MONOSUS

山口・周防大島

山あいの緑豊かな自然の中に佇む、趣のある木造建築。

オフィスについて

周防大島は山口県の東南エリア、広島県にも近い瀬戸内海にある島で、瀬戸内海では淡路島、小豆島に次ぐ3番目に大きい島です。
本州とは約1kmの橋でつながっており、島内まで車で移動をすることができます。岩国空港からオフィスまで車で1時間ほどです。

緑豊かな山々と青い海のコントラストが美しい、高台から見た絶景の風景写真

2017年に副社長・永井が両親の実家のあるこの地に移住を決めたことがきっかけでつくった周防大島オフィス。築150年の永井の実家を、元からある柱や床などを生かしつつリノベーションし、宿泊施設も兼ね備えたサテライトオフィスとなりました。

窓から光が差し込む明るいキッチン。作業スペースも広く、快適な空間です。

参考記事

副社長・永井智子のサテライトオフィス生活はじまりました
副社長・永井智子のサテライトオフィス生活はじまりました
周防大島サテライトオフィス工事(ほぼ)完了! 築150年古民家の、ビフォアアフター
周防大島サテライトオフィス工事(ほぼ)完了! 築150年古民家の、ビフォアアフター

働き方、暮らし方

永井 智子のプロフィール写真です。小さくはじめられる風土永井 智子 / 取締役副社長, 2017年より周防大島勤務

引っ越して来たころはものめずらしさもあって、「ジムでの運動の替わりに草刈り」「テレビの代わりに家庭菜園の野菜を見に行く」「〝姿のまま〟の食材を調理」みたいな生活をしていたけれど、ひととおりやってみてからは、野菜はスーパーでも買っているし、魚は懇意になった魚屋さんに捌いてもらうしで、東京とそんなに変わらない暮らしをしています。

確かに、風景は自然がたくさんあるし、目の前には海が広がっているけれど、仕事とか生活とかは、そんなに変えなくてもいいんじゃないかという気がしていて。周防大島で働くメンバーも、夜はゲームしたり、3センチのネイルをしたり(笑)。田舎といっても、そういうのは変わらないんですよね。田舎らしい暮らしをしたい人はもちろんできるし、便利な暮らしを変えたくない人は田舎でも変えなくてもいいと思っていて。

あと、東京だと、すでにある仕組みの中でどう動くかみたいな部分がすごく大きいけれど、ここだと縛りが少ない感じがして、新しいことをはじめやすい環境がある。例えば、東京で新しいお店をやってみようとすると最初に何百万円もかかってしまうけれど、こっちだとお金をそれほどかけずに始める方法があるし、ダメだったらちょっと変えてまた試してみることもできて、失敗のリスクが少ないと思います。島の高齢化が進んでいてさらに観光地なので、労働人口に対して消費者の割合が多い、と言うのも失敗しにくいひとつの要因で、ひと家族が生計を立てるぐらいの小商いを作りやすい。

大概の人は、本当にやりたいことなんて見つけられていないんじゃないかな、と思っていて、私もその一派です。それなら、まわりから求められることをやった方が成功率が高い。そういう求められる環境みたいなのが、田舎の方があるなと。やりたいことが見つからない人もここだと自分の居場所をつくりやすいかもしれません。居るだけで肯定されますし(笑)。私が知っている人たちは、何かを始める時、誰かにお伺いを立てる必要もなく、自分のできる範囲で小さくはじめている。勝手にはじめて、続けたければ続けて、違うなと思ったら別のことをまたやってみる。それを周りはあたたく見守っているという周防大島の風土が性に合っている気がします。
(2024年9月時点)

山本 侑也のプロフィール写真です。「きゅうりいるか?」のご近所付き合い山本 侑也 / コーダー, 2021〜2024年 周防大島オフィス勤務。2024年〜現在代々木勤務

オフィスから徒歩2〜3分のところに住んでいたので、通勤の感覚は大きく変わりました。周防大島だと人が少ないから、店員さんもすごく喋りたがるし、居るだけで話しかけられるし、ご近所付き合いは多いですね。夏に道を歩いていると「きゅうりいるか?」と声をかけられたり、採ったみかんを会社に持って来てくれる人もいました。

あと、周防大島のメンバー同士で、持ち回りでお昼ご飯をつくるお昼の会みたいなのを週1か週2くらいでやっていました。他の拠点からメンバーが来ると、バーベキューをしようと提案したりして、多分どこの拠点よりも迎え入れは手厚かったと思います。そういうのを始めやすかったです。
(2024年9月時点)

山田 真綺のプロフィール写真です。暮らしがすぐ近くにある山田 真綺 / ディレクター, 2022〜2024年 周防大島オフィスで勤務。2024年〜現在代々木勤務

周防大島オフィスでは、仕事の相談をしているといつの間にか生活の相談になったりして。生活環境がみんな似ていて、暮らしがすぐ近くにある感じがします。

会社と家の距離がかなり近くて、ちょっとした休憩時間に家に物を取りにいったり、お昼ご飯を家で食べたり、なんならちょっと昼寝してから戻ったり。代々木ではできない働き方がいろいろあります。8時半に起きて、9時にはもう会社に座っていたので、睡眠時間はだいぶ確保できていました。

あと自分でつくるしかないから料理もよくしていました。東京にきたら全然自分でつくらなくなりましたが(笑)。
(2024年9月時点)

田中 優香のプロフィール写真です。日常に挟まるプチイベント田中 優香 / ディレクター, 2022年〜2024年 周防大島オフィスで勤務

神山ものさす塾を卒塾した後はモノサスタイランドに入社し、その後地元に戻りましたが、縁あって周防大島で勤務することにしました。

周防大島では仕事の合間に、役場での手続きや車屋さんに修理の相談、ご近所さんに会って野菜をもらったりとプチイベントが日常的に挟まるようになったのが、タイでの生活と変わったなぁと感じる点ですね。

定期的に川の掃除や山の落ち葉を拾ったりする地域清掃があって、この前参加したときに「ここのびわの木は知り合いのものだから、いつでももいで食べていいよ」と言われた時は衝撃でした。地域清掃の参加は必須ではないのですが、マンパワーが必要で、地域にお世話になっている感謝の意も込めて、できるだけ参加しています。
(2024年9月時点)

近隣のつながり

鮮やかなピンクと白の色合いのサンゴのクローズアップ。丸みを帯びた形状と細かいポリプが特徴的。

地家室園地

サテライトオフィスのある地区には、世界最大規模といわれるニホンアワサンゴの群生地があります。「海の花束」と呼ばれることもあるというニホンアワサンゴは、季節や水温によってさまざまな色に見えるそう。周辺地域の自然や生態について学びつつ、実際にアワサンゴを見学することができます。
モノサスの社員旅行では、この施設を拠点に実際に海に生息しているアワサンゴを見に行くツアーも開催されました。

山口県大島郡周防大島町地家室709-4TEL:0820-80-4020公式Webサイト新しいウィンドウで開きます
広々とした芝生と、そこに建つ白い家々。背景には緑の山々が連なり、自然豊かな場所であることがわかる写真。

GUESTHOUSE HOSHI-KAZE tateiwa

目の前の海、島の温泉、そして夜空に広がる星空を満喫できるゲストハウス。個室やドミトリー、テント泊も可能で、さまざまな目的で利用することができます。目の前にはビーチが広がり、思いっきり遊んだ後は宿泊者が無料で利用できる近くの温泉でのんびりしたり、敷地内のバレルサウナを楽しんだり。東京からの移住者の管理人さんが、星空観賞や焚き火などの楽しみ方も教えてくれます。モノサスの社員旅行でも、大変お世話になりました。

山口県大島郡周防大島町東安下庄579-1TEL:0820-77-0815公式Webサイト新しいウィンドウで開きますInstagram新しいウィンドウで開きます
テーブルに置かれたカンボジア料理のセット。スープ、卵とじ炒め、手羽先、そして小鉢に入った料理が見える。

島のカンボジア料理 O-KUN

人気のカンボジア料理店。米粉の麺とあっさりしたスープの「クイティウ」や鶏肉と生姜の「サイモアン丼」などの本格的なカンボジアの味から、高菜チャーハンやマーボ豆腐などのいつものお昼ごはんまで、いろんな場面で行きたくなるお店。カンボジア出身のリムさんが、大島弁と笑顔で迎えてくれます。周防オフィスから一番近い飲食店なので、メンバー個人で行くこともあれば、他拠点のメンバーが来た際に一緒にご飯を食べることもあります。

山口県大島郡周防大島町外入1606TEL:0820-80-4045Instagram新しいウィンドウで開きます

所在地

周防大島サテライトオフィス

〒742-2923 山口県大島郡周防大島町地家室809-4