こんにちは。コーディングファクトリー部ディレクター・コーダーの田中です。
	今日の代々木散策マップでは、インドカレーの「ガンジー(Gandhi)」をご紹介したいと思います。
	と、言いつつも。実は私、このお店にお邪魔するのは初めて。都庁前・ワシントンホテル地下1階という立地は、モノサスからはちょっと遠いんです…。
	それでも、オフィス街という場所がらもあって、ランチタイムには入店待ちの行列ができるほどの人気店。
	マーケティング部の龍田をして「今まで食べたインドカレーで1番おいしい!」と言わしめるほどの「ガンジー」のカレーには、モノサス社内にもファンが多く、毎週1度は通うスタッフもいます。
	いったい「ガンジー」の何がそうさせるのか?その人気の秘密を探るべく、足を延ばしてみました。
	 
スタッフの親しみやすい人柄が魅力
	モノサスから文化服装学院の前の横断歩道を渡り、ワシントンホテルへ。
	この日は編集長・中庭と、セールス部の香取も同行。なんと、このお店には、香取のご主人・ラッキーさんの妹さんもお勤めなのだとか。
	さらにさらに、香取とご主人が出会ったのも、こちらの姉妹店。
	聞けば、モノサスの社員には昔から「ガンジー」のファンが多いようです。
	そんな、モノサスと縁の深いお店に初訪問とあって、私もわくわくしてきました。
	
	お店の前に積まれた「ナンフラワー」に、軽くカルチャーショック。
	いそいそと地下へおりていくと、おそば屋さんにラーメン屋さんなど、たくさん飲食店が並んでいます。
	この日は昼過ぎまで会議だったので、もうおなかはぺこぺこ。いますぐにでも目に入ったお店に入りたい気持ちを我慢して、奥にあるインドカレー「ガンジー」を目指します。
	そして、お店の前に到着。
	ずらっと並んだ料理見本には、どれも大きなナンがセットになっています。これは満足できそう!
	いやしかし、そこは料理屋の看板です。いわゆる「理想と現実マジック」がここでも発動するのかも。一旦慎重に参りましょう。
	「いらっしゃいませ!」
	店内に一歩踏み込むと、聞こえてきたのは明るい声。
	スタッフのサービルさんが、ニコニコと出迎えてくれました。
	
そんなサービルさん、香取のご主人・ラッキーさんと同じく、カメラを向けると嬉しそうにポーズを決めてくれます。もちろん、カメラを受け取っての自己チェックも欠かしません。
そんな風に店内の写真を撮らせてもらっていると、シャッター音に誘われたのか、厨房の中から、休憩室から、スタッフの皆さんがぞろぞろと集まってきました。
	
	ううーむ、本当に写真に写るのが好きなんですね…!
	その様子が可笑しくて、思わず笑みがこぼれます。
	 
	働くひとのおなかを満たす
	本格カレーのランチメニュー
	早速メニューを開き、吟味。
	しかしここは初訪問のお店。まずはスタンダードな「日替わりランチ」からいくべきでしょう!
	
	「料理を持ってくるときの写真も撮らせてください!」とお願いしたときも、快く引き受けてくれました。それどころか、自らポーズを提案するサービスぶり。
	日替わりランチは900円。この日は水曜日、メニューはシーフードカレーでした。
	このお盆(お皿?)からはみ出した大きなナン!看板に偽りなし、疑ってすみませんでした。
	
	日替わりのカレーとナン・ライスがセットになった日替わりランチ。この日はシーフードカレー。
	インドカレーと言えば辛いイメージがありますが、このシーフードカレーは海老の風味のきいた、まろやかな味。
	そこにタマネギのピクルスのピリ辛がいいアクセントになって…もう、ナンをちぎる手が止まりません。
	
	大きな柔らかいナンを、これまた大きくちぎって、カレーをたっぷりと。
	「いつも、ちょっと辛めにしてもらう」という香取のオーダーは「温玉キーマカレーセット」、略して「OK」!
	いつもの辛めのカレーに、温泉卵とたっぷりのチーズが、食欲中枢を揺さぶります。
	お値段は980円!日替わりランチとほぼ変わらない値段で、贅沢な気分が味わえます。納品後のご褒美ランチにいいなあ…。
	
	時間とともに溶けるチーズ、いいタイミングで温玉を割り混ぜて…。至福です。
	こちらは中庭の選んだ「ベジタリアンセット」1000円。ほうれん草・豆・野菜のカレーに、ナンとライス、サラダまで。
	ちょっと奮発するだけでこんなに豪華に!それに野菜がたっぷりなので、カレーでありながら、体にも優しそう。案件打ち上げで飲み過ぎた翌日、お祝い気分の延長戦ランチにぴったりです。
	
	1000円でボリュームたっぷり「ベジタリアンセット」!栄養もたっぷり。
	 
	創業(約)35周年
	「ビジネス街・新宿」で働くひとに愛される店
	
	インタビューに答えてくださったマリヤム(Maryam)さん(左)は、メイクやファッションの大好きな女性。香取さんの旦那様・ラッキーさんの妹。サービル(Sabir)さん(右)は「ガンジー」で働いて11年目。インドに残してきた二人のお子さんに会える時を楽しみに、今日も笑顔で接客中。
「ガンジー」は創業から約35年(このあたり、若干アバウトとのこと)。新宿の働くひとに愛されてきました。
	ランチとディナーの営業で、カレー以外のメニューも充実。ソファ席の座り心地が良くて、取材時にいらっしゃった、ランチワインを嗜む紳士が羨ましく見えました。
	店員さんは話しかければ笑顔で応じてくれますし、何度もコップに水を注ぎに来てくれます(笑)。
「お店で働いている人はだいたい知り合いか親戚。スタッフ同士の紹介で来てもらうんです。だから働きやすいです」
私には飲食店の経験があるのですが、ある講習でこんな話を聞いたことがあります。
	「従業員の満足度が高い店は、お客様満足度も高い」。
	スタッフが笑顔で気持ちよく働けるお店では、自然とサービスもよくなり、自然とお客様も満足される。なにより、そんなお店の空気感が、リピーター獲得につながる、ということ。
	「ガンジー」のみなさんの仲の良い様子や、明るく出迎えてくれる温かい雰囲気は、とても居心地がいいのです。
	ここにリーズナブルな価格で本格的なインドカレーが楽しめるとあっては、たとえちょっと遠くたって、もう1度行ってみたくなるというものです。
	お昼時には行列になってしまうのも、うなづける…。
	「ああ、モノサスの人、よく来ますよ!昨日も来てたし。
	…でも、最近来ない人もいる。いつも二人で来るあの彼女たち、忙しいですか?」
	おお、お客さんの顔もちゃんと覚えてくれているんですね。
	安心してください。その二人にサービルさんの言葉を伝えたら、また行こう!って笑顔になっていましたよ。
私もまたお伺いします。今度はおやすみに、ランチビールを楽しみたい!
ガンジー
	東京都新宿区新宿3-17-21 第3ビル 2F
	tel 03-3352-8055
	11:30~22:00(L.O.21:30)
	ランチ営業、日曜営業(無休)
	食べログ