2018年07月

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ものさすサイト事務局
投稿者:ものさすサイト事務局

2018年07月24日

厳しい暑さの日にも、音楽を。
〜モノサスメンバーの「夏の思い出の一曲」〜

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夏本番。
強い日差しが容赦なく照りつける日々が続きますね。

暑い日がつづくと、この暑さはいつまでつづくの?
という気持ちにもなりますが、花火大会やフェス、夏休みの旅行や帰省の計画…など楽しみなイベントも多いのが夏ですね。

今回は、そんな夏に聴いていた曲を4人のメンバーに紹介してもらいました。

暑い夏にぴったりな熱い曲や、夕暮れ時の涼しさを思い出すような曲。
それぞれの夏の思い出の一曲です!
 

誰のせい?それはあれだ、夏のせい!
スチャダラパー 『サマージャム’95』


杉江 夏季(ディレクター)

スチャダラパー 『サマージャム’95』EMIミュージック・ジャパン(1995/7/19) ( Amazon )

野外で音楽を聴く(=音楽フェスに行く)のが好きだ。

…と言うと、アウトドアなイメージを持たれがちだが、
基本的にはインドアなマインドが大半を占める私。

来たる盛夏の、うだるような暑さに立ち向かう気力は、ほぼ皆無。
日々、形容しがたい気だるさと共に、夕暮れどきが来るのを待つ。

空が、夜の色味に変わった頃合いを見計らって、もそもそと動きだす。
外に出て、肌を撫でる空気は、なんとも言えない生ぬるさを帯びている。

にも関わらず、「なんか、いい風!」と呟きたくなってしまうのは、
TAICOCLUBに行ったときに聴いた、この曲のフレーズが脳裏をよぎるから。

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トラックが流れはじめると、どことなくセンチメンタル。
あのときの空気感が、恋しくなる。

「海」「山」「プール」といった、夏の鮮やかな色彩を象徴するフレーズ。
フェスでしか感じられない、高揚感や一体感。

ただ、それらは、時間が過ぎて”思い出”となった瞬間に、
ゆっくりと、でも確実に、セピアやモノクロへと移ろってしまう。

…はっ!! つい、考え耽ってしまった。
こんなことを思い巡らしてしまうのは、きっと、夏のせい。

と言いたくなった時に、ぜひ聴いてほしい1曲。
 

三浦海岸と黄金の月
スガシカオ『黄金の月』


降旗 ゆかり(マーケティング部)


スガシカオ『Clover』キティ(1997/9/3)( Amazon

海辺の町に住んでいたことがある。
地図で見ると「東京」が嘘のように遠い三浦半島の先、ほぼ東京湾の入り口だ。

当時の職場までは最寄り駅から快特に60分揺られた後、品川で乗り換えてさらに30分。
実家でもないのにこんな地の果てに住む意味がわからない。と、自分でも思うのだが。

だがしかし、だ。
海まで徒歩3分。

その一点だけで、1シーズンのつもりがずるずると住み続けてしまった。
だって気が向いたときに手ぶらで海に行って日光浴できるんだもの。
(マリンスポーツは全くしないけど)

町の名は津久井浜。
平日のヘビーな通勤を土日の海でチャラにする…そんな極端な暮らしをまあまあ楽しんでいた時代の思い出の一曲。

6月の日曜日。昼過ぎまでだらだらと寝て、部屋が暑くなってきたので仕方なく起きた。外を見ると、晴れている。
そのころは晴れていたら5分でも海に行かないと勿体無いと思っていたので、とにかく出かけた。
ウチを出て道をまっすぐ下っていくと突き当たりが海。砂浜に降りてゆるゆると三浦海岸に歩くのがお決まりのコースである。

三浦海岸の海水浴場の先に菊名という小さな海水浴場がある。そこが私のお気に入りの場所だった。大きなヤシの木が無造作に植えられていて、ここだけ南の島風になっているのだ。
いつもここまで歩いてきて、タイル張りの広い階段に座ってぼーっとする。

夕焼けを見届けた帰り道、明かりのついた海の家の前を通った。
もうすぐ海開きだから海の家を建て始めているらしい。夜も工事を続けるのだろうか。それとも、もう営業してたりして・・・と考えながら通り過ぎたとき、その海の家からスガシカオの黄金の月が流れてきた!!!
(うわーー)
完璧すぎるぞ。
(ナイスな選曲、ありがとう!海の家の人!)

そんなわけで、わたしの黄金の月は三浦海岸が似合う。
夕焼けから夜になったばかりの空の色とか、波の音とか、吹いていた風とか、あのときの感覚と完全にセットで記憶されている曲なのだ。

「黄金の月」ポイント


寝転がっていた夏を思い出す、
恥ずかしいほどストレートな曲
BAAD『君が好きだと叫びたい』 


上森 拓(デザイナー)


BAAD『君が好きだと叫びたい』ZAIN RECORDS(1993/12/1)( Amazon

私は夏が大キライですし、「この曲夏っぽいな...」と感じる感性もないのですが、
「夏を思い出す曲」となると少しはあるわけです。

小学生の頃の夏休み(20年前?)。朝からスラムダンクのアニメが再放送されていました。オープニングで使われていたのがこの曲です。

なぜだか毎年放送されており、私が観ていたスラムダンクは何回めの再放送なのか分かりません。毎年繰り返し放送されるスラダンに耳を調教されてしまったようです。

朝10時半から寝転がってアニメを観るだなんて、後にも先にも貴重な時間だったことでしょう。外に遊びに行くこともなく、クーラーガンガンの涼しい部屋の中で、心の中で主人公の桜木と共に汗を流していました。

今回調べてはじめて、BAADというアーティストの「君が好きだと叫びたい」という曲名なのだと知りました。曲名が歌詞のまんまですが、それもこの時代らしさを感じます。

アニメの主題歌をそのアニメありきで作った曲ではなく、J-POPを起用することが多かったこの時代は、歌詞も曲調もアニメの内容と関係がないものが多かったように思います(それはそれで良かったのですが)。

しかし、この曲に関してはスラダンありきで作った曲ではないはずなのに、桜木の晴子さん(ヒロイン)への思いを歌っているような歌詞と曲調のように聞こえ、この曲以外ありえないと思えるほどぴったりな曲です。

改めて聴くと、とても良い曲で、恥ずかしいほどストレートなメッセージと、快活な曲調から思い浮かぶのは、カラッと爽快な夏。強い日差しを窓越しに、寝転がっていたあの頃を思い出します。


憂鬱な夏の心地よい思い出
菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール『Killing Time』 


乾 椰湖(チェッカー)


菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール『Killing Time』ewe records (2009/10/28)( Amazon

菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラールとは、スペイン語で「色男/拷問/砂糖漬け」の連結語で、スーパーミクストスタイルのジャズを演奏する世界でも類例のない異形の超混血系オルケスタ(引用:http://taboolabel.net/pepe.html)。正直よくわかりませんが、かっこいいのは確かです。

今回紹介するのはアルバム「 New York Hell Sonic Ballet 」の1曲目です。
去年の夏に行ったイベントで生演奏を聴いてから、この曲は夏のイメージになりました。
イベントではもみくちゃにされながら変な姿勢で3時間立ちっぱなしでしたが、演奏が始まってから「途中で帰らなくてよかった~」と心から思いながらニヤニヤして聴いていました。夏は暑いし、虫がいっぱい出るし、日焼けもするし...と、ついネガティブなことばかり考えてしまうので、曲名( killing time =時間つぶし)も夏にぴったりです。

文筆、ラジオ、映画評論 etc 幅広い分野で活躍されている菊地さんの本業はジャズミュージシャン(サックス奏者)です。中盤にあるサックスソロもとてもかっこよくて、本業の色気を感じます。また、ベースを演奏しているイケメンの鳥越啓介さんは、なんと椎名林檎さんのサポートメンバーとしても活躍されてる方です。心の師匠と崇めるお二人に共通点があってうれしい!こうなってくると、菊地さん、椎名さん、鳥越さんの3人で何かやってほしいなと思ってきます。
テレビ出演されることがほとんどないので、またライブに行きたいです!


それぞれの夏の一曲、いかがでしたでしょうか?

20年以上たっても色褪せない名曲や、海辺の町に住んでいた頃にふと流れてきた曲。
爽快な夏空が浮かぶ直球メッセージの曲に、カッコ良さで夏の不快さも吹き飛んでしまった曲…。

この夏も、思い出の一曲ができるのでしょうか。
またメンバーに聞いてみたいと思います。
暑さに負けず、元気に夏を過ごしましょう!

この投稿を書いた人

ものさすサイト事務局

ものさすサイト事務局(ものさすさいとじむきょく)

「ものさすサイト編集部」改め「ものさすサイト事務局」になりました。みんなと一緒に記事をつくりながら、モノサスらしいサイトってなんなのか考え中。中心メンバーは好奇心旺盛な人と圧が強めの人とめんどくさがりな人です。

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