2018年05月

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月曜日の投稿

杉江 夏季
投稿者:杉江 夏季
(ディレクター)

2018年05月21日

やさしい味が生まれる場所。
カミヤマメイト作りのお手伝い
〜 Food hub Project 体験レポ 第一弾 〜

Food Hub Project

杉江 夏季
投稿者:杉江 夏季(ディレクター)

はじめまして。2018年4月より、プロデュース部に入社しました杉江と申します。ものさすに入社するに至った理由はいくつかあるのですが、そのうちの一つが「Food Hub Project(以下FHP)」への興味関心が強かったこと。「かま屋に行ってみたい!神山に行ってみたい!」と、上司でありFHP支配人の真鍋に伝えていたのもあって、なんとGW期間中に足を運ぶチャンスに恵まれました。

FHPのサイト(http://foodhub.co.jp/)で日々情報発信されているので、そこを読めばわかることもあります。ただ、その場に行かないと知り得ない空気感に触れたいという思いが強くありました。

とはいえ、ただ神山、かま屋に行って眺めているだけでは何も分からない。それなら実際にお手伝いしてみよう!スタッフの皆さんの日常に近いことを経験してみよう!とお手伝いをさせてもらうことになりました。
体験したこと、聞いたこと、思ったことを、徒然なるままにレポートしたいと思います。今回は、主にかま屋の看板商品、カミヤマメイト作りについてお伝えします。

ほんとうにシンプルな材料からできるカミヤマメイト

かまパンで販売しているカミヤマメイトは、自分たちで育てた特別栽培のお米と米ぬかを使ったお菓子。国産小麦に粗く挽いた米粉と米ぬかを加え、豆乳と米油でまとめてしっかりと焼き上げます。

カミヤマメイト作りは、使われなくなった給食センターが作業場です。機械などは元のままに置いてあって、入るのに少しドキドキしながら、奥で待つスタッフの方たちと軽く挨拶します。この日は、地元のお母さんおふたりと、FHPスタッフの料理係の中野さん(さとさん)と食堂係の笹川さん(あいさん)、かま屋のヘルプに来ていた大将と、私の計6名で、カミヤマメイトを作りました。

いくつか味の種類がある中で、今回はプレーン・阿波番茶・チョコチップの三種類を作るとのこと。材料の一覧を見ていると、共通して『地粉』という材料名がありました。地元で収穫された原料を元に、地元で製粉して作られた粉の総称で、ここでは小麦粉のことをそう呼んでいました。商品紹介のページにも書いてある通りの材料しかないことに、当たり前かもしれないけど、驚きを隠せなかったです。加工品には添加物が入っていて当然というのが、無意識に刷り込まれているんだなと思いました。

一緒につくる


米ぬかを練り混んだ状態の生地

「米ぬかが入っているお菓子なんて珍しいでしょう」と、微笑みながら作業を始めるお母さんたち。はい、お菓子の材料として使われるなんて、考えたこともなかったです。そんな穏やかな話しぶりとはうって変わって、攪拌された生地を丸める、伸ばす、切る、成型する… 一挙一動が、キビキビとしていて、とてもかっこいい。


作業台。木枠や、左奥の魚の骨のような道具は、手作りなんだそう

そのそばで成型されたものをチェックしていく、さとさん・あいさん。焼いて崩れる可能性のあるものを間引いては、生地を再び練り直して、また一から成型し直すという作業を繰り返します。傍目からしたら同じように見えてしまうけれど、作るのに携わり続けているからこその選別眼なのだなと思いました。


等間隔にポツポツと穴をつけていく作業。なかなか難しいのですが、さとさんはいちばん好きな作業なんだそう。

途中「お茶でも飲んで一息ついて」と言われ、やっと目線が作業台以外のところに向きました。いつの間に淹れてくれていたのでしょう。思っていた以上に作業に集中していたようです。
お茶を頂きながら、焼く作業も同時並行で進んでいたことにも、このタイミングで気づく私。オーブンが開くと漂う、ほんわりとした甘い香りに包まれ、思わず鼻の穴が反射的に広がってしまいました。

合間に、さとさんが「そういえばこの前教えてもらった○○、すごくよかった〜」というような何気ない会話を、お母さんたちとしていたり。元FHPのスタッフだった方が材料を届けにきてくれた際に、一緒に来ていたお子さんを見て「大きくなったねぇ」と、お母さんたちが目を細めてやさしい眼差しを送っていたり。
仕事の範疇だけに留まらない関係を垣間見たような気がして、ほっこりとした気持ちになりました。

手づくりだからこそ、感じるもの

作業も終盤にさしかかった頃、第一弾の焼きたてを試食をさせてもらいました。まだ熱を持っていて、口の中でほろっと崩れる。ぷちぷちとほくほくが共存する素朴な味わい。自分がお手伝いしたものが形になった喜びも相俟って、食べながら、少しウルっときてしまいました。


焼きたてのカミヤマメイトちゃん。ちゃんを付けたくなるくらい、愛着もひとしおです

そのあとの予定の関係で、お手伝いを完遂させることは出来なかったのですが、翌日以降「私がお手伝いしたもの出ているかな〜」と、かまパン&ストアで並べられているカミヤマメイトたちを、さりげなくチェックする日々を過ごしたのは、言うまでもありません。
地元のお母さんたち、さとさん・あいさん、素敵な体験をさせて頂き、ありがとうございました!

明日は、農園をお手伝いした様子をレポートします!

この投稿を書いた人

杉江 夏季

杉江 夏季(すぎえ なつき)ディレクター

よく道を訊ねられます。もちもちしてるもの×粒あんの組合せを愛して止みません。デジタルマーケティング関連の会社を経て、ものさすにジョインしました。ディレクターですが、あだ名は「P」です。

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