オフィスについて
代々木駅、新宿駅から歩いて10分、住宅街の一角にあるオフィス。
元は戦後駐在した米軍将校用の家で、後に建築デザイナーのアトリエ兼住居として使われていたこのオフィスは、モノサスの本社です。
エントランスの左にパン屋さん(パン屋塩見)、右にドーナツ屋&レストラン(FarmMart & Friends / CIMI restorant )が並び、その奥に社屋の入り口があります。

2007年に「部室のように使いたい」と入居したこのオフィスでは、天窓のカーテンを自分たちでつくって取り付けたり、執務室を増やすために備え付けの棚を外して机をつくったり、業務用のキッチンで料理をしたり、退勤後はバーカウンターでお酒をつくったりと、自分たちでカスタマイズが可能になっていて、モノサスのDIY精神のルーツとも言える場所です。
参考記事
働き方、暮らし方
テレワークと出社のバランス松永 悟 / フロントエンドエンジニア, 2014年より代々木勤務
大体週2回、少しでも外に出たいと思って出社しています。制作だけで言うと家の方がはかどりますが、出社することで人とコミュニケーションもとれるし、オフィスじゃないとできないこともあるので、そのバランスで対応しています。
子どもたちは中学生や小学生になり送迎もないので、在宅の日の朝は少し家事をやったらすぐ仕事に入り、夕方6時になったら家族とご飯を食べるために一度仕事を切り上げて、残務があったらそのあと取り掛かる感じです。
自宅作業の日に打ち合わせが多いと、家族の生活時間と被ってストレスに感じる時もありますが、基本はフルフレックスとテレワークのおかげで家族と過ごす時間が増えて助かっています。
代々木勤務でよかったなと思うところは、美味しいものがあるところ。FarmMart & Friendsでよくコーヒーを買ったり、開発中のドーナツを試食させてもらったりすることも。あと僕はあまり参加できてないのですが、居酒屋ものさす(月1でオフィスで開催される親睦会。MONOSUS社食研のメンバーが料理の腕をふるう)で美味しいご飯をいただけます。
(2024年10月時点)
子育てと仕事のリズムづくり香取 玲美 / セールス担当, 2008年より代々木勤務
今は週3回出社で、出社の日は10時半くらいから仕事を開始して、午後4時半から5時の間には会社を出て、保育園のお迎えに行きます。以前は出社するとみんなでお昼に行ってましたが、最近はみんな在宅勤務なので、子どものお弁当の残りを詰めたものを机で食べることも多いです。そうすると自席に居っぱなしになっちゃうので、気分転換によく、ドーナツとコーヒーを買いに行きます。
通勤時間はどうしてもかかってしまうけど、電車に乗っている間にいろいろ調べ物とかできるんですよね。家にいると家のことが気になりますが、出社すると家のことを忘れて、自分の時間になるという感覚はあるかもしれません。新人さんに会えたり、雑談して盛り上がったり。ちょっとですけど、そういうのがいいなと思って出社しています。
ただ家に帰ってから少し仕事をしないといけないので、夕食が遅い時間になって、子どもたちが寝るのも遅くなっちゃうから、朝をもっと早めていい生活リズムをつくるのが、今の私のテーマです。
(2024年10月時点)
自分で決める柔軟な働き方望月 千里 / 本部, 2023年より代々木勤務
本部の仕事はオフィスにいないとできない業務も多いので、週4出社、週1在宅で働いています。元々そんなに朝が得意ではないので、ちょっとゆっくりめに出社することが多いです。基本的にはカレンダー通りに働くことが多いのですが、平日に行きたいイベントがあったら代わりに土日に出社するとか、中抜けや早上がりさせてもらったりすることもあります。もちろん業務優先ではあるのですが、事前に相談すれば調整できるので、フルフレックスを活用して柔軟に働かせてもらっています。出社時間も自分で決められたり、代々木の静かな住宅街を駅から歩いて来れるので、通勤もあまり苦にならないです。
代々木のオフィスは最初に来た時、オフィスっぽくないなと。木の香りがすごく印象的でした。陽の光が入ってくるのもいい。これまでのオフィスのイメージがガラッと変わりました。それと自社で運営している FarmMart & Friends がオフィスの表にあるのも、どんな人がきてどう活用されているのか見えるので、いち社員としてもいち利用者としてもいいなと思います。
将来的にはどこかに移住したいと漠然と思っていて、この間サテライトワーク制度をつかって2週間神山にプチ移住してきました。京都にサテライトオフィスがつくられる過程にも興味があって。住みたい場所があって業務と両立できるようであれば、そういうのもいいなと思っています。
(2024年10月時点)
社内メンバー、お客さん
全国のつくり手とのつながりも富田 理子 / FarmMart & Friends 店長, 2024年より代々木勤務
お店が水木休みで、金曜日から火曜日まで働いています。オープン前の10時から、クローズが午後6時半なので7時ぐらいまではお店にいて、事務作業とかあればその前後でやって、大体9時くらいに帰宅します。家に帰ってご飯をつくるというのはあったりなかったり。疲れていても、お店に届いた野菜をちょっと食べてみようかな、と料理することがあります。
元々は九段食堂をはじめ、他の店舗をぐるぐる回っていたので、あまり代々木に来ることってなかったんです。FarmMart にきてからはオフィスに誰かしらいるので挨拶できたり、ドーナツやコーヒーを買いに来てくれるので、社内メンバーとのコミュニケーションが増えました。お客さんとも直接お話できる機会も増えて、一緒にお土産を探したり、小さいお子さんがいる方とは「今日も頑張ってね」と一言二言話したり。地元の常連さんとのお付き合いもたくさん増えました。隣のパン屋塩見さんとも、ドーナツやパンを交換したり、かぞくのアトリエさんではクリスマスのワークショップをやらせていただいたりというご近所つながりもあります。
場所としても、人が多すぎずほどよい代々木の感じがいいなと。今は楽しくやってます。
(2024年10月時点)
近隣のつながり

パン屋塩見
代々木オフィスのエントランス左手には、薪釜でパンを焼く「パン屋塩見」があります。店主の塩見聡史さんは、Food Hub Project のかまパンの立ち上げにも参加し、「いつもの食パン」を開発してくれたモノサスに縁が深い方。パンのメニューはカンパーニュと食パンのみというシンプルなラインナップですが、日々生き物のように変わるパンの味わいは店内の黒板で紹介されています。ちなみに薪釜は塩見さんのDIY。お店の外に積まれた薪の山も圧巻です。パンへの愛に溢れた薪釜パンをぜひご賞味ください。
東京都渋谷区代々木3-9-503-6276-6310Instagram
かぞくのアトリエ
かぞくのアトリエは、代々木オフィスから歩いて3分。親子で参加できるさまざまなワークショップが開催され、子どもと遊んだり、親同士で交流したり、休憩できるコミュニティサロン(親子支援センター)です。モノサスとは都会で稲を植えるワークショップを開催したり、FarmMart & Friends とクリスマスワークショップを企画いただいたりしました。親子で代々木に来られる方におすすめの場所です。
東京都渋谷区代々木2-32-503-6276-5521公式Webサイト
CIMI restorant
FarmMart & Friends の営業後、夜の時間に営業される CIMI restorant。モノサスの関連会社 Richsoil が運営しています。「CIMI」は「地味」にかけ、その土地の味や、滋味深いという意味を込め、「restorant」は、「restaurant(レストラン)」の ”au”を ”o”に変え、「restore(回復)」の意味を持たせたのが名前の由来。人と地球環境の健康を回復するためには何を食べていくべきかを考える実験の場でもあります。メニューは、野菜・豆類・穀物からなるプラントベースの料理がメイン。そのほか、鹿肉や牡蠣など、日本の自然環境における課題解決の役割を担った食材も登場します。シェフ・ともさんの滋味深いお料理と、おいしいワインをお楽しみください。
東京都渋谷区代々木3-9-5080-1110-7786Instagramその他、代々木周辺のご紹介記事
所在地
代々木オフィス
〒151-0053 東京都渋谷区代々木3-9-5TEL 03-5308-1510FAX 03-5308-1511アクセス
総武線 / 山手線「代々木駅」西口より徒歩7分
都営大江戸線「代々木駅」A1出口より徒歩7分