2021年11月

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水曜日の投稿

杉本 恭子
投稿者:杉本 恭子
(ライター)

2021年11月10日

モノサスでWeb制作をしているメンバーってどんな人たち?
バンコク・神山・周防大島のメンバーによる座談会を開きました

あんな人 こんな人 つくる人

杉本 恭子
投稿者:杉本 恭子(ライター)

こんにちは。京都在住のライター・杉本です。
今回お届けするのは、モノサスでWeb制作をしているメンバーの座談会の記事です。

昨年、モノサスでは「monosus社食研」が立ち上がり、ものさすサイトでも食に関する記事がいくつか公開されています。これに対して「会社のコアビジネスであるWeb制作に関わるメンバーを紹介する記事もつくろうよ」と、今回の座談会が開かれることになったそう。

座談会には、モノサス・タイランドの町山百合香さん(Webディレクター)、徳島・神山町の角南大雅さん(フロントエンドエンジニア)、山口・周防大島の山本侑也さん(フロントエンドエンジニア)の3名が参加。オンライン・ファシリテーターの青木将行さんによる司会進行で、なごやかに開催されました。

参加メンバー

青木将幸さん
会議ファシリテーター。オフライン・オンライン問わず年間100本以上の会議のファシリテーションを担当。モノサスでも小さなチームミーティングから、会社のこれからを話す座談会まで、メンバーが話しやすい場をつくることに関わる。淡路島在住、趣味は釣り。

角南大雅

丸山ユニット所属のフロントエンドエンジニア。最近は、フロントエンドとバックエンドの間を担当しています。最近スタンディングデスク買いました!

町山百合香

モノサスタイランド所属のディレクター。2016年入社と共にタイへ移住しました。今はタイ人のインテリアデザイナーの女性と猫2匹と素敵なお家でルームシェアしています。

山本侑也

本部ユニット所属で周防大島勤務のフロントエンドエンジニア。入社半年なので修行中です。最近は春に植えたさつまいもを収穫しました。

 

私を育ててくれたのはこんな場所でした

青木 今日はいくつか僕の方から質問をさせていただこうと思います。最初の質問は「私を育ててくれたのはこんな場所でした」。その場所を経て今ここにいる、というお話を聞かせてください。

町山 今の私があるのは、小学校5〜6年生のときの担任の先生がいたからだと思っています。「教科書が正しいとは限らない」と言って、「常に事実は変動するから、常に学び続けなければいけない」と教えてくれた人でした。たとえば家庭科の授業でも料理をつくるのではなく、市販されているハムのパッケージに残る液体を試験薬で調べたりするんです。そして、「こういう反応を示したから体に良くない」「着色料で赤く見せているだけなんだよ」と事実を示してくれる。そういうプロセスを経て、学び方、考え方の基礎を教わったのかなと思います。

山本 僕は、20歳の頃に入社した不動産の営業会社です。ずっとなりゆきで生きていたので、その会社を選んだのも「新宿センタービルで働きたかったから」という理由でした。ところが、OJTに付いてくれた先輩が、本当に自分のことを思って教育してくれて。営業会社ということもあり、それまではキャラで許されてきた部分を礼儀作法から徹底的に矯正されました。その先輩にはひたすら怒られたのですが、「本当にお前のために言ってるんだよ」と感じる言い方をしてくれて。人に対する態度や接し方、人としてのあり方を学ばせてくれた場でした。

周防大島より

青木 愛を持って怒られる会社にいたわけですね。周防大島オフィスではどうですか?

山本 バチバチに怒られることはないんですけど、うちの副社長の言葉の端々に怒りを感じることはあります。

角南 それ、一番こわいやつじゃん(笑)。

山本 成長したから、そういうのを感じ取れるようになったんですかね......。

角南 僕はふたつあります。ひとつは高校生のときにバイトしていたうどん屋。仕事の段取りを考えて、自分なりに接客の工夫をすることを場所から学び取っていたと思います。もうひとつはモノサスです。入社して3年後にフルフレックスがはじまり、ストレスなく働けるようになりました。自由であるがゆえに責任も求められると思うのですが、働くことについて考える機会を与えてくれた会社だと思っています。


メンバー3人が「今、注目していること」

青木 では二つ目の質問です。それぞれの場所で育ってきたみなさんですが、今は技術職としてどんなことに注目していますか?

角南 僕はモノサスのフロントエンドエンジニアのメンバーに注目しています。昨年、コロナ禍でフルリモートになり、技術を共有したり話したりする場が少なくなったなと思っていたので、今年5月からコーダー・ミーティングを開くことにしたんです。自分ひとりで考えられること、勉強すること、思いつくことには限界があります。各々が勉強していることを共有できたら、みんなでレベルアップしていけるんじゃないかと思ったんです。

山本 自分は、地方やタイのオフィスにいるメンバーに興味があります。入社前に、町山さんがタイに行った理由をものさすサイトの記事で読んだのですが、他の人たちについてもどんな理由で地方やタイで暮らそうと決めたのか知りたいですね。

青木 ちなみに、角南さんはなぜ神山に?

角南 出身が徳島だからです。東京には去年はじめまで4年くらい住んでいたのですが、家族で田舎に引っ越そうかなと考えていたときに、神山町の集合住宅の募集があったので応募したら受かったので移り住みました。東京は、仕事上では魅力的なまちですが、暮らしやすさを考えると今の方がいいですね。

神山より

町山 私は、今の政治を見ていると「なんでこんな人たちに任せることになっちゃっているんだろう」という怒りがすごくあるんです。技術を使って、政治家が不正をしたり嘘をついたりできなくして、ちゃんとあるべき社会の姿に戻る日がきたらいいなと思います。

青木 技術は世の中のためにあると思うので、クライアントのためだけでなく、政治や社会にも活用できればなお素晴らしいことだなと思います。


仕事のなかで違和感や疑問を感じるとき

青木 では、三つ目の質問です。違和感や疑問は、これからの方向性を見るヒントではないかと思います。みなさんが仕事のなかで違和感や疑問を感じるのはどういうときですか?

町山 モノサスはいろんな部署に分かれています。他部署と仕事するとき、お互いにやり方が違っていることがあるので、共有できる業務フローのテンプレートがあるといいなと思っていています。まずは今、モノタイのメンバーのなかで、BtoB案件を管理する基礎的な部分を整理しはじめました。ゆくゆくは、みんなでブラッシュアップできるテンプレートをつくりたいです。

角南 クライアントから受注した仕事を納品するなかで、どうしてもクオリティを満たすことと、目の前の納期との間でジレンマに陥ることがあります。たとえば複数の人のコードレビューを経て、納期とより高いクオリティを両立するフローをつくれたらいいなと思います。あるいは、自社サービスをつくってみたいですね。

山本 まだ入社して間もないので、違和感や疑問はあまりないんですけども。自分的には深夜や早朝の方がやる気が湧いてくるので、そんな時間に思いっきり働いてみたいなと思っています。

これからどんな仕事をやりたいか?

青木 では、最後の質問です。みなさんはこれからどんな仕事をやりたいですか?

町山 さっき話したような、社会的なことに関するサイトに携われたらうれしいです。

タイより

角南 Webサイトと世の中にあるデバイスを連動させるものをつくってみたいです。たとえば、テレビのリモコンをBluetoothでつないで、Webサイトを操作したり、スライドが切り替えたり。デバイスとWebブラウザを接続して、面白いことができたらいいなと思います。

山本 単純に甘いものが好きなので、甘いものに関するWebサイトをつくりたいです。もうひとつは、動きがあって、人が見て触って楽しめるようなWebサイトをつくってみたいです。まだ、そういうサイトをつくる技術力がないので、勉強しつつ考えてみたいと思います。

青木 今日はみなさんにいろんなことをお話しいただきましたが、いかがでしたか?

山本 みなさんが考えていることがわかって面白かったです。

町山 テーマに沿ってみんなで話す機会はあまりないので、いろんな話が聞けて面白かったです。

角南 なかなか自分のルーツを話すことはないので新鮮な体験でした。次回以降も続くなら、みんながどんな話をするのか楽しみです。

一緒に働いていても、その人自身についてゆっくり聞く機会はあまり多くありません。飲み会などのコミュニケーションが減っている今だからこそ、ものさすサイトが「いつもとちょっと違う話」をできる場になるといいなと改めて思いました。

「記事読んだよー」と3人に話しかけたり、「自分を育ててくれた場所ってどこだろう」と隣の人と話してみたり。この座談会から、そんな広がりが生まれたらいいなと思います。

Artwork : Yutaka Kawai

この投稿を書いた人

杉本 恭子

杉本 恭子(すぎもと きょうこ)ライター

フリーランスのライター。2016年秋より「雛形」にて、神山に移り住んだ女性たちにインタビューをする「かみやまの娘たち」を連載中。

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