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街路樹の黄色いところに、ロウソクゴケ

街路樹の幹に何か黄色いものがついているのを見たことはありませんか?

近づいてよく見てみると、コケのような形をしていることがわかります。これはロウソクゴケという生き物で、蝋燭を黄色く染めるのに使われたことがその名の由来だそうです。

名前に「コケ」とついていますが植物ではなく菌類、つまりカビやキノコの仲間ですが、その中でも特に、体の中に藻類を住まわせて共生関係を結んでいる、地衣類と呼ばれるもののひとつです。

地衣類は数ミリ~数センチのものが多いですが、ルーペや、スマホのカメラのズーム機能で見てみると面白い形をしています。

観察してみると身近に意外な世界が広がっているかもしれませんよ?

村上 伊左夫

むかし独学でかじったHTMLを生かしてチェッカーへ。最近の興味は生き物関連。