2018年07月

18

水曜日の投稿

田山 奈々恵
投稿者:田山 奈々恵
(チェッカー)

2018年07月18日

1杯のミルクティーが人と心をつなぐ。
~千駄ヶ谷 モンマスティー~

代々木散策マップ

田山 奈々恵
投稿者:田山 奈々恵(チェッカー)

今回ご紹介するのは、前回ご紹介した「LAITIER」のちょうど直線上にある、 ミルクティーの専門店「モンマスティー」です。 前回に引き続き、千駄ヶ谷のお店紹介第二弾です。

マンモス? いいえ、モンマスです。

それは今から1年前のちょうど今ごろ、千駄ヶ谷を散策していたときのこと。
たくさん歩き回って足もくたくた・・・そろそろ休憩したいな~と思っていたときに、
「試飲しますか?」と声をかけられました。
わたしの前に女神様が舞い降りてきたような気分で、モンマスティーに出会いました。

モンマスティーは、2006年にオープンしたミルクティーのお店。
最近はコーヒースタンドをよく見かけますが、そんななかで、なかなか珍しいミルクティースタンドのお店です。

そもそも、モンマスって何?

イギリス・ロンドンに「モンマスストリート」という通りがあります。


地下鉄コヴェント・ガーデン駅から歩いて4分のここはセブン・ダイアルズという場所。中央の白い建物の右隣の通りがモンマスストリートです。有名なスキンケアブランド「ニールズヤード」の本店もあります。
https://goo.gl/maps/yWHk9gwnDss

「モンマスストリート」は、ミルクティーのお店を開くと決めたオーナーの柏井さんが一人旅をして出会った場所です。
たまたま訪れたお店の店員さんの対応がとても親切だったことと、この通りにどこか懐かしさを感じた柏井さん。日本に帰ったら、ここに似た場所にお店を出そうと決めたのだそうです。

その場所というのがここ、千駄ヶ谷です。


モンマスティーからの眺め。モノサスからハチ公バス「神宮の杜ルート」に乗り、千駄ヶ谷社会教育館で下車すると、モンマスティーはすぐ目の前です

ロンドンのモンマスストリートと日本の千駄ヶ谷。 たくさんの通りが交差する場所にあることや、まわりに高い建物がないところがそっくりです。 だからこの通りの名前にちなんで、お店の名前も「モンマスティー」になったわけです。
(この素敵な出会いの詳細はコチラから)

ハチ公バスが曲がろうとしている角の建物の柱も、モンマスストリートから見えるセブン・ダイアルズに似ているかも?!

※セブン・ダイアルズ・・・7つの細い通りが星のように集まる場所で、その中心には円柱が建っています。その柱に7つの時計(ダイヤル)が掲げられていることから、「セブン・ダイアルズ」という名前になったそうです

”make delicious things, make you smile”

美味しい物を作り、人を幸せにする。
モンマスティーが大事にしていることです。


最近新しくなったメニューの看板

モンマスティーは、普通のミルクティーとはちょっと違います。
茶葉の味と香りがとても強くて、バラの香りがふわっと鼻から抜けるのです。
わたしも初めて飲んだときは味の濃さに驚いて、一口飲んだ瞬間に衝撃が走りました。


左から、モンマスティー・モンマススカッシュ・アイスウインナ・モンマスパフェ

もちろん、このモンマスティーでも十分満足できますが、これからの季節にぴったりな冷たいドリンクもご紹介します。

◆ モンマススカッシュ・・・レモンティー × ソーダ
レモンの酸味をダイレクトに感じられる、夏にぴったりなさっぱりスカッシュです。

◆ アイスウインナ・・・モンマスティー × ホイップクリーム
ホイップクリームの甘さもしつこくなく、溶けにくいので最後までクリームを感じることができます。

◆ モンマスパフェ・・・アイスウインナ × アイスクリーム
アイスの種類は、バニラ・紅茶・黒みつきな粉・キャラメル・クッキーから選ぶ事ができます。
紅茶味はモンマスティーと同じ濃厚な味!黒みつきな粉も気になります。

そしてこちらが、モンマスティー「CEO」の柏井さん


エプロンに刺繍された「CEO」の文字に何だかほっこり。帰り道だと思われる近所の少年は柏井さんに元気いっぱいにあいさつ。こんな風に、お話をする間にもたくさんの人に声をかけられます。

お客さんの足が一息ついた時間帯に少しお話を聞かせていただきました。
「こだわりは何ですか?」と聞くと、「こだわりはないよ」と一言であっさり。

柏井さん
お店を10,000日続けたらそれはこだわりと言っていいけど、まだ4000日くらいだから。「こだわり」なんてまだ言えないし、簡単に言っちゃだめ。

お店の方にお話をうかがうときに、わたしがまず最初に聞いてみたいと思うことが「お店のこだわり」だったので、これまでの自分の考えをひっくり返されました。10000日といえば約27年です…。

柏井さん
こだわりなんて言うよりも、美味しいもので人を幸せにする。その思いでするだけだよ。

と笑顔で付け加えられました。

柏井さん
 一緒に働いているスタッフには、「店頭に立つときは舞台女優だ」と思ってほしい。

お店には毎日ドラマが生まれます。
モンマスティーの店員さんはみなさんとても明るく親切で、注文をするときやミルクティーを待つ間の会話もなんだか友達に会いにきたような気分で、とても自然体でいられます。スタンドには毎回常連さんが座って楽しそうにおしゃべりしていたり。

ちょうどこの日も、遠方から1人で来たビジネスマンが「僕にとってここは心のオアシスなんです」と私に話してくれました。さらに、お店に馴染んでいたのですっかり常連だと思っていたら実は初めてお店にやってきたカップルにも「何か記事になるんですか?」と声をかけてもらったり・・・

モンマスティーを通して、人と自然と会話が生まれ、笑顔があちこちに。
“お店をやるからには、傷売ではなく笑売だ”
とも言われていた柏井さん。
笑顔がつながるから、モンマスティーには常連のお客さんがたくさんいるのです。

お話を聞いている間にも、小学生の子どもやビジネスマン、自転車に乗ったお母さんらしき人…たくさんの人が柏井さんに声をかけていきます。

そして、お話をうかがった帰り道のこと。
気が付くと、背筋がシャキッとしていました。
なんだか背中を押されたような、晴れ晴れとした気持ちになれたのです。

ミルクティーを飲みながら、人との輪が生まれる。つながる。
そして心が温まる。そんなひとときをこのモンマスティーでは過ごすことができます。

さあ、ミルクティーを持って鳩森八幡神社へ!

お話をうかがった日とは別の日に訪れた、モンマスティーの対角線上にある鳩森八幡神社。
(柏井さんも Twitter で毎日神社の様子をアップしています!)
大きな鳥居をくぐった瞬間、まるで異空間のような涼しさを感じることができます。

さらに、この神社のおみくじは「鳩」の形をしています。とっても可愛い!(1回100円)


・・・吉でした

このように、モンマスティーとタルトを買って中で休憩してみるのもおすすめ。
とてもリラックスした時間を過ごすことができます。


アメリカンチェリーのタルト。大きさが絶妙で、ちょうどよくお腹が満たされます

モンマスティーの営業時間は、なんと7:00~24:00。
しかも年中無休でお正月もお盆も営業しているから、お休みには地方からモンマスティーをめがけてやってくる人もいるそうです。

柏井さんいわく、「続けることに意味がある」とのこと。
続けるからこそ、モンマスティーからお客さんが絶えることはないのです。

柏井さんが率いる結成5年目のフォークロックバンド “Musk” が、グッドモーニングカフェ千駄ヶ谷にてライブを開催します。
お時間がある方はぜひ・・・☆

- Monmouth Tea Music Live- @グッドモーニングカフェ千駄ヶ谷
8月5日(日)18:00-21:30
フリードリンク+立食ビュッフェ
お1人様3,000円(税込)/小・中学生1,500円(税込)/小学生未満無料

モンマスティー

東京都渋谷区千駄ヶ谷1-21-2
03-3478-2357
年中無休 7:00~24:00
http://www.monmouth.jp/index.html 
twitter

この投稿を書いた人

田山 奈々恵

田山 奈々恵(たやま ななえ)チェッカー

1994年生まれの23歳。都内にあるレストランのウェイターを経てものさすへ。第一印象では必ず「落ち着いてるね」と言われます。美味しいごはんが大好き!!

田山 奈々恵が書いた他の記事を見る