずはみんなで書いてみよう」
とみんな前向きな気持ちで参加しています。それでもなかなか記事が生まれていない状況。

集まりの際、
「記事って勤務時間に書くものだよね」
「実際休日に書いてる人が多いよね」「それってアンハッピーだよね」
「業務時間に記事を書いたらその間の業務としての生産活動ってどうするの?」
「でも残業して書くのはつらくない?」
と記事を書くことをメンバー全体に促すことは困難なのではないかというモヤモヤした時間がいつも出てきます。
ものさすサイトの集まりでは、どうしたら会社にもみんなにも負担少なく、主要な業務の生産性を落とさずにメディア運営ができるだろうというところを非常にセンシティブに考えています。

毎回考えているのだけれど、”Web制作会社の人間が営みの中でオウンドサイトの記事を心地よく書く”という状況は、自分たちで創り出すことができるものなのか、変えることができない問題なのか、まだその判断までたどり着けていない状態です。

考えだしたらきりがないし、いいから書けよ!という天の声が聞こえている気がして、オウンドメディアを育てるっていいことのはずなのになんかブラック?な気持ちになっていたり。


楽しくも悩み中のサイトミーティング

最近、ふらっと訪れたブログサイトでこんなことが書いてありました。※引用ではなく私なりの要約になります。

爬虫類が天敵から逃げる際、チョロチョロっと走ったあと少し止まってまた走り出す。という行動、みなさんもイメージできるかと思うのですが、一旦止まってしまうこのメカニズムについての研究で
「彼ら(爬虫類)の多くは走る筋肉と呼吸する筋肉が同じ。走っている間は息ができていない」
(因みに研究の方法はイグアナをランニングマシーンに乗せて走らせる。ペースが上がるごとに呼吸しづらくなっていたと、想像すると結構ひどい)
ということが判明しているそうです。
周りの状況確認でもしているのかと思っていましたが、実は止まらなきゃ結果死んじゃうくらい彼らにとって必然の「少し止まる」だったわけです。

ブログ記事を読んだ時点では単なる豆知識としてしか認識していなかったのですが、ものさすサイトの集まりで記事の書きづらさや自分も書けていないことを反芻していた時にふと
「あ、俺も同じ状態なのかも、走り(業務)終わって一旦止まったら最初にするのは呼吸を整えること。呼吸が整ったらまた走り出さなきゃって考えてる」と豆知識と自分の状況がリンクした気が、

「ん?じゃあ何かから逃げてるのか?」
「...」
「あぁ、記事を書くことからか!」
と、冗談はおいておいて、

もしかしたら記事を書くのがしんどいっていう感覚には、自分に与えられた仕事に息ができないくらい全力で取り組んでいるからなのかも。と日々ひたむきに仕事と向き合うモノサスメンバーの姿が見えてきて、「そりゃ難しいよな」と妙な納得感がありました。そういう私も、サイトを通して会社に関わりたいと思う気持ちはありながら、まずは業務として与えられた仕事に全速力で取り組みたい。みんな、仕事に真面目なんです。

走るペースを落とすのか
息を整えたら少し違う景色を走ってみるのか
走る距離を短くするのか
でも、「走る、息を整える」だけって実は結構やばいかも。
走りながら呼吸できるように進化するためにはどうすればいいだろう
実は記事を心地よく書ける状態=生産性の高い企業(人の集まり)となるんじゃないか…

ということで、みんな!とりあえず息抜きがてらに記事書こうぜ!(たまには、もちろんチームに相談の上で。。)
記事を書いてみようかなと少しでも思った方は是非お声がけを


最後にこの記事を編集している間に再度爬虫類の記事を読んで目に止まった部分を引用します。

息をしている時に走れないというハンデが、彼ら初期の先祖に、とても疲弊する代わりに爆発的な動きができるようにさせたのかもしれません。しかし、トカゲはこの欠陥に最善を尽くして適応しています。息をするために立ち止まる必要はありますが、動いている時は、とても素早く動くことができるので、酸素を制限する筋肉の構成を最大限に活用しているのです。

 

おわり

 

この投稿を書いた人

原田 礼

原田 礼(はらだ れい)

怠慢⇔真面目、傲慢⇔謙虚、用意周到⇔いきあたりばったり、冗談⇔本気。同居している人間です(と思っている)。 「理屈っぽい、パキッとしてる」と言われがち、でもそのあと続けて「(でも)いいやつなんですよ~」とも、 お客様、そして仲間が「何を、なぜやりたいのか」それを知りたいだけです。

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