2018年11月

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月曜日の投稿

神山ものさす塾  塾生
投稿者:神山ものさす塾 塾生

2018年11月26日

あと少し、ここにいます。
~神山ものさす塾・4期生便りII~

神山ものさす塾

神山ものさす塾  塾生
投稿者:神山ものさす塾 塾生

9月からはじまった神山での生活も3か月目に入り、タンブラーの水に絞るのもすだちから柚子へ変わりました。私にとって生まれて初めての四国での生活も到着当初とは違った景色になっています。

初めまして。ものさす神山塾4期生の原田です。今回は、神山での生活や塾の様子、学んでいることや3か月ほどの共同生活を通して私が感じたことを飾らずに書いてみたいと思います(長文となります。ご容赦ください)。

今回の神山ものさす塾レポーター

原田 礼
むかし金融関係、いま Webディレクター(の勉強中)。 東京生まれ、一人っ子、二児の父。コーヒーは(できれば)アメリカン。 妻曰く長所は優しい>面白い>イケメンの順だそうです。 画面や紙面を見ていると、眉間にしわが寄りますが怒ってはいません。 最近、TDRが好きです。といえるくらい柔和になりました。

塾で学んでいること

神山でのものさす塾は今回の開催で4回目ですが、授業で取り扱っている内容は毎回少しづつ変化しているようです。私たち4期はWeb制作の中でも「フロントエンドエンジニアリング」、「Webディレクション」の2点を主に勉強しています。カリキュラム自体が短期間の4か月となっているため、神山の大自然を横目に「Web技術者としてのコーディング周りのスキル習得」へ塾生・塾長ともに高いモチベーションで臨んでいます。


お互いの席を行き来しながらgitの練習

とはいえ、参加者全員が Web制作現場の実務未経験者であったため入塾後、まずはWebサービス全般の概論から授業は始まりました。9月は HTML での論理的構造でのマークアップとpsdファイルを確認しながらCSSでのスタイリングを重点的に、10月からは jQuery と PHP を学びながらフロントエンドに必要なプログラミングスキルを学習しました。
塾長曰く(塾長の)理想的な速度で講習は進んでいるようです。(大事ですね!)

プログラミングに関しては、記述方法の説明だけでなく、クイズなどを通して論理思考の初歩にも触れつつ、Webページに簡単な動きをつけるなど自分のプログラムの結果を視覚的に確認したり。少しずつですが、みんな入塾当初よりエンジニア的な考え方ができるようになってきています。

その後10月末から11月初旬の間で CMSへの組み込みを集中的に学んだ後に大きなWeb制作の試験を経てディレクター志望、エンジニア志望それぞれに特化した内容を学びつつ、執筆現在はディレクター1名に対してエンジニア2名の3名体制で、実案件を使ったチーム制作のOJTを進めています。


11月には代々木からものさす塾の先輩が講師に来てくれました!

授業中はさまざまな質問が飛びかいます。テキストの内容に関することや実装方法の話だけでなく、実務でどのように活かすのか、業務上で想定されそうなトラブルシューティングなど、今後 Web技術者として働いていく自分を思い描いたうえで出てくる質問もとても多いです。その質問に対して塾長の伊藤さんは、自身の実体験を踏まえて「今までどうしてきたか」「今後はどのように対応しようと考えているか」を余すことなくわかりやすく時間をとって教えてくれるので、今後の自分の仕事姿をイメージでき、日々のモチベーションの糧となっています。質問のたびに授業は少し脱線しながらも、非常に有益な時間を過ごせています。


懇切丁寧なものさすの先輩(左)と脳にインプット中の濱井君(右)

そして忘れてはいけないのが7~10日に一回のペースで習得した技術を使ったテストが実施されていること!テストは回を追うごとに課題のレベルに合わせて開始から締め切りまでのテスト期間が長くなってきていて、10月以降はテスト期間が複数日に渡るようになってきました。

テスト期間中は、締め切りが近づくにつれ口数も減り、お互いの進捗や品質が気になる焦燥感。何とか仕上げて提出した後の脱力感…。テスト結果が返ってくるまでの不安感。等々やっぱりテストっていやだな、と思いながらも、終わってみるとテストの度に少しずつデザイン性も技術的にも品質の高い Webページを制作する力がついてきている自分を実感できるよい区切りになっています。

わたしの志望理由

ちなみに、私はディレクター志望です。事前学習の成果か(もしかして才能あり?)それなりにコーディングとプログラミングは出来ているようで、「レイさん、なんでエンジニアじゃなくディレクター志望なの?」と声が聞こえてくることもままあります。よい機会なのでエンジニアではなくディレクターを志望した理由を整理してみると、

「エンド(エンジニア)で高いアウトプットを出すこと以上に、ハブ(ディレクター)となってプロジェクト全体のクオリティに関与したい」

というのが一番大きな志望理由です。自分のかかわる範囲が大きければ、それだけ色々な人と仕事ができて自分自身もレベルアップできそうだし、自分の力を全体に還元することでプロジェクト自体にやりがいを持てるのではと考えています。

普段からコミュニケーションにかかわる言葉の選び方には結構うるさい方なので、要件や仕様を決める段階でも認識のズレなどが起こらないよう詳細を詰めていくことに適しているでは、と思っています。今後の自分のキャリアを考えた上でも、案件全体や全社的なアカウンタビリティと責任感を強く持って仕事をすることが次のステップだと考えていることもディレクター志望の理由になっています。

もう一つ加えれば、場所にとらわれず飛び回るように仕事をしたいという自分の理想像もあります。もしかしたらディレクターなら(自分の予定通りではなくても)色々な所を走り回りながら仕事ができるのではと期待しています。

応募前から、遊び程度ですがプログラミングをかじっていたこともあり、塾生の中では比較的フロントエンドへの理解が進んでいるほうだと自負があります。何とかスタート時のリードを守りながらディレクター編の研修へ進めるとよいなと思っているのですが、目を見張るスピードでメキメキ力をつけてきている仲間が何名もいるので、内心結構焦っていたりもします。

とはいえ、メッシが遊びでキーパーをうまくこなしても誰もメッシに”キーパーやりなよ!”とは言わないわけで、晴れてディレクターとなった際に”エンジニアやらないの?”と言われずに”さすがテクニカルわかってるディレクター!”と言ってもらえるよう、今自分のできることを塾期間中頑張ります!

どう働き、暮らすかを考えた濃厚な1日


林さんの話を真剣に聴く塾生たち

話を神山ものさす塾の様子にもどします。9月の中旬に代表の林さんから、モノサスが求めている人物像や働くこと、暮らすことについての一日ワークショップが開催されました。

自分たちがどうすれば主体的に社会と関わることができるのか、そのために必要なスキルはどのようなものがあるのか、この塾期間中はどこにフォーカスを置いてスキルアップするとよいのかについて林さんの話を聞き、さらに仲間との対話を通してありのまま自分の思ったことを話すという濃密な時間を過ごすことができました。

一人ひとりが自分の言葉で話し合うことで仲間の現在の不安や、感じている自分の立ち位置などをお互いに共有できたことは、それ以降のコミュニケーションや共同生活をより濃いものにしている要因の一つなのではないかなと個人的に感じています。

濃厚な一日で、重要な瞬間がいくつもあったのですが、林さんの言葉で特に印象に残っていることを挙げると、

  • 仕事では美学よりも合理性を重んじること。
  • 自分のモチベーションを意識して管理できるスキルを持つこと
  • ポータブルスキルを高めれば見える景色が変わること(この塾ではテクニカルスキルを伸ばすことも忘れずに!)

この3点は、今後仕事をするうえでかなり役に立つ助言となりそうです。
そのほかにも具体的に出た話ではないですが、このワークショップが、普段から可能な限り主観的になりすぎないよう、意識して客観的な観察や思考を持ちたいなと考える機会となりました。

正直に話せば日本仕事百貨で塾の募集を見た段階では「じぶんのものさしをもつ」の響きだけを漠然と気に入っていた部分が大きかったのですが、ワークショップの後、自分の尺度を持つためには「働く」や「暮らす」を通して「じぶんのものさし」を日々精錬して見つめなおしていくことが主体的に生きる上でとても大事なことだと感じました。

今までワークショップやセミナーといわれるものに能動的に参加することはあまりなかったのですが、林さんや神山での出会いを経験して、世の中には面白い人がたくさんいることを強く実感できました。多くの人の興味深い話を聞くために今後はいろいろなワークショップやセミナーに積極的に参加してみようと思います。

なぜ神山でやるのか(ごはんの話とか)


あそびをDIY中。みんなで暮らす小野の寮にて

10月に入り塾長伊藤さん(この”塾長”って響きが好きです。実際の伊藤さんは怖そうな塾長というよりもWebの面白さを教えてくれるおにいちゃん。人をくつろがせることができる素晴らしい人です!)から「この塾ってなんで神山でやっているんだろう?」という投げかけが授業中にあり、そこから2時間以上を使って塾生それぞれの人生観や考えていることの認識合わせなど、9月のワークショップに続いて濃密な会議が開かれました。

9人それぞれの意見を尊重しつつ、改めて私にとって神山に来ることができてよかった点をいくつか書いてみます。

  • プライベートな空間/時間が制限されることでダレることなく生活できる。
  • 生活習慣や様式を仲間と合意形成を図りながら組み上げることで、コミュニケーション能力の向上や相互理解、相手の立場で考える力が身につく。
  • 身近に自然を感じることで感性が研ぎ澄まされる。ちょっとした感動に毎日出会える。
  • 仲間との助け合いや、町の皆様に優しくしてもらえることで幸福感が高まる。
  • というかごはんがおいしい!

ごはんは本当に、こんなに食べることが楽しいのは生まれて初めてかもと思えるくらい毎日感動しています。到着当初お世話になったスキーランドホテルや水木金のお昼の「かまや」は言わずもがなで、わたしの神山の食事情を豊かにしてくれているのですが、それと同じくらい塾生9人の共同生活での自炊が素晴らしくて、毎日先着9人様限定のレストランに来店しているような感じです。

料理の達人がいるわけではないけれど、限られた予算の中で飽きないように、「食えればいいでしょ?」にならないように、時間をかけて頭を使ってプランを建ててみんなが主体的に調理、食事、片付けにかかわっているから毎日の朝食と夕食が大切な時間になっています。一人っ子だった私にとっては大家族のように人数が多いことも楽しい食生活に大きく影響しているかもしれません。

調理、片付け含め合理性も常に意識していて、土曜日に買い出し、日曜日に常備菜を作ってというサイクルで平日の調理の負担を減らしながら朝食や夕食の彩を増やして楽しく食事ができる工夫をしています。休みの日にまとめて平日の献立を用意することは神山から離れても続けていきたいなと思っています。

夕食後の洗い物はババ抜き2回で成績が悪かった二人が担当。負けたくない気持ちは当然あるのですが、娯楽としても機能していて日中、少し落ち込んでいたとしてもよい気晴らしになっています。(残念ながら私はよく負けている方です。)

ごはんに関してはもう一点、かまやの皆様への感謝を書かないわけにはいきません。
お昼の笑顔での出迎えはもちろん、何度も何度もおすそ分けを頂いて、味も最高だし、その優しい気遣いがまずうれしい。塾生全員本当に助かっています!いつもありがとうございます!!


かまや娘(両端)と塾生田中さん(中)


フードハブプロジェクトの「毎日いただきます」大好きなフレーズです!

で、なぜ神山か、に話を戻します。11月現在、フードハブプロジェクトの寮に塾生9名で生活をしているのですが、勉強とごはん以外の寮での生活ぶりを一部紹介させていただくと、

私自身は前向きにと前置きしたうえで、かなりミニマルな生活を送っています。自分の持ち物はできる限りそぎ落とし、グルーミング関連と、洋服は3セットくらい(毎日洗濯!)。部屋は布団、旅行カバンひとつ、PC(勉強、このブログ執筆、料理レシピ確認用)、スマホ、ipad。(大自然の中とはいえ wi-fi は上質な生活を送る上で重要なライフラインだと思います!)以上です。

生活自体を見返してみても9月後半くらいからはコンビニはほとんど利用せず、上に書いているように朝晩(と水木金の昼以外)は大体自炊。テレビ無し、娯楽は談笑と皿洗いをかけたババ抜きくらい。と東京では実現できていなかった、ストイックな生活を楽しんでいます。もちろん、神山温泉に浸かったり、みんなでボーリングに行ったり、体育館を借りてバスケをしたりとほどほどに健全なあそびもありますが。
ちなみに、山間の生活はやはり洗濯物が乾きずらいので、バスタオルはプールで使うような速乾タオルをつかっています。(お勧めです!)

寮から塾への移動は、孤独貧乏解消、(これは塾生リーダー勝股君がふと言った一言なのですが、24時間集団でいるとひとりの時間は積極的に作らないと確保できないので…。非常に的を得た表現です)軽い運動になることと、神山の大自然を満喫するため、朝は30分かけて山道を徒歩で通っています。塾の帰りは街灯がほとんどなく恐ろしいので、みんなの車にお邪魔しています。徒歩通勤は、12月になっても晴れの日は続けていく予定です。


毎日こんな風景を楽しみながら塾へ向かいます

そして、生活を共にしている大事な8人について。出身地も生活リズムも9者9様で、私は一番若い塾生と(とんでもなく)年齢が離れていますが、執筆時点で大きな喧嘩はなし。というかかなりうまく回っていると思います。一人一人が残りの8人が過ごしやすくできるように意識して必要十分に気を使っているので、本当に笑顔が多いにぎやかな大家族(テレビの大家族よりよっぽど平和!)として生活できています。

土日に誰かが家に帰っていたりして一人少ないだけでもどこか寂しい。帰ってきたらこころから「おかえりなさい」と言える、入塾前は多分誰も想像していなかった芯のあるなかなか堅い絆で結ばれています。

つながりのなかった8人とルーツのない神山で4ヶ月生活できるという不思議な体験が私の人生において超重要なターニングポイントになることは間違いないと思います。

家の外に目を向けると、(定時の町内放送以外は)本当に静かで、集中が必要な勉強時間を支えてくれています。少し疲れが出ても頭を上げれば巨大な緑の風景がすぐに心地よい気分にしてくれるのは生来の都会っ子からすると今でも頬をつねりたくなるくらいの衝撃です。

カリキュラムがタイトなこともあり、町のイベントや人との触れ合いを通しての神山コミュニティにはあまり飛び込み切れてはいないかもしれません。それでも川の水面のアオサギ(めちゃくちゃデカい!)や道路に突然現れる鹿や猪(とよくわからない小動物も、この前ついにサルを目撃しました!)家の前の野生のすだち、都会よりだいぶ低く空を飛ぶトンビなど、おそらくこの4か月が過ぎれば当分(もしかしたらずっと)出会うことがない瞬間を味わいながら、神山に集まった最高の8人と一緒にフロントエンドスキルを身に着けていくという体験はすごく贅沢なことだなと日々感じています。

神山に来る前は、少し都会から離れてみたかったこともあり、
「東京以外ならOK」
「カミヤマ?東京の神山じゃないよね?」
というノリでここがどんなところかもあまり気にせず応募していた節もあり、周りには冗談ぽく「徳島県にいってくる」と言っていたのですが、現在は「しばらく神山にいます」と話している自分がいます。


充実した休日スタートの図


困ったときのグレーパーカー。相部屋の勝股君(右)と


大好きなかまやの前の広場。左から私、真ん中はとんでもなく年の離れた久野君、右は全然年が離れていないけど周りからの扱いは私と全然違うGこと牧くん

最後に

4期生の神山での生活も残すところあと4週間。ここ最近、紆余曲折あったのですが、それでも良い人々と良い時を過ごすことができています。

3か月が経過して一段と深いところまで仲間のことを理解し始めて、お互いの距離感がぐっと近づいたなと感じています。

注目しないと見落としてしまう様な小さいことだったりするのですが、9月に出会った頃と比べると「暮らすこと、働くこと」に対する主体的であったり積極的な行動がいっぱい芽を出し始めているような気がしています。例えば作業が遅れている仲間にそっと寄りそったり、土日も勉強している仲間のためにわざわざ塾へコーヒーやお昼を差し入れしに行ったり、何も言わずに共同スペースを掃除していたり。それは神山で共同生活を送っているからこそ自然に出てきていることだし、仲間を近くに感じているからこそ気付くことができているのだと思います。
だから、ここで出会った仲間の今後が本当に楽しみだし、神山からの別れが近づくたび寂しくもなります。

きっとあっという間に去っていく時間をしっかり味わって、やれることを全部やって卒塾まで駆け抜け、新年からはどんなニーズにも対応できるWeb技術者の初めの一歩を踏み出しているはず。

神山ものさす塾4期生、ちょっと(いや大分)面白いと思います。期待大です!
長文に最後までお付き合いいただきありがとうございました(もう少し続きます)。

 

おまけ 豊島・直島修学旅行

10月半ば、以前から度々冗談交じりに話題に上っていた「修学旅行行きたいよね」という話が本格的に実行段階へ移す色が濃くなってきました。旅行先として周防大島(サテライトオフィス訪問)、香川にうどん、USJ、と様々な候補地が上がった中、最終的に決定したのは直島・豊島をめぐる自然とアートの旅!当初日程は11月のテスト終了翌週で調整していましたが、メンバー全員の予定がなかなか合わず、10月19日、塾の休み時間中に「来週でよくない?」とポツリとでた誰かの意見がそのまま採用され急遽1週間での旅支度となりました。

時間があまりない中、直島の達人塾生濱井君が予算組みと日程調整の旗持ち役として土日で宿を抑え、毎日天気予報を確認しながら直前まで最良ルートを考え、予算組みまでガンガン煮詰めてくれました。(濱井君に感謝!個人的に10月のモノサス塾で一番突き抜けていたのは濱井君だな~と感じています!11月以降も引き続き頑張って!)

決定したルートは神山→高松(うどん)→船で豊島→15時くらいまで観光→船で直島→夕方まで観光→直島の古民家内にテント(?!)を張って一泊→翌日直島で観光→夕方船で高松→神山へ帰るという非常に濃い内容。実現させるべく朝5時起きでの出発になりました。

そして迎えた当日。当初雨が心配されていましたがばっちり快晴に恵まれ、濱井ルートのおかげで本当にスムーズに豊島→直島の二島を回ることができました。

豊島では、港の猫たちと戯れた後レンタカーで町の中や檸檬ホテル豊島美術館をめぐり、直島では電動自転車をレンタルして地中美術館家プロジェクトなどの観光スポットを各々青春しながら巡りました。


豊島のネコさんたち


美術館巡りをしたはずなのに、写真を見るとほのぼの4期生(と塾長)の風景ばかりでした!
(左上)豊島到着し島内を散策(右上)豊島八百万ラボにてシャイな矢野さん(真ん中)豊島から眺める小豆島(左下)フォトジェニック久野君。豊島檸檬ホテル近くにて(右下)宿泊は一日一組限定。誰かと一緒にほほ檸檬(写真のまま)できる檸檬ホテルにて(豊島

ベタかもしれませんが個人的に、豊島は豊島美術館。広い空間の中で心が漂白されていくような、訪れた誰もがぼーっと無心になっていくような、鳥のさえずりやどこかでなる物音が反響するたびに、現実と非現実の間を揺れ動きながら意識が研ぎ澄まされていくような薄まっていくような…。不思議な快感を感じることができました。美術館だけでなく、豊島自体もなにか非現実的な雰囲気が島全体にあって、その正体を確かめるためにまた必ず訪れようと思っています。

直島ではモネもバスキアも、あのカボチャも異世界のような銭湯も安藤建築も、売り切れ必須なパン屋もおしゃれなカフェも…本当におなかいっぱい楽しめました。でも個人的に一番楽しかったのは観光するたびにみんなと一列になって自転車をこいでいる時間。下り坂に差しかかる度に経験したこのないほどのベッタベタの青春を体験出来て、その瞬間が本当に愛おしくて、9人と出会えたことに改めて感謝。

ちなみに同行に快諾してくれた塾長伊藤さんは、高松からの激しく揺れる船内で冗談交じりに少しグロッキーな表情を見せていましたが、直島上陸後は一日で電動自転車のバッテリーを使い切るほど率先して楽しんでいたようです。(塾生は二日通して充電切れになることはありませんでした。)
ということでそんな塾長とゆかいな仲間たちの旅路を写真でご覧ください。


かなり揺れた船内。充電中(?)塾長伊藤さん


黄昏たり、相談したり、絡んだり…


青春!

この投稿を書いた人

神山ものさす塾  塾生

神山ものさす塾 塾生(かみやまものさすじゅくじゅくせい)

神山ものさす塾・塾生です。全国から集まった10名が、神山でともに暮らしながら、コーディング&ライティングスキルを身につけるべく日夜奮闘中です。

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