プロジェクト山と宴、ハイカーズジン。

働き方探求

自社プロジェクト

ハイカーズジンは、山の楽しみの良き友でありたい。

グループでワイワイ。ソロでゆっくり。
そんな時に、ローカルトレイルの植生を使ったジンを
山で飲んだらより自然と一体になれると思うのだ。

ULハイキングの精神で軽量なボトルに香り豊かなジンを詰め込む。
このお酒は、アルコール度数が高いので少量で充分!

さあ、ハイカーズジンを友に、山との宴を楽しもうではないか。

 


 

山へ持っていくお酒は、軽くて(アルコール度数が高くて)美味しいお酒がいい。そんな思いからうまれたのがハイカーズジンです。

3つのことを大切に、集まったハイカーたちが山に登りながら、シリーズを開発しています。

1. 人と繋がり、一緒につくること。

ハイカーズジンは、トレイルごとにシリーズをつくっています。大切にしているのは、素材よりも先に、土地の人とつながりがあること。その土地、その山でどんな暮らしがあり、どんな人に出会えるのか。各地にそれぞれの暮らしやトレイルがあるように、ハイカーズジンにも、シリーズごとにそれぞれのストーリーがあります。

2. そこで生きる植生を使うこと。

土地に根付いた植生をジンの香りづけに使用しています。地域の植生は、いわばその土地の「個性」でありアイデンティティです。その「個性」を活かしたジンをつくることで、それぞれが持つ魅力をより引き出し、それを山で飲めばより自然と一体になれると考えています。

ジンは虎ノ門蒸留所の一場鉄平氏が蒸留。シリーズごとに異なる地域の植生をボタニカルに使用し、各地の山々を感じられる香りの良いジンに仕上がっています。

3. ULの精神で山と楽しめること。

軽量かつ耐久性のあるボトル、アイデンティティを感じるデザインで山へ気軽に持っていくことができます。
容器は耐アルコール性が高く且つ軽量な素材であるポリプロピレンのボトルを採用。ハイカーの間では燃料用アルコール入れとしてよく知られています。
また、ボトルのデザインはトリプルクラウナー(アメリカ三大ロングトレイル踏破者)でイラストレーターの河戸良佑氏に手掛けていただきました。
※UL=ウルトラライトの略。アメリカのロングスルーハイキングを歩き切るために考え出された、装備を軽くして行うハイキングの手法。

販売店: 虎ノ門蒸留所 ドリフターズスタンド FarmMart & Friends ほか
販売情報などは適宜 Instagram にて公開しています。

Project Info

Period
2021.10 〜(チーム発足)、2022.6〜(発売開始)
Client
自社プロジェクト
Service
商品企画

monosus Team

プランニング:真鍋太一、蒸留:一場鉄平(虎ノ門蒸留所)、イラスト:河戸良佑、プロジェクト進行:原澤翔伍

plan & output

1st Trail 「レモンと柚香」
徳島県神山町

モノサスのサテライトオフィスがあり、モノサスの関連会社フードハブ・プロジェクトの拠点でもある徳島県神山町。ハイカーズジンの開発は、すでに農家のみなさんとの関わりがあったこの町からはじまりました。

神山町で採れた無農薬のレモンと柚香(柚子とだいだいの掛け合わせの品種)を使用したジンです。すっきりとしたレモンの風味に、柚子の刺激とだいだいの甘さをもつ柚香がよく合います。

2nd Trail 「柑橘とヤブニッケイ」
愛媛県西条市(山道祭2023)

アウトドアガレージメーカー「山と道」が主催するイベント、山道祭2023への出店を機につくられたシリーズ。

開催地である愛媛県西条市で動植物の調査・保全活動を行う西条自然学校からヤブニッケイとクロモジ、宇和島市のみかん農家Tangerine(タンジェリン)のブラッドオレンジを使用させていただきました。ハーブの清涼感とオレンジの甘さが特徴的です。