オフィスについて

モノサスがタイにオフィスを構えたのは2014年。Web制作におけるフロントエンドの人材不足を補うため、日本人も多く住むタイに拠点を構えることになりました。
最初はバンコクの中心地にある商業施設の中のサービスオフィスに入居し、その後自分たちらしいオフィスを求めて2016年に中心地から電車で10分ほど離れたプラカノンに移転しました。そこでは、自分たちで図面の設計からオーダーし、施工主と交渉しながら(なかば現場監督のように施工に関わりながら)オフィスを完成させました。
参考記事
さらにタイでのつながりを広げようと、2019年に東南アジア最大のデジタルイノベーション拠点としてつくられた、スマートシティ構想の複合型施設「True Digital Park」に移転。共有部にはミーティングスペースやイベントスペースが充実し、同じ施設に入居する他のIT企業とのコラボレーションも期待できるオフィスとなりました。



しかし、移転して間もなく発生したパンデミックにより、リモートワークが中心に。現在はリモートワークの利点を活かしながら働くメンバーが、定期的にリアルで集まる場所として機能しています。
モノサスタイランドについて
モノサスタイランドのメンバーは日本人5名、タイ人14名の合計19名(2024年時点)。新型コロナ以降、リモートワークが主となり、通勤時間が減った分を、子どもや家族と過ごす時間や暮らしを充実させる時間に充てることができ、今の働き方を気に入っているメンバーは多いよう。
日々のコミュニケーションはオンラインが中心となりましたが、毎週「コーダーパーティ」というコーダーたちのミーティングを開催したり、ディレクターたちは毎日30分オンライン夕礼で集まったりと、ミーティングの機会を大切にしています。
現在は週1出社も始まり、全員がリアルに集まる機会も大切にしつつ、リモート勤務とのバランスを取っています。
メンバー同士の仲がよく、毎年行われる社員旅行など、アクティビティや集いには積極的です。

働き方、暮らし方
よい関係性は社員旅行やミーティングのおかげ宮川 拓也 / モノサスタイランド代表, 2013年〜2021年までタイ在住
タイは海外ですが日本人も沢山いて、日本みたいに過ごすこともできるし、海外っぽく過ごすこともできる。僕はハイブリットな感じで過ごしていました。
季節はずっと夏で、それが合う人もいるんですけど、僕は結構つらくて。もう少し行き来できるといいなと思っていたところ、パンデミックが起きました。いずれ実家に帰る必要性があったのですが、パンデミックでリモート勤務が中心となったので、実家から仕事をさせてもらうことになって。今は3ヶ月に一回の頻度でタイに行っています。
タイのメンバーもリモートがメインにはなりましたが、定期的なミーティングや週1出社、社員旅行などで、関係性は維持できていると思います。それまでのよい関係性があったおかげもあります。
この間、タイのメンバーと社員旅行の話をしていたら「宮川さん、川に落ちましたよね?」と7年前の旅行でのカヌー競争の出来事を言われて、僕は全然忘れていたんですが、そんなこと覚えているんだなと。そういう共通の思い出を持つのも大事だなと思います。
(2024年9月時点)
面倒くさがり屋の性に合う畑峯 豪 / ディレクター, 2019年よりモノサスタイランド勤務
僕がタイに住みたいと思ったきっかけは社員旅行です。「みんな、なんでタイに住みたくならないの?」と思うくらい、タイはいいなと思っていて。
結構面倒くさがり屋なので、タイが性に合うんです。例えば年中暑いので半袖とハーフパンツでいいし、デリバリーサービスも充実していて、ご飯もスーパーの食材を買って持ってきてくれたり。服を買うにしても、お気に入りの市場の店員さんとLINE交換して、注文した服を届けてくれます。
タイの友人も何人かできて、一緒にバスケをしたり、交流会に出かけたりもしています。
最近日本語のできるコーダーの Chai(チャイ)さんが入ってきてくれたおかげで、より深くタイのコーダーたちのことを知ることができてきました。
タイに来て働き方が変わった点は、スケジュールに合わせるために変にマンパワーで頑張ることをやめたところ。タイでは勤怠の考え方が日本人と違い、無理をしない人も多いので、段取りを工夫したり、お客さんと交渉して無理のないスケジュールになるようにしています。
(2024年9月時点)
「みんなでやり遂げた仕事」感日向 由紀 / ディレクター, 2018年よりモノサスタイランド勤務
モノサスタイランドで働けているのは、タイ人メンバーの人柄の良さがすごく大きいです。毎日の仕事では仕様が複雑で大変なことも多いですが、それぞれのメンバーで話し合い、得意なことを持ち寄って解決しています。タイでの仕事はチームで取り組むことが多いので、毎回「みんなでやり遂げた仕事」感があると感じています。
タイでの暮らしは、東京に比べると足りないこともありますが、充分都会なので満足しています。タイだと私は「外国人」のフィルターが入っているためか、細かな人間関係の煩わしさがない感じで、居心地がいいんですよね。
(2024年9月時点)
「どこでも働ける」という感覚町山 百合香 / ディレクター, 2016年〜2022年までタイ在住
タイに行って一番よかったのは、視野が広がったこと。自分と全く違うバックグラウンドの人たちの生活をみたり肌で感じることで日本との差異を知り、当たり前だと思っていた多くのことが当たり前ではないということに気付くことができました。また、歴史的背景もあると思うのですが、社会的なシステムの変化のスピードが早いです。例えば、オンライン選挙にしても銀行口座のオンライン決済システム化にしても、日本だったら利権でなかなか進まないことが、むしろ日本よりも早く導入され、社会に浸透しています。
また、タイで働いたことで「どこでも働ける」という感覚が身につき、場所を変えるハードルが下がりました。新型コロナのパンデミックをきっかけに在宅勤務がメインになったこともあり、タイ以外にも、富山や台湾でサテライトワークをしていました。今は東京にいることが多いのですが、いつかはどこかに移住したり、拠点を移したいと思っています。
(2024年9月時点)
所在地
バンコクオフィス
Monosus (Thailand) Co., Ltd. True Digital Park, Griffin Building, 14th Fl. Unit 1403, 101 Sukhumvit Rd., Bang Chak Sub-District, Phra Khanong District, Bangkok 10260 Thailandアクセス
バンコク市街からお越しの方
BTSスクンビット線プンナウィティ駅から徒歩7分
空港からお越しの方
スワンナプーム国際空港から車で30分