2016年09月

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木曜日の投稿

永井 智子
投稿者:永井 智子
(取締役副社長)

2016年09月29日

丁寧に、ひとつずつ、出来ることをやりきりたい。「また一緒に仕事したい」と思われるディレクター、大藪博幸。

今月のMVP

永井 智子
投稿者:永井 智子(取締役副社長)

今月のMVP受賞は、いくつものBtoBコーポレートサイト大型案件でリピート発注をいただいている、クリエイティブ部の大藪博幸です。
通常、一度大きなリニューアルをすると、数年はそのまま使用することが多いBtoB業種のコーポレートサイト。そんな中で、ダントツのリピート受注を誇る大藪の残した成果と、それを支える仕事ぶりをご紹介します。
 

「大藪さん、ご指名で!」

先日、大きな案件がひと段落し、次の案件に向けて、お客さまとの親睦会(@ビアガーデン)を行いました。
そこでのお客さまからのひとこと。

「次の案件も絶対大藪さんでお願いします!えっ?何なら指名料いりますか!!(笑)」

そんな嬉しいお言葉をいただきました。

決まった「正解」があるわけではないディレクションという業務では、1つの案件が終わった時には、ディレクターの頭の中は、ああすれば良かったかもしれない、こんな風にもできたかもしれない、と、反省や改善点ばかりがグルグルと巡るもの。

だからこそ、制作を受託している我々にとって、お客さまからのリピート案件の依頼は、何よりうれしく、誇りを持てる瞬間です。それもご指名で!ディレクションという、カタチに見えづらい部分で大きな評価をいただけたことを、大藪自身が誰よりも感じたことでしょう。
 

目指すのは、お客さま自身が自慢できる仕事

「お客さまが喜ぶ仕事をする」

簡単に使われることも多いこの表現ですが、仕事で実践するのは、言葉でいうほど簡単ではありません。

仕事としてWeb制作を受託するからには、タイトな納期や、限りある予算はつきもの。お客さまからのすべての要望に応えられないこともあります。そんなときの、外してはいけない要望と、お断りしたり代替案で対応したりしなくてはいけない要望の見極め。

また、担当となったお客さま自体も気づいていないような、「お客さまのお客さま」であるエンドユーザのことも考えなくてはならないし、BtoBコーポレートサイトであれば、広報、人事、営業、開発、製造現場など、直接のお客さまであるWeb担当部署以外の方からの見え方も配慮が必要です。時にはWeb制作の発注に不慣れなお客さまからの指示を、言われた通りに実現したほうがいいのか、違った形の提案に変えたほうがいいのかの判断。
その時々のディレクターの対応によって、最終的に完成し運用を始めてからのお客さまの「喜び」を、どれだけ最大化できるのかは非常に変わってきます。

大藪は、目の前の担当者様のことだけを考えるのではなく、その先にいる、様々な人のことを同時に考えています。
時には担当者様の気づかなかった箇所を、Webの視点から提案したり、お客さまの意見をよく聞いて、その奥にある本来の意図を伺ったり。丁寧な小さな積み重ねで、お客さまと「向き合う」のではなく、「同じ方向を向いて」Web制作の指揮をとっています。
だから、大藪の仕事の成果は、そのままお客さま自身の成果に直結し、お客さまからの信頼を勝ち得ていくのでしょう。

そうして、大藪は、お付き合いの長いお客さまを増やしています。
 

登ってきた階段と、これから登る階段

そんな大藪ですが、もちろん最初からディレクターとして順調にやってきたわけではありません。
今だから笑って振り返れますが、お客さまに机をたたいで怒鳴りつけられたリ、社内の制作陣と子ども同士のように声を荒げて喧嘩したり、あるときは、大藪自身が「もうやってられません!」という捨て台詞を残して、会社を飛び出したり。

そんな大藪が、お客さまからの信頼を勝ち得て、社内社外の制作スタッフや営業担当者からも一目置かれる存在になれたのは、ひとえに大藪の絶え間ない努力のたまものだと思います。

「ある大きな失敗をした時から、できることは何でもやろうと思った。」

受賞のことばの中で大藪自身からも語られた、彼の仕事に対するスタンス。誰よりも遅くまで仕事をし、丁寧に1つ1つのことに取り組みます。気になるところや不安なところは特に、これでもかというくらい準備に余念がありません。

ある案件でディレクターとして初めてのケースに遭遇したとき。打ち合わせの準備で、「お客さまがAと言ったら、Bと答える、Cと言ったらDと答える・・・」という想定質疑応答を、数限りなく用意して、フローチャートのようにシミュレーションしている打ち合わせメモを作っていたことがありました。

その中には、絶対にありえない質問や、的外れに思われる想定も多く、何もそこまで、と脇で見守っていて思いました。しかし、いざ打ち合わせで、準備していた何十通りかのうちの1つの質問が来たではありませんか!大藪は、昨晩必死に調べていた内容を、あたかも最初から知っていたかのようにすらすらと自信をもって答えています。
その瞬間、「この人に任せておけば大丈夫」という信頼のまなざしに変わったお客さまの表情を、今でも忘れることはできません。

自分のスキルや経験がまだ足りないと思っている部分に対して、徹底的に準備する。自分がやれることは全部やる。そんな大藪の普段からの見えない努力の1つ1つが、お客さまに伝わり、今回のMVP受賞につながりました。

そして、大藪の受賞のことばは、頼もしいような、小憎らしいような言葉で締めくくられました。

「今は、どうやって次のMVPを取ろうかと考えています。」

MVP受賞が決まったのは、ちょうど、大藪にとって少しの背伸びが含まれた、新たなチャレンジとなる案件のキックオフミーティングの直後でした。
大藪はその日、もうすでに次の自分のステージを見すえていたようです。

MVP受賞コメント

ディレクターは、どんな風に仕事をすればよいのか?
決まった形や、正解はあまりないと思っていて、今でも悩むことや不安になることはたくさんあります。
だからこそ、自分ができる良いディレクションって何なのか、自分なりに模索し続けてきたつもりです。

今回、お客様や社内のみなさんから評価をいただき、少し照れつつも、また一つ自分なりの良い仕事の形が発見できて大変嬉しく思います。

「失敗したけど、次の成功に繋げよう」
そんな前向きなスタンスでいつも支えてくれる永井さん。
思い出すと、ゾクっとするような失敗談もありますが… どんな時でも自分を前に向かせてくれました。
そんな支えもあり、ここぞと言う時に踏ん張ることができ、これまで色々と成長できたと実感しています。
ありがとうございます。

この先、まだまだ新たな経験や試練はあると思いますが、1つ1つ良い結果を出せるよう、日々努力を続けていきたいと思っています。

大藪 博幸

 

この投稿を書いた人

永井 智子

永井 智子(ながい ともこ)取締役副社長

モノサスの取締役副社長です。東京タワーの見える家に憧れ、川崎から、国分寺、本郷を経て目黒までたどり着いたはずが、ひょんなことから山口県に住むことになりました。人生何が起きるかわからない、だけどどこもが住めば都。 「どう生きるか」から仕事や住む場所を選ぶのもいいけれど、今いるところを居場所と決めて、生き方、考え方、性格だって変えていってもいいんじゃない?

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