MONOSUS
ICECREAMING MAG

中国茶のお茶会、開催しました!

2025.11.21 | CULTURE

やればできる子やまだまきです。
普段は運動会委員、ものさすサイト事務局、Webディレクターなどをやっています。

1年も中国に留学していたし、中国語も話せるし、紅茶とかお茶とかそういう嗜好品も好きだし、中国茶のことを知ってみるには自分はちょうどいい環境だなと思ったことがきっかけで中国茶をしっかり学んでみることにしました。それならばと資格もとってみました。そこまでくるとやはり誰かに話したい気持ちが強くなり、モノサスのメンバーへ下記のメッセージを投げかけました。

今年の冬から春かけて興味を持っていた中国茶の勉強をして、日本中国茶協会の中国茶エキスパートジュニアの資格をとってみました。
せっかくなので学んだことを生かして、今回飲むお茶の説明をしながら、お茶の飲み比べのできるお茶会をしたいと考えています!
お茶の話だけでなく気軽な雑談でもしながら過ごせると嬉しいです。

この探究予算のご相談を皮切りにモノサスでのお茶会が決定しました。

今回は「より簡単に、気軽に」をモットーに中国茶の茶器を使うことはなく、急須ときみさんのお家からお借りした湯呑み、おちょこで実施することにしました。

準備したお茶は下記の5種類。
1.2番目が緑茶、3.4番目が烏龍茶、5番目がジャスミン茶

  1. 新昌龍井(しんしょうろんじん)
  2. 太平猴魁(たいへいこうかい)
  3. 鳳凰単ソウ鴨屎香(ほうおうたんそうやーしーこう)
  4. 岩茶奇蘭(がんちゃきらん)
  5. 小龍珠花茶(しょうりゅうじゅかちゃ)

そしてもちろんお菓子も準備!
今回はちょうど中秋節に近かったので、せっかくならばと思い月餅をお取り寄せしてみました。

※中秋節とは中国の唐時代にはじまった、現在は、春を祝う行事「春節(旧正月)」に次いで2番目に大きな祭日とされています。中国では丸い満月は「円満・団らん」の象徴とされており、家族と集まって月を眺めて過ごす習慣があります。

張り切った私(やまだまき)、会を初めて早々に、「まずは座学を、」と言い出して、日本茶と中国茶の違いや、中国茶の中でも今回飲む緑茶と烏龍茶の違い、中国での流行りやよく飲まれているものと合わせて話し出しました。
始まる前までの不安は何だったんだと思うくらい、それはもうスラスラと。
そして20分ほど語った末に、じゃあみんなでお茶を飲んでいきましょうと、緑茶の飲み比べをはじめました。

今回飲み比べたお茶は見た目も、味も同じ緑茶といえど、まるで違うものを準備してみました。
難しい話はカットしますが、そもそもの茶葉のサイズがこーんなにも違う2種類です。

何となく大きい方はぼんやりした味がするのかしらと思うかもしれません。
が、そんなことはなくそれぞれの個性を感じられるのです。

次に飲んだのは烏龍茶。
烏龍茶と言ってもペットボトルで飲むような茶色ではないし、お茶だけどミルキーなお花っぽい香がするものもあれば、スパイシーで焙煎を感じられるものもあります。

最後に飲んだのはジャスミン茶。
やっぱり香りに馴染みがあるからか、一気にみんなの心をつかんでいったのを感じました。
ペットボトルとかで飲むのは苦手だけどこれは美味しく飲める気がする!と言っていたメンバーがいて、私が生産者な訳でもないですが、「でしょでしょ〜」みたいなとても嬉しい気持ちです。

参加したみんなの反応もさまざまで、それぞれ好きだと感じるお茶が違っていたのが印象的でした。

会が始まる前に、飲み慣れていないけど違いは分かるかしらと不安を口にするメンバーもいたのですが、飲んで一口、確かに違うね。と。飲み比べだからこそ、味や香り、見た目の違いに気づくことができるのです。

今回のお茶会に参加したいと言ってくれたメンバーはなんと私世代で代々木に出社しているメンバーはほぼコンプリート。
気になっているけど時間が合わなくて少しだけなら顔を出したいと言っていた宮川さんは、その様子をみて声をかける気持ちになりきれなかったそう。(残念!)

実は何か会社のメンバーとやりたいと思った時、これまでは個別にぜひお願い!と声をかけていたのが常でした。今回ばかりは自然に集まってきてくれたメンバーが多く、開催までの人が集まるかどうかの不安が少なくシンプルに楽しみな気持ちでいっぱいでした。

学んだとは言っても、まだ始まったばっかりだし、2時間弱のみんなの時間をもらっておいて結局あんまり何も言えることがなかったらどうしようと思って、いろんなカンニングペーパーを準備していたりしました。蓋を開けてみると自然に話をすることができて、なんだ自分大丈夫だったじゃん。ちゃんと学べてるな。と学んだことのアウトプットができたことにとても達成感がありました。

次は午前中開催にすれば、今回参加しにくかったメンバーが参加できるのかしら。と考えをめぐらせています。

もしモノサスに馴染むほどにお茶会をたくさんできたなら、それはこの場が新たなコミュニケーションの場として成り立っていくのも面白いなとか思ってしまいました。アルコールが飲めない人も、仕事の合間でも。ただ話をするためのツールとして。みたいな。
それはまだずっと先の話だとは思いますが。
少なくとも次回の開催があればぜひ、皆さまお気軽にご参加ください!

山田 真綺

ディレクションやデザインをしています。好きな動物はたぶんキリン。嫌いなものはマジックテープ。仕事の時だけマニンゲン。まきをベースにした呼び名で呼ぶと喜びそうです。やればできる子やまだまき。