2021年10月

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火曜日の投稿

馬場 はるか
投稿者:馬場 はるか
(コーダー)

2021年10月05日

~モノサス映像研×マリオネットコラボ企画~
「ポルタ、街へ行く」ショートフィルム

モノサス映像研

馬場 はるか
投稿者:馬場 はるか(コーダー)

みなさん、こんにちは。
コーダーとして働いています、馬場はるかです。
社員の好きなことを探求してみるという社内プロジェクトでマリオネットを購入して、もうすぐ一年。

練習の成果として、モノサス映像研の記事を書かれている河原崎平さんにご協力頂き、ショートフィルムを作成しました。

こちらが出来上がった動画になります!ぜひご覧ください。

今回制作したショートフィルム「ポルタ、街へ行く」

ポルタについて

動画の主人公は、茶色いクマのマリオネット、ポルタです。

ポルタは毎日Instagramを配信しており、日々自分には何ができるのか模索しています。
普段はお家の中にいることが多く、たまに周辺を散歩したりしています。
そんな中、よく登場するのが友達のトリさんです。

トリさんとは一緒に住んでいてとても仲良しです。

今回撮影した動画では、そんなポルタが、気付いたら都会のど真ん中に。
見たことのない景色や初めてのものに戸惑いつつもワクワクしながら、帰る手がかりを求めて彷徨い歩くストーリーになっています。

普段はのんびりと過ごしているポルタですが、突然知らない場所にひとりぼっちになっても、臆することなく歩き回る姿がとても頼もしく感じます。

マリオネットポルタとの出会いとその後の生活については、過去の記事で詳しく書いていますので、良かったらこちらもご覧ください。
人形劇とわたし
マリオネットのいる暮らし

動画制作について

今回の撮影は、

撮影・動画制作担当:河原崎平
撮影補助:齊藤あかね
マリオネット操演:馬場はるか

の3名で行いました。

撮影したのは、8月下旬。台風が近づいていたのもあり、風の強い日でした。天気も晴れたり曇ったりと不安定でしたが、雨は降らず、無事に撮影を終えることができました。
皆がはじめてだったマリオネットの撮影。改めて、感想を聞いてみました。


はじめてのマリオネットの撮影はどうでしたか?

河原崎:3人で撮影をしながら、「この動きをするとよりポルタの感情が出そう」だったり、「楽しそう」、「動きの良さが出そう」って、3人でアイディアを出しながら撮影できたのは、面白かった点でもあるし、注力した点でした。
命が吹き込まれていく感じが面白いですよね。見ててほんとに生きているように感じられるのは、マリオネット特有というか。人形だと動きがないけど、マリオネットだと動きがあるので面白いなと思いましたね。

齊藤:河原崎さんが常に地べたに這いつくばって撮影していたのが印象的でした。人間からみたポルタの世界じゃなくて、ポルタのドキュメンタリー的に、普通の人として撮ってるんですね。

河原崎:たしかにそうかも。自分の高さから撮るとポルタを見下ろす感じになっちゃうので、小さな子どもを撮影するときみたく、なるべく低いところからっていうのはありましたね。

その他に撮影時、気を付けたことはありましたか?

河原崎:操演者(馬場)が映りこんじゃうと映像がイメージとかけ離れちゃうので、なるべく映らないようにうまく収めるっていうのを、心がけたかもしれないですね。
そのためカメラのレンズは、なるべく望遠レンズを使うようにしました。
また、望遠レンズを使った方が背景がぼけやすくなるんですよ。今回映像のトーンとしては、ミニマムな感じというか、背景をぼかしてシネマチックな感じにしたかったので、望遠レンズをメインに使ったっていうのもあります。

シネマチックな感じというのは、他にどういう工夫をすると作れるものなのですか?

河原崎:「ティール&オレンジ」といって、映像の中に青緑とオレンジがアクセントになって映ってるとシネマっぽくなると、一般的には言われています。よくやる手法としては、シャドウ部分を青緑に寄せつつ、少しだけ明るく持ち上げると、それもまたシネマっぽくなることが多いので、その辺をうまい塩梅でやったりしてましたね。
明るいところの白飛びはしすぎないように、明るさを抑えて、みたいなこともしました。
でも、それぞれ人の好みがあるので、シネマチックに見える人もいるかもしれないけど、そうじゃない人もいるかも。
あとはレトロっぽい感じにしたかったので、ノイズを入れたりして、ざらっとした感じの質感を少し出しています。

編集時のポイントをお伺いしても良いですか?

河原崎:編集の時は、事前に考えたストーリーがあったので、ある程度ストーリーは、見てわかるようにできたらいいなと思って繋げたのはありますね。ただ今回のような映像は説明的すぎると野暮ったくなるので、なんとなく伝わるくらいの塩梅にしたというのもあります。
あとは全体通してですけど、ポルタに感情を持たすというか、喜んだり落ち込んだりは映像の中で表現できたらいいなと思って作りました。喜んでるシーンは明るい感じの音楽にしたり、最後の方のくたびれているシーンは音楽のトーンをダウンさせたり、ポルタの喜んだり疲れたりみたいなのをどう見せるかは意識しました。

動画制作をしていて、一番楽しいタイミングはどういう時ですか?

河原崎さん:準備の時はめっちゃ不安です。ただ実際に撮影してみて、想像より良い画が撮れた時はいいなと思ったりする。ジュースを飲むシーンやブランコのシーンは、元々の構成では撮る予定のカットではなかったのですが、当日撮影してみたら、とても良いカットになったので、そういう時に嬉しいなと思いますね。
あとは、音楽と構成がうまく繋がった瞬間、パズルのピースがかちっとはまるのに似てて、このままやったらうまくできそうみたいな瞬間が嬉しくなりますね。
また、作ったものを見てもらっていい反応をもらえた時に嬉しいなと思いますね。


河原崎さんの動画制作についてのお話が面白く、ついつい深いところまで聞いてしまいました。こんな風に意識して編集されていたのだなと思い、改めて映像を見返すとまた違った見え方がして面白かったです。
実は、撮影の裏側の様子も今回齊藤さんに沢山撮影頂いたので、次回また記事に出来たらと思っています。

そして最後になりましたが、今回の撮影にあたって、ご協力いただきましたお店のご紹介をさせていただきます。

■プーク人形劇場
〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-12-3
TEL:03-3379-0234
プーク人形劇場ホームページ

■BANDIT
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-4-13
TEL:03-6388-6694
OPEN11:00-CLOSE20:00
BANDITホームページ

撮影させて頂く際、とても快くお引き受け頂きました。
改めてご協力頂きありがとうございました!

この投稿を書いた人

馬場 はるか

馬場 はるか(ばば はるか)コーダー

ものさすの園芸担当。実はブタとウーパールーパーが好き。 嬉しかった誉め言葉は「笑った時のあごのラインがミッキーマウスみたいだね。」 最近は、マリオネットに合わせて演奏することを目標に、ギターの練習もしています。

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