WEATHER:Cloudy
HUMIDITY:86.92%
関東は梅雨明け秒読み。都内でも30℃を超える猛暑日が続いています。夜になっても気温が下がらず、湿った空気は重く、夏が来た!という高揚感より、ついに来てしまった...果たして今年も夏を乗り越えられるのか?と、恐れているところです。私の周りでもすでに熱中症になった人がいたり、思わぬところに危険が迫っているのでどうかみなさん無理をせずにお過ごしください。
そんな暑さにも強いキクラゲは、今日も元気に育っています。このキノコの強さを見習いたいものです。今回は、そのキクラゲについて少し深掘りしていきます。
キクラゲと聞くと、やはり中華料理!私もキクラゲを食べるのが大好きです。コリコリの食感がなんともいえない満足感を与えてくれます。五目あんかけには少ししか入っていないので、いつも大事に一つずつ味わって食べています。
しかし、私が以前働いていた原木椎茸の栽培現場では、キクラゲなどは雑菌扱いでした。むしろ、繁殖したら厄介者で少し警戒されていたようにも思います。モノの価値とは立場によってガラリと変わってしまう、そんなことを目の当たりにしたのを記憶しています。
雑菌と言われるには、本来育てたいキノコの成長を妨げたり、栄養を奪ってしまう、など理由はいくつかあります。中でもキクラゲは強い菌と言われていて、適応できる温度の幅、過酷な環境を生き延びる力と、旺盛な繁殖力がポイントです。
実際に育ててみて、その強さを実感しています。他のキノコであれば、暑さにやられてしまったり乾燥させてしまうと回復できないことが多いですが、生長過程で一度乾燥してしまったキクラゲでも、その後にたっぷり水をあげることで回復したり、暑くていられないような場所でもキクラゲはへこたれずに日々生長を続けています。むしろ寒い時期にはなかなか育たない夏のキノコです。
暑過ぎるような環境でも耐えられるけれど、水がとっても重要。山では、いつも枝の下側、つまり水が垂れてくる方向にキクラゲが育っているのを見かけます。説明はいらないですね。以前にも書きましたが、キノコはとても正直な生き物だということをあらゆる場面で学びます。
みなさんも気になるであろうキクラゲの栄養成分ですが、カルシウム・鉄・カリウム・ビタミンD・食物繊維(不溶性/水溶性)が多く含まれています。あるところでは、雑菌呼ばわりのキクラゲですが、その魅力は奥深いです。
KINOKO SOCIAL CLUBで販売しているMushroom Grow Kitで育てられるのは「アラゲキクラゲ」(荒毛木耳)という種類のキクラゲです。名前の通り、細かな毛が特徴的です。その特徴をよく捉えるかのように育ったキノコを写真に撮りましたのでご覧ください。KSCのWebサイトにて、育て方やポイントを掲載しています!
こちらは以前、山梨で見つけた野生のキクラゲ。(アラゲキクラゲではなさそうです)

