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28
Aug,2018
龍田 祥拡
投稿者:龍田 祥拡
(マーケティング部 部長)

2018年08月28日

今月のMVPは、 「弊社代表」大藪博幸です。

今月のMVP

龍田 祥拡
投稿者:龍田 祥拡(マーケティング部 部長)

こんにちは。マーケティング&セールス部(以下MS部)の龍田です。

毎月、全体会議で発表される月間MVP。今月は、MS部の大藪博幸が受賞しました。

7月に公開された食品メーカーの Webサイトリニューアルプロジェクトの活躍が評価されての受賞でした。

大藪は、この案件にプロジェクトマネージャーとして参加。
これまで、大藪はディレクターとして、多くの案件で中心メンバーとして活躍してきましたが、今回は、大藪にとって、そしてMS部にとっても、はじめてのプロジェクトマネージャー体制での案件でした。

2018年、MS部をあげての変化

Webを取り巻く環境は日々変化を繰り返しています。それに合わせて、Web制作の進め方や制作体制も変化をさせる必要があります。

昨今の Web制作は、「マルチデバイス対応」「UI/UXの重視」「システムとの連携」「テクノロジーの進展」「クリエイティブの多様化」等々…制作における個別領域が深化し、更にそれが重なり合い、複雑化しています。

従来のプロジェクトの進め方では、多くの課題が出てきていました。

そこで、これまでの「ディレクターをハブとした制作」から、「プロジェクトマネージャーの下での全員野球体制」への移行を試みることにしました。

ディレクターとプロジェクトマネージャーは、どちらも、プロジェクトの中心であることに違いはありません。

では、何が違うのか?

ディレクターは、企画・設計をした制作物を通して、Webサイトを制作・完成させていきます。

プロジェクトマネージャーは、企画・設計をするメンバーを通して、Webサイトを制作・完成させます。

案件全体の方向性や基準(品質・時間)を示して、企画・設計は、各専門メンバーに任せる。そして、そのメンバーと共にプロジェクトをマネジメントし、Web制作を進めるのが、プロジェクトマネージャーの役割です。

本案件が、この体制で取り組む最初のプロジェクトでした。その先陣を切ったのが、大藪です。


MVP受賞時の大藪(左)

「弊社代表」としての自覚

今回が新しい制作体制でのはじめての案件でしたが、お客様としっかりとした議論をすることができたこともあり、非常にいい Webサイトを制作することができました。

皆がはじめてのことをやりながら進んだ今回のプロジェクト。大藪もはじめてのことに戸惑う場面もあったと思いますが、試行錯誤をしながら、終始前向きに取り組んでいました。
なんか目の色が変わったというか、肌ツヤがよくなったような感じです。
明らかに、去年までの大藪とは違う姿でした。

恐らく、今回の案件が始まる時に、本人的に何かのスイッチをいれたのだと思います。
自覚と覚悟をもって、お客様・メンバーと向き合っているように感じました。

そして公開後。お客様と打ち上げを行なったのですが、すごく盛り上がった楽しい会でした。
その翌日、大藪がお客様にお礼のメールを送っていました。

そこに「弊社を代表してお礼を申し上げます」という文章が書かれていたのです。

「弊社を代表」だなんて、そういうことを言うタイプではなかったので、驚きましたが、まさにこの文章に大藪の自覚と覚悟、そして変化が表れているように感じました。
恐らく、一緒に仕事をしたプロジェクトメンバー全員が感じたのではないでしょうか。

今回のプロジェクトでは、Webサイトの品質は非常にいいものになりましたが、効率面やコミュニケーション面など、新しい課題や改善点も多く見つかっています。

新しく始めたプロジェクト進行・体制なので、まだまだ未完成です。
大藪を中心に、MS部のプロジェクトの形をつくっていってほしいと思っています。

MVP受賞コメント

今回、初のディレクター兼プロジェクトマネジャーということで、正直なところ、自分がどういった対応をすればよいか?と不安を残しつつ案件はスタートしました。
ただ、不安があるからこそ、それに恐れず、「何があっても前向きにいこう」という気持ちはいつも以上に持っていたと思います。

案件が進むにつれ、困難もありましたが、自分が悩んだ時は他のメンバーに相談してフォローしてもらったり、他のメンバーが大変な時は自分ができることや良い対処方を考えたりと、振り返ってみると助け合いの連続でしたね。(どちらかというと自分のほうが助けられてましたが…)

Web 制作では案件によって進め方が違うし、自分では難しいことやわからないことも当然出てきます。そんな時は他のメンバーに頼ったり、素直にヘルプを出すことが最善策に繋がることもあると思います。
誰か一人が悩んだり、負担を抱えることなく、メンバーみんなで案件を進めていく意識が大事だと、今回の案件を通して改めて感じました。

お客様にも恵まれました。
案件の中盤以降、お客様側で連日チェック対応や原稿を用意していただいたりと、かなり多忙な時期もあったと思いますが、私たち制作側に合わせて遅れることなく予定通りいろいろと対応していただきました。

制作側がやればやるだけお客様もついてきてくださったというか、どんな場面でも「良いものを作る」という制作側と同じ気持ちで取り組んでいただいたことで、全体が良い方向に向かっていったんだと思います。
大変と感じることももちろんありましたが、それ以上に、「良いサイトになっていく」と楽しく喜びながら進めることができました。お客様に感謝です。

今回、部内ではじめてのプロジェクトマネージャー体制での案件ということで、私が先陣を切れたこと、そして良い結果を残せたことを大変嬉しく思います。
まだまだ課題はありますが、今回の経験を忘れずに、この先も「弊社代表!」と胸を張れるよう、努力していきたいと思います。

最後まで信頼してフォローしてくれたメンバーの方々に感謝します。

大藪 博幸

 

この投稿を書いた人

龍田 祥拡

龍田 祥拡(たつた よしひろ)マーケティング部 部長

兵庫県播州出身。祭りが盛んな地区で生まれ育ったので、祭り月(10月)はソワソワしています。バーテンダーの経験があり、社内イベントでは、いつもお酒係としてコキを使われています。マーケティング部の部長もやっています。

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