MONOSUS
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モノサス仕事図鑑
Web運用ディレクター山田

モノサスにはWebのデザインをしている人、ドーナツを揚げている人、キノコを育てている人など、さまざまな仕事をしているメンバーがいます。

拠点も人数も増えて、会えば言葉は交わすものの、具体的にどんな仕事をしているのかがよくわからないのも正直なところです。

モノサスには、どんな仕事があるんだろう?を紹介するインタビュー。

第1回は本部の元木が、Webの運用ディレクターをしている山田に聞きました。

といっても、インタビュー後にこの記事を編集したのは山田です。
インタビューに慣れていない私がこの企画を進めていくとき、1回目はどうやるといいだろうと考えました。いきなり関わりの少ないメンバーに聞きに行くのも緊張するし、かといって同じような仕事をしているメンバーに聞くと深すぎる話になるかもしれない。なんなら山田のこともよく知らない人もいるかも。と思った結果、まずは自分の仕事を聞いてもらうことにしました。とはいえ要領もよく分からないから、できるだけ聞いてもらいやすいメンバーがいいと。そこで質問するのは得意そうだし、普段の様子も少なからず想像がしやすいだろうと考え元木さんに聞き役をお願いしました。
会社のメンバーとしてはもちろん知っているけれど、どんな仕事をしているのかよく分からない。それは普段からよく話をしている山田と元木でも同じように言えることだと、実感するインタビューになりました。

元木良和

本部に所属。ソリューションに関わらず様々なメンバーと関わる機会が多い。イベントごとをするなら元木がいれば安心。そして助かる。




山田真綺

通常業務では主にディレクションを担当。社内の業務ではモノサスサイトの運営や運動会の運営として関わっている。社内案件と言えば山田真綺。

運用ディレクターってどんな仕事?

元木: 今回は、モノサスの Webの部門の運用ディレクターとして、どんなふうに仕事しているのか聞きたいと思います。具体的にはどんなことをしているの?

山田: 私が担当しているWebの運用は、クライアントのWebサイトで日々のニュースの更新をしたり、新サービスを公開するためのページ制作や季節商品の差し替えまで。お客さんがサイトに手を加えたいと思った時に、それをスムーズに進めるための手助けをしているよ。

元木: なるほど。運用ディレクターってそもそもどんな役割なんだろう?

山田: お客さんとモノサス社内をつなぐ役割かな。担当しているお客さんのWebサイトを日々更新していくのが運用なので、ご要望の確認をしたり、スケジュールの確認をしたり、デザイナーさんやコーダーさんに共有したり。情報やニュアンスなど必要なことを共有していくことで、仕事をスムーズに進めるのが仕事だと思ってる。

元木: それって一般的なディレクターと比較して、違いがあったりするのかな?

山田: ディレクターといっても色々あると思うけど、比較しやすいのがWebの新規制作のディレクターかな。新規制作の案件自体は受注して制作して納品っていうゴールがあって。細かくいうともっとたくさんあるけど、最初の情報整理からスタートして、設計図になるワイヤーを引いたり、デザイナーさんとコーダーさんと連携しながら作ってもらって公開準備して。安全に公開できますねっていう状態をチームで作って公開するのが仕事。

元木: 運用のディレクターはまた違うんだね。

山田: 運用だと、変更内容や範囲は少ないけど依頼の数がたくさんあって、いろんなパターンの依頼に対応する必要がある。今日依頼が来て1週間以内には公開されている、みたいな状態が結構ありえたりもする。

元木: 新規だとボリュームがあるから、半年から1年くらいをかけてディレクションをして、サイト全体にまたがって制作している。それに対して運用は日々更新したい情報なので1ページだけだったり、複数ページに関わるけれど部分的な修正だったり、単発的な案件があって、常にいろんなものが同時進行で動いてるっていうことかな。

山田: 運用は一個ずつの案件はすごくちっちゃい。でも日々たくさんあって、何かの案件を軸に動くっていうよりは、どれもこれも同時進行で、今日も明日も公開しながら新しい依頼も受けてるっていうイメージだね。

元木: よくわかりました。

山手線の運転手みたいなスピードで

元木: ワークスタイルについても聞いてみたい。 在宅でもできることが多そうだけど、まきはよく出社してるよね。

山田: お客さんから電話かかってくることがあるので、それの対応のためが1番大きい。しかも一番比率の高いお客さんは、依頼が来てから納品までの期間が短くてスピーディに動かないといけないの。一緒にディレクションをやってる児嶋さんとできる限りコミュニケーションを円滑に進めたい。お互いの忙しさの確認みたいなのも含めて私は出社してるんだよね。

元木: ってことは、在宅でオンラインでのやり取りだと、やっぱこうスピーディさにかけるってことだよね。

山田: 大抵は在宅でも問題ないことのほうが多いんだけど、ミーティングとミーティングの谷間みたいなとこ狙って話してしまいたいこともあって。そうでもしないと間に合わないぐらい、急に切羽詰まったりする時があるから。

元木: じゃあ、運用ディレクターとしての山田さんは、一緒にやっている児嶋さんとのスピーディなコミュニケーションも仕事の一部ってことか。

山田: そうだね、児嶋さんに限らず、いろんな人とスムーズにやりとりできるのが大事な気がしてる。

元木: モノサスの山田さんは、お客さんのWebサイトをより良くするためにはどうすればいいか考えながら、チームのメンバーとスケジュールやお金の調整をしている。よりスムーズに進めるために出社していることも多い。必要に応じてデザインやコーディング、サイトの保守や管理もやっていたりするよね。

山田: なんかね、山手線の運転手みたいな感じ。正しく確実に。

元木: 時間通りに。そういうスピード感で日々仕事してるんだ。

モノサスってたくさんの選択肢がある

元木: お客さんのいる仕事だけではなくて、モノサスの内側のことにもいろいろ関わっているよね。

山田: モノサスのWebサイトを運営する事務局、そのサイトのリニューアル、寄り合い(社内ワーキンググループ)かな。

元木: 事務局は日々のサイトの更新や管理とか記事のアップ。それで言うとこう本業と近い作業?

山田: 自分的には頭を使う部分が違う感じ。どっちかって言うと普段運用ディレクターとしてやってる、お客さん側の仕事してるんだと思う。事務局って情報を更新していくディレクションではあるんだろうけど、もっとね、自社サイトをよくするためにずっと考え続けてる役割だと思ってる。 たとえばMVP記事は、社内向けだけじゃなく社外の人も置いてけぼりにしない記事でありたいなとかを考えて冒頭のテキストを考えたり、写真撮ったりとか。モノサスを外に開くための仕事かな。

元木: 考える時間が多いんだね。

山田: リニューアルをしていたときも、どうやったらこれを運用できるかが頭の中をよぎっていたり。寄り合いでも、どうしたら会社のメンバーが働きやすくなるのかをずっと考えていて。

元木: なるほど。社内案件はより頭を使う、クリエイティブな作業をしてるんだね。

山田: 心も使う。でもその分目の前の人達に直接関わることだから、いい反応も悪い反応も直接伝わってくるところが私は結構好きで楽しいんだよね。

元木: 色々やっているね。

山田: この会社って運用ディレクターとかで入社しても、100% その職種だけでやってる人ってそんなにいなくない ? デザイナーって肩書きだけどディレクションもやってるとか、ディレクターの児嶋さんだってビールつくってるし。私だって社内案件もやるし、11月の運動会のために頑張ってる節もあるし。

元木: 究極やな。運動会のために頑張ってたのか。

山田: そりゃーね。モノサスって選択肢はたくさんあると思ってて。自分で探し出す気持ちを強く持ち続けられるのであれば、いくらでも楽しみ方がある気がする。

元木: かっこいいね、名言みたい。これからも真綺がどんな選択をしていくのか楽しみにしてます。

ものさすサイト事務局

メンバーや関わる人たちといい血行をつくるには?いい仕事をしていくために、関係性を深めるには?を考えながら、モノサスの人や仕事を紹介しています。事務局メンバーはだいたい5人くらい。食べること好き多めです。