2018年07月

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月曜日の投稿

ものさす編集部
投稿者:ものさす編集部

2018年07月23日

「来てくれてありがとう」。
旅行委員がふりかえる タイへの社員旅行

ものさす式 DIY

ものさす編集部
投稿者:ものさす編集部

4月に実施した社員旅行。
旅の直後にまとめたレポート記事(編)でもお伝えしましたが、今回の旅は4泊6日のタイへの旅でした。

日本からは代々木と周防大島、神山、大阪のメンバー、あわせて27人が参加。途中からはモノサスタイランド(モノタイ)メンバー18人も加わり、総勢45人のなかなか大所帯の旅となりました。
バンコク、カオラック、シミラン諸島、カオソックと移動の多かった今回の旅。大人数での旅のため、ちょっとしたトラブルもありましたが、それぞれにタイを楽しんで帰ってきました。

モノサスの社員旅行は、旅の計画を委員が中心になって進めます。今回の旅に向けて準備をすすめたのは、3人の社員旅行委員(田中・川口・濱端)。実は今回の旅は昨年の秋の予定でしたが、流れ流れてこの春になりました。約一年近くかけて準備をすすめた社員旅行委員。今回は紆余曲折があった旅の裏側を、委員を終えた3人に聞きました。

紆余曲折、一年弱。
国内案から、タイでモノタイとの合同社員旅行に

ーー 社員旅行、お疲れ様でした。今回の旅は、そもそもどうしてタイになったんですか?

田中
昨年の6月くらいから、秋の社員旅行はどこに行こうかという話がはじまりました。はじめは箱根という案もありましたね。

濱端
そうそう。一番はじめは箱根に日帰りというのも考えてました。

川口
僕は北海道で美味しいモノを食べたいと。海外は正直、いやでした(笑)


約一年近く社員旅行委員を務めた(左)田中(中)川口(右)濱端

田中
濱端さんが飛行機が苦手で。

濱端
飛行機、乗れないわけではないんですけど、ほんとうに苦手なんですよね。

田中
2人はいやそうだったけど、私ははじめからタイに行きたいって言ってて(笑)

ーー タイ行きはこの段階で決まったんですね。

田中
私がタイをごり押しして。タイ以外はいやっ!て押しました(笑)

濱端
タイに決まったあとは、タイでどういうことをしたいかをポストイットに書いてアイデア出しをしました。それで、はじめはタイの山奥のお寺に瞑想に行くことになったんです。かなり辺境の地。でも飛行機がなかなか取れなくて…。2、3ヶ月の間、飛行機の調整を主に川口さんがしてくれたんですが…。

川口
いろいろなお祭りがあるので、秋はタイのハイシーズンなんですよね。

田中
結局、秋には周年記念パーティーで神山に行ったりがあって、秋の開催は難しくなったんです。チケットがとれないって言ってる間に年をまたいでしまって。それなら、2017年と2018年の社員旅行をあわせて、長めの旅にしようということになりました。さらに、モノタイの社員旅行の時期とも重なり、合同開催になったんです。

ーー 今回の旅は、モノタイと交流を深めようという旅になったんですか?

田中
交流も大事ですが、みんなでリフレッシュしよう!というのが一番の目的になりました。
日程はこっちで決めるんですが、ホテルとかバンの手配など、現地の細々した手配はモノタイのほうでやってもらうことになりました。

こっちで調べてもわからないことはやっぱり現地をよく知る人にたよろうと。林さんとモノタイの町山さん、宮川さんに7割くらいやってもらっちゃいました。

町山さんが Google マップでいろいろな場所をピックアップしてくれて、それをベースにここがいいね、ここがいいねという感じでほぼ毎週、テレビ会議をしながら話し合って決めていきました。

川口
カヤックレースをして交流しようという話になりましたね。

田中
カヤックレースは意外と盛り上がりましたね(笑)
カオソック国立公園の湖でカヤックレースをしたんですが、向こうで一緒にルールを決めました。慣れない人はぐるぐるまわったり(笑)。

川口
やりたいことができることが内陸とか、離れ小島だったので、行き先は都会からちょっと離れた場所になったんですよね。

田中
今回行ったカオラックもカオソックもリゾート地だけど、まだあまり有名になっていないようなところでした。

時間に追われつづけた
現地でのアテンド

ーー 社員旅行の予定を発表すると、みんなの反応はどうでしたか?

田中
行く前のオリエンテーションでは海外慣れしてる人がいろいろ抜けている点を突っ込んできてくれました(笑)。
準備をちゃんとして、行けばなんとかなる!と思ってましたが、行ってからのほうが大変だったなぁ…。

濱端
旅行委員はみんなほぼタイがはじめてみたいなもので、知らないので(笑)

田中
私は海外に行ったことはあるけど、タイがはじめて。

川口
僕は12歳のころにプーケットに行ったことがあったけど、それ以降は海外が初で。

濱端
タイ行きの飛行機、みんなのラインのやりとりを見てましたけど、飛行機が1時間半く
らい遅れて、みんなてんやわんやしてましたね。

田中
出発の飛行機にはみんな間に合ったんです。
これまでの社員旅行でいろいろあったようだったので心配でしたが、集合時間はみんなばっちり。旅の間、集合時間はみんないつもばっちりで。でも私たちは行ってからが超大変。なんだったんだあれっていうくらい(笑)。

川口
追われてましたね。目的地に着いたら次の予定の確認、確認で移動時間。また目的地に到着したら次のところを確認して移動…。

田中
飛行機に乗ったことがそんなにないので、国際線のチェックイン、チェックアウトから初体験みたいな。旅行会社の人も飛行場までなので、タイに行ったら全部自分たちでしないといけなくて。

飛行機のなかで書くイミグレーションカードも知らなかったんです。私は幸い隣のメンバーに教えてもらいましたが、なかには知らない人もいて、みんなで書いたり。到着したら、どこから出ればいいんだ?となったり。とまどうことが多かった(笑)。

川口
現地の到着は2時間くらい遅れて、迎えのバンの時間の調整をお願いしていたのですが、なかなか来なくて到着早々やきもきしましたね。

田中
待ってる間も、トイレにいきたいとか、みんないろいろな要望があってああ、そうだよねって。

川口
行ってからじゃないとわからないことが多くて、事前準備のしようがない。
やることが限られていて、行き当たりばったりのような感じで行動しないといけないのが辛かったですね。

やっぱり、旅にトラブルはつきもの

ーー 一番大変だったことは?

田中
カオラックのホテルでチェックインする時に一部屋足りない!という事態がなかなか大変でした。モノタイメンバーに、日本メンバーとタイメンバーの部屋を別々に予約してもらっていたんですが、日本メンバーは一部屋たりなくて、タイの方は一部屋余っていて。

予約したメンバーは2時間後にくるので、同じ会社なんだよって言ってもなかなか状況を理解してもらえず。

川口
予約をとるときに、同じ会社だから融通がある程度きくかと思っていたんですが…。

ーー そういう問題が起こった時って、他のメンバーはどうしてたんですか?

川口
みんな協力的で。逆に大丈夫?と聞いてくれてました。

田中
海外慣れしてる人がいろいろ教えてくれてこれ大丈夫?ここではこうするんだよ、って、逆に声をかけてもらってました。

ーー 他にもトラブルは何かありました?

川口
トラブルはありましたね。
スマホ3台水没と、丸山さんの怪我。

田中
丸山さんが怪我したとき、みんなはシミラン島に行っていて。
私はカオラックに委員として残ってたんですよね。
2、3時間くらいシミラン島から帰ってくるのが遅れた時はほんとに焦りました。

川口
スピードボートのエンジンが故障したり、丸山さんがシミラン島で怪我して止血するのに時間かかったんです。

島に大きな岩があって、そこから海に飛び込む遊びをしていたんですけど、その岩を滑るときに何かに引っかかって手と足が血だらけに…
すぐに応急措置をして、遊んでいた島とは別の島のお医者さんに止血をしてもらいました。幸い、大変な怪我じゃなくてよかった。

田中
シミラン島って電波が届かないんです。
17時までに帰ってくるって言ってたのに、一向に誰も帰ってこなくて。
レストランの予約もあるし、心配していたんですが、17時ちょうどに、シミラン島に行ったメンバーから「ボートが故障して怪我人がでたので、2時間くらい遅れてます」
というメッセージがきて「えーっ!」と動揺しました。

私のイメージのなかでは、ボートが故障して、そのなかで怪我人がのたうちまわっているのか?ボートが動かない?えーっ!てなってたんですけど。そんな深刻な事態ではなかった(笑)

川口
縫わなかったけど、血が止まらなくて。
病院に付き添って、向こうの看護師の人と「ワクチン打つのか?」「打つけどいいのか?」「これくらいお金かかるよ」などをスマホで翻訳しながら英語でやりとりしたんですが、貴重な経験でした。

田中
あとスマホの水没がいくつか…。
シュノーケリングをしているときに、うっかりそのまま海に入ってしまった人が数人。

一人はカヤックレースを応援中に、立ち上がった瞬間にスルーっと水深40メートルのところに落ちて。宿の人はもう30台くらい落ちてるよって(笑)。吉永さんはちょっと泳いでとろうとしてましたね(笑)
トラブルはあっても、みんな楽しんでくれていたかな…。

川口
楽しんでもらえるかが不安でしたね、一番。

田中
みんな無理してないか?みたいな。

一年間の委員を通して、それぞれが得たもの

ーー 委員のみんなは楽しめましたか?

川口
正直、全部を楽しむのは難しいけど、景色とか食べ物とか普段触れないものに触れたときの感動は忘れられないですね。でも、半分は常に気が張ってた感じでした。

田中
ずっと明日もあるからってお酒も控えてて。最後の日は飲みましたけど(笑)。

ーー 社員旅行委員を終えて、何か気づきなどありましたか?

濱端
行きたかったなぁ。
(※濱端は今回、急遽やむを得ない事情で参加ができなかった)

田中
カオソックで叫びましたよ。濱端さーん!って。

川口
みんな残念がってましたよ。

濱端
行ってからが自分の仕事と思っていたので。
みんながリラックスできるよう、いかに率先して酔おうかと(笑)。
そこにかけてたんですけどね。

準備期間で印象に残ってるのは、川口さんの細かさ。すごいなって。
それまで接点なかったんで、社員旅行委員をやってないと、川口さんがどういう人か知らないままでした。すごい頼り甲斐のある人だと思いました。
仕事にも通じますが、改めて細かくスケジュールを見ていくことの勉強になりましたね。

田中
経理関係の細かいところは、ほぼおまかせしてしまって。

川口
2人は結構、オリエンテーションなどでみんなにしゃべってくれたので。僕はそっちが苦手なので、裏方でカバーしようと思って。そうだ、さっきお金の精算が全て完了しました!

田中・濱端
おお、お疲れ様でした!

川口
予算はみんなで組んで、予算内でおさまりましたね!

田中
今回委員をして、意外と海外に行ってもいけるんじゃないかという自信にはなりましたね。すんごい不安だったんですけど。自分で考えても行けそうって今は思います。

川口
なかなか飛行機のチケットとれなくて大変でしたが、タイじゃなくても、自分で旅を組んでいけるんじゃないかって、確かに思えるようになりました。

あと、これまではあまり会社の行事の委員をやったことがなくて、他部署の人と一緒に何かをやることがなかったんです。会社のことをあまり知らなかったなって気づきました。

一年間、他部署のメンバーとコミュニケーションとったりと、会社の行事に深く携わることで、会社との距離が一歩近づいたなって思っています。それが、今回自分にとって一番得たものかと思います。

ーー 会社との距離が近づいたんですね。

川口
一回はやったほうがいいなと思います。
仕事とは少し違う角度から会社と関わると、意外なところで皆さんの性格が垣間見えたり、お金のやりくりや流れを知るので、そういったことを学びながら会社のことを以前より知ることができました。

田中
私は今回、委員としてタイに行って一番思ったのが「全然逃げ場がないな」ということ。逃げ場がないというとちょっと大げさかもしれませんが、自分たちが「最終地点」ということを日々実感していました。

タイに行っちゃうと、状況を説明できるのが私たちだけなんですよね。だから、30人くらいが私たちにいろいろなことを確認にくるし、そうすると、こっちとしてもあとがない。プレッシャーを感じると同時に、みんなの表情が見えるんですよね。

あんまり普段は気にしていないんですけど、あの人ちょっと嫌そうな顔したかな?とかあの人楽しそうにしてるな、とかあの人は疲れてる?とか。一人一人がどういう状況か、顔がすごく見えてきて。全員が気分よくなるにはどうしたらいいだろう?って向こうではずっと考えてましたね。

そういう、あとがない、自分たちしかいないっていう状況がとても勉強になりました。
そして、こういう立場になるといいわけが全然きかない、ということも痛感しました。

だから、上に立つ人って大変だなって。引っ張る人、リーダーになる人ってこういうのが日常なのか、と思い知りました。これからの仕事の関わり方も考えていかないといけないな、と。

やっぱり、我々委員を信じてついてきてほしいじゃないですか。
それでこそ、旅行って成立するし。すごく勉強になりました。

心から思った「ついてきてくれてありがとう」

川口
行ってくれた人にも、ありがとうって、感謝の気持ちですね。

田中
そう、ついてきてくれてありがとう。ですね。
結構みんな楽しんでくれて。
「楽しんでくれてありがとう」とか、絶対嘘だろうって思ってたんです。
そういうのは、言わなきゃいけないから言ってるだけだろう、くらいに思ってたんですけど、
今回は、本当に、楽しんでくれてありがとうだなって心から思いました。
ああ、よかった〜って。

濱端
そんなことを聞くと、ますます行きたかった…つらかったなぁ。

田中
帰ってから、体調不良の人がでたときは、自分も体調崩してましたが、ほんとうにごめんなさいと思いました。今はほんと、みんな来てくれありがとうという気持ちでいっぱいです。でも、次回は国内もいいかな(笑)


委員が中心ではあるけれど、さまざまな条件が重なり、モノタイメンバーをはじめ、他のメンバーの力も借りながら計画が進んだ今回の旅。そんな旅を経て、委員メンバーが得たものは、思いがけない気づきのようでした。

慣れない海外の旅を率いることで、さまざまなことにとまどいつつも、自信も生まれました。「来てくれてありがとう」と心から参加したメンバーに言いたい。そんな気持ちで旅を終えられたことが何よりの収穫だったのかもしれません。

次回の社員旅行は来年。どんな旅が作られていくのか、これから楽しみです。

この投稿を書いた人

ものさす編集部

ものさす編集部(ものさすへんしゅうぶ)

ものさすサイト編集部です。メインは2名。「正直な今」を伝えるべく、日々ネタを求めてアンテナ発動中。たのしそうな気配を感じたら、どこでも飛んでいきます!

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